政治資金収支報告書を総務相に届け出している自民党国会議員(候補など含む)が支部長を務める政党支部45のうち、3分の2の30支部が「党費収入ゼロ」であることが、本紙の調べでわかりました。政党支部を名乗っているものの、国民の税金である政党助成金を受け取るための“財布”となっていることを示しています。 2013年分の同報告書と政党交付金使途等報告書を調べたもの。 政治資金収支報告書の「個人の負担する党費又は会費」の収入項目で、「金額」「員数(党費又は会費を納入した人の数)」を「0」と報告している政党支部は、片山さつき参院議員が支部長の「自民党東京都参議院比例区第二十五支部」、堀内恒夫参院議員が支部長の「同第十八支部」など30支部にのぼりました。 このうち、21支部は、1900万円、1700万円、1200万円など多額の政党助成金を受け取る一方、企業・団体献金も受け取っています。うち、企業・団体献金
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