民主党は22日、全国幹事長・選挙責任者会議を開き、約3時間にわたり参院選敗北の総括や「党改革」について議論しました。冒頭、海江田万里代表は「安倍政権の暴走に対して歯止めをかけられるのは民主党しかない」などと訴えましたが、出席者からは逆に「安倍政権に対する対決軸を示せなかったのが敗因だ」と指摘され、前途の険しさが浮かび上がりました。 ゴタゴタやめて 海江田代表は、「暮らしを守る研究会」の設置や、参院選結果を受けての一部人事入れ替えを含む党本部新体制の発足(9月初旬)など、2015年春のいっせい地方選挙に向けた「党再生」「党改革」の方策を提起しました。一方、出席者からは「もう(党内の)ゴタゴタはやめてほしい。心を一つにして、党として国民のために行動するところをしっかり見せて信頼を回復すべきじゃないか」などの意見が続出。大畠章宏幹事長は会議後の記者会見で、「最終的には“がんばろう三唱”で心を一つ