戦争法案をめぐって国会が緊迫しているなか、日本共産党の志位和夫委員長は4日夜放送のNHKスペシャルに出演し、与野党代表と論戦を交わしました。志位氏は、「『憲法違反』が明瞭になった法案は、どんなに審議時間を重ねても『合憲』にはならない。まかり間違っても与党が数の暴力で通すことは絶対あってはならない」と主張し、戦争法案の撤回・廃案を強く求めました。(詳報) 無法な戦争への参戦 番組は冒頭、「安保法案は違憲か、合憲か」がテーマになりました。 志位氏は、(1)「戦闘地域」での兵站(へいたん)、(2)戦乱が続いている地域での治安活動、(3)集団的自衛権行使という、憲法9条を壊す三つの大問題を指摘。「5~6割の国民が『違憲』といっている法案を通すことは許されない」と強調しました。 志位氏は、集団的自衛権行使について、「最大の問題は、(武力行使の)『新3要件』を満たしているかどうかの判断が、時の政権の裁
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