レールに異常が発見されても長期間放置していたことなど、次々と発覚するJR北海道の安全無視の姿勢に国民の批判と怒りが広がっています。レールの不具合は大惨事にもつながる事態です。乗客の安全輸送にたいする自覚と責任が欠落しています。公共交通を担う資格が根本から問われています。なぜ同社の安全無視姿勢が放置されたのか。なぜ監督官庁の国土交通省はもっと早く対処できなかったのか。一連の事故・不祥事・トラブルの徹底解明を急ぐとともに、再発防止へ向けた抜本的な対策づくりは待ったなしです。 放置に弁明の余地なし もはやズサンというほかありません。JR北海道で相次いで明らかになってきたレール異常の放置問題です。19日に函館線で起きた貨物列車脱線事故の現場付近でレール幅などが基準を超えて広がっているのに1年以上も修復されていないことが判明しました。それを発端に点検記録のチェックを重ねたところ、レールの異常放置箇所
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