米国が世界で引き起こすあらゆる戦争に自衛隊が参戦・軍事支援する戦争法案が、26日の衆院本会議で審議入りすることになりました。与党側が特別委員会でも早期の審議入りを狙うなか、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が21日、国会前で戦争法案反対の声をあげました。日本共産党の志位和夫委員長は同日、記者会見し、「徹底審議を通じて必ず廃案に追い込みたい」と表明しました。 「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が初めて行った戦争法案に反対する国会前集会は、参加者から「共同を広げ廃案に追い込もう」の声が相次ぎました。 日本弁護士連合会の山岸良太・憲法問題対策本部長代行は「阻止へ全力を尽くす」と語りました。「立憲デモクラシーの会」の千葉眞・国際基督教大学特任教授は「安倍首相はポツダム宣言も憲法も分かっていない。アメリカに自衛隊員の命を差し出すなど許されない」と批判しました。 同