日本共産党の市田忠義書記局長は3日、NHK番組「日曜討論」に出演し、2013年度予算案や環太平洋連携協定(TPP)交渉参加問題などについて、与野党の幹事長らと議論しました。 補正予算成立の受け止め デフレ不況打開の要、賃上げ対策が何もない 番組ではまず、参院で1票差で可決された2012年度補正予算や、民主党などが提出し否決された修正案が議論になりました。 市田 (私たちは)補正予算そのものに反対しましたし、野党の共同の修正案にも反対しました。理由は、ムダな公共事業で借金の山をつくった公共事業頼みだという点が一つです。それから、景気対策と何も関係ないミサイル購入が含まれています。修正案も、この点にはまったく触れないものだったので賛成しませんでした。 補正予算には、デフレ不況の一番の原因である、働く人の収入が減り続けている問題への具体的な対策が何もない。わが党の追及などで、(安倍首相が)産業界