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先日、首都ティンプーの紙漉き工房に行ってきました! 名前は「Jungshi Handmade Paper Factory」 ブータンの伝統的な紙漉きの技術は、日本のそれとよく似ているそうです。 ただ、ブータンの古くからの手漉き紙は以前は色・厚さなどが事務用に適しておらず、 事務用紙は輸入に頼らざるをえなかったそうです。 そこで、日本の優秀な紙漉きの技術を学びたいと、ブータンから技術支援要請がなされ、 1986年から、島根県の浜田市三隅町が、ブータンの紙漉きの技術指導に当たるようになりました。 以来、三隅町はブータンからの研修生の受け入れや、設備の贈呈などにより、ブータンの紙漉きに貢献してきたそうです。 詳細はこちら↓ http://www.city.hamada.shimane.jp/machi/kokusai/kaigaiyuukou/butan/bhutan.html で、そんな紙漉き
3月の半ばぐらいから、ブータンも春の陽気です。 町のいたるところで、人の背丈ほどの桃の木が、ピンク色の花をつけています。 道路の脇、民家の庭、山の茂み・・・。 あらゆるところに、ピンク色の花が点在して見えます。 足元には、クローバーやタンポポが咲いています。 とってもかわいらしい、のどかなブータンの春です。 さてさて、そんな中でも、ひときわ目を引くのが、 タシチョゾンと呼ばれるティンプーのお城の前にある、二本の梅の木。 タシチョゾンには官庁も入っているので、 私も仕事でちょくちょく行くのですが、 その目の前にある梅の木は、とても不思議です。 それが、これ。 そう、見ての通り、一本の木に紅色の花と白い花が両方咲いているのです。 初めて見たとき、「え!?」とわが目を疑いました。 どうなっているのだろう。 ひょっとして、接ぎ木なのかな? でも近くに寄ってみると、このとおり。 一本の枝から、紅と白
私は、ブータンではもっとも物質的に豊かな、首都のティンプーで暮らしている。 いまだ地方では電気がなく自給自足の村もあるブータンでは、 もうティンプーは「夢の町」である。 なんでもある!! 接続は不安定だけどネットはあるし、よく停電するけれど電気はあるし、 野菜もあるし、肉もある。 エアコンはほとんどないけど、小さなヒーターなら家電屋さんで買える。 スーパーではシャンプーもはみがきこも売っている。 なんだってあるよ! 飲みに行くと、よくおじちゃんたちなどはこのティンプーの様相について、 「ティンプーはモノに恵まれすぎている」 「若者の物質欲をかき立ててしまう」 などの不安を口にする。 そっかぁ。 ところで、私はチョコレートが好きです。 疲れたときなど、無性に食べたくなるし、おやつにつまむのも好き。 でもブータンでは、なかなかおいしいチョコレートが手に入らない。 おいしい、というのは、とびきり
昨日、ブータンの国王が、日本で地震の被害にあわれた方のために、 バターランプに火を灯して祈りの儀式をされました。 在ブータンの日本人が呼ばれ、国王、僧侶たちと一緒に祈りをささげました。 この儀式は、国王が日本の様子を知って、たまらなくなり、 とにかく日本のために祈りたいと思い、急遽開かれたそうです。 国王は、 「ブータンのような小国にできることは限られていますが、せめて、精一杯祈らせてほしい。 気持ちを強く持ってください」 とコメントくださいました。 国王は、地震が起きた日は、 ずっとテレビでBBC、CNN、NHKを観ていたそうで、寝れなかったとのこと。 「私たちは、いつも日本のために祈っています」 と。 また今朝は、首相をはじめ政府主催の祈りの儀式がありました。 日曜日にもかかわらず、首相、閣僚、次官たちが集まり、祈りをささげました。 首相はじめ、みなさんひとりひとりが握手をし、声をかけ
「ブータンに観光で行くとどんなホテルに泊まるの?」という質問をよく受けます。 そんなわけで今日はホテルを少しご紹介したいと思います。 まずその前に。 ブータンの観光はほかの国と少し違い独特の制度があります。 詳しくはこちら「ブータンって面白そうだけれど実際どうやって行くのよ、と思った方へ」 その中でも、特にホテルと関係ある点を挙げるとすると、 ブータンはホテルとフライトをとれば来れるというものではなく、旅行会社を通じてVISAなど旅を手配する必要がある*1 1日の公定料金(200ドル)を旅行会社に支払う必要がある。この中には、食事代・ホテル代・ガイド代・ドライバー代・車レンタル代など必要経費はすべて含まれる 通常のホテルはこの公定料金内で予約可能。一部高級ホテルは、アップグレードして追加料金払う必要あり といったことでしょうか。 ですので、下記で気に入ったホテルがあった場合、そこがVISA
年始は2週間ほど日本に出張しており、昨日ブータンに戻ってまいりました。 今日は久しぶりのブータンでの仕事。 今週は少し大きな政府のミーティングがあり、準備に追われている間に、 あっという間に時間が経ってしまいました。 そんな仕事の合間の、一番の楽しみがお昼ごはん! いつも職場のカフェテリアで食べています。 カフェテリアでは、日替わりランチ(野菜or肉)やおそばなどが食べれるのですが、 今日は日替わりランチ(肉)を注文しました。 今日の日替わりランチは、わりと典型的なブータンのごはん。 こんな感じです。 ブータンでは、お米をたくさん食べます。 「こんなに!」と思うほどのごはんと、味付けの濃いおかずの組み合わせがメインです。 ブータンのおかずといえば、「エマ・ダツィ」です。 チーズと唐辛子を煮込んだもの。唐辛子も野菜としてモリモリ食べます。 ブータンの人は、なにはなくとも、エマ・ダツィが大好き
さて、先日からずっと心に隠し持っていた、素敵なお知らせを発表できるときがきました!! その前に少し前ふりを。 よく、ブータンに興味があるものの来たことがないという方にお話を伺うと、こんな声を聴きます。 「ブータンってどうやって行けばいいのかわからなかった。 よく頼む旅行会社に聞いたけど扱ってなかった」 「ブータンって行きにくそうだよね。せっかくの休みだから、なるべく楽しめる時間を増やしたいので、ついつい近場や便利な場所に行きたくなる」 「いつかは行ってみたいとなんとなく思うのだけど。いざ行く場所を決める段階になると、やっぱりバリみたいな、行きやすい場所になっちゃう」 一番最初の、どうやって行けばいいかわからない、いつもお願いする旅行会社さんに聞いてみたけどブータンを扱っていなかったというお話。 この状況は、実はだいぶ改善しつつあります。 この前のエントリで紹介したように、ブータンはパッケー
今日みつけた、ダライラマのことば。 All of Bhuddha's teashings can be expressed in two sentences. "You must help others" And "if you cant't help, you should not harm others." HH the Dalai Lama ブッダの教えは、たった二つのことばで表せる。 「ひとを助けなさい」 と 「助けられないのなら、少なくともひとをきずつけてはいけない」 である。 ダライ・ラマ そんなブータンへの行き方はこちら
ブータン人はだれも気にも留めない、さりげない表示。 いいのですが。。。。 別に、いいのですが。。。。 こういう風に、表現するのですね。。。。。 別に、いいのですけどね。。。。 そんなブータンへの行き方はこちら
最近ブログやツイッターでブータンのことを書くようになり、多くの方から、 「ブータン面白そうだと思うのだけれど、観光で行かれるものなの?」 「どうやって行かれるの?」 などのご質問をいただくようになりました。 そういえば、私はブータンでのことは書いているものの、どうやってここまで来るのかてんで書いていなかったなぁと思い、 ここに少し書いておこうと思います。 まず、上記の質問への答えは、 「ブータンにはもちろん、観光で来られます!ただ手配の仕方などが少し独特です。 ブータン旅行を扱ってる旅行会社に直接連絡してみてしまうのが一番早いと思います!」 といったところです。 でもここでも少し、ブータン旅行の概要について、簡単に書いておこうと思います。 今日のメニュー - ブータン旅行の手配の仕方 ブータンへの行き方 ブータン旅行で独特なこと おすすめなブータンの楽しみ方 - 1. ブータン旅行の手配の
※この日記は「月収3万円でもJill Stuartのサングラス(1.5万円)を買うブータン人」の続きです 以前、友人たちのお金の使い方をみて、考えるところがあって、「月収3万円でもJill Stuartのサングラス(1.5万円)を買うブータン人」という日記を書きました。 自分の稼ぎをもとに買うものを考えるのではなく、ほしいものをポンポン買っていく友人たちを見て、 急にモノに関する情報が得られるようになり、目の前に実際にモノが並ぶようになったブータンの人たちは、 ひょっとして、目の前にあっても、買えないものがあるということを、知らないのではないか、と。 その後、これについてブータン人と話しているうちに、 あぁ、私が彼らの行動がよくわからないように、彼らには彼らの視点があって、彼らから見たら、私たちの行動はよくわからない 私は片側からしか、ものが見えてなかったなぁ と思い、ブータン人から見たと
昨日ティンプーの本屋さんで、素敵な本に出会いました。 「Gross Nartional Happiness of Bhutan」 ブータンの写真集なのですが、Happinessにまつわる、この国のキーパーソンたちの言葉が紹介されています。 Happinessといっても、いまいち何を目指しているのかわからないなぁ、と正直思うところもあったのですが、 GNHを提唱した先代国王や、いまの国王、それにダライラマやそのほか高僧などが語る、Happinessにまつわる考え方をみていると、 そうか、自分はこの国の幸せにまつわる考え方について、本当に浅はかな理解しかないんだなぁ、と感じさせられます。 短い言葉たちなのですが、身に染みるので、折に触れてご紹介したいと思います。 で、今日は、いまの国王の言葉をご紹介。 でもこれは、Happinessについてというより、この王様の、リーダーとしてのあり方について
ブータンって、雑貨とかあるの? どんなものがあるの? のお声におこたえいたしまして、今日は私の大好きな、ドドおばちゃんの手作り雑貨のお店をご紹介したいと思います。 首都ティンプーの中心地、時計台広場のすぐ近くに、ドドおばちゃんのお店はあります。 ここのお店には、ドドおばちゃんの手作り雑貨が並んでいます。 これが、ドドおばちゃん。初めて会っても、なんだかなつかしい気分がするおばちゃんです。 ブータンは民族衣装など布の文化が発達していて、ドドおばちゃんも、そのブータンの布を使ったりして雑貨を作ってます。(民族衣装の話はこちら「ブータンのお祭り - ティンプーのドムチェ」) こんなポーチとか並んでいて、かわいいです。 あと、こんな手作りアクセサリーもあります。 ピアスをかけている、竹製のわっぱみたいな入れ物は、ブータンの伝統的な工芸品で、チーズの保存などに使っていたとのことです(by ドドおばち
ブータンに来てから、ずっと違和感を感じていることがあります。 それは、ブータン人のお金の使い方です。 ブータンは、GNH(Gross National Happiness:国民総幸福量)を国の指標として掲げる、幸せの国として知られていますが、経済的な側面をみれば、貧しい国でもあります。 ブータン人の給料はどれぐらいかというと、だいたい三層に分かれていて、 農家・レストランなどの従業員:月収6千円-2万円程度 ホワイトカラー・公務員など:月収2-4万円程度 一部のお金持ち(大手旅行会社・建設会社経営者):月収数十万円。多い人は百万円以上 という感じではないかと思います。日本の10分の1ぐらいの感覚です。(ちなみに私はブータン政府の公務員であるため、2に含まれます。日本に帰るとお金がないです) 正直、格差は大きな問題です。特に農村部と都市部の経済格差は深刻です。農村部に仕事がない。でも格差の問
今日は私が所属する省のサッカーチームの、週末恒例、練習試合でした。 このチームがすごいのは、大臣がストライカーをつとめていること。 ちなみに大臣、46歳。 他のメンバーはだいたい30歳。 最初それを聞いたとき、 大臣が年よりの冷や水的に、しかもえらいのに参加して、みんなが気を遣い、 「さ、大臣どうぞ!」とパスをし、大臣がころころとシュートし、 ゴールキーパーがわざとそれを取りこぼし、 みんなで「よ、大臣!」とかいう接待サッカー的なものを想像していたのですが。。。 全然違いました。 大臣、だれよりも走ります。 試合終盤になっても、標高2500メートルのフィールドで誰よりも走る走る。 ボールとりに体ぶつけてく。 ゴール決める決める。 すっごいです。 ちなみに、下の写真で、空を大きく飛ぶボールを追いかけて走る一向。 一番先頭(一番右)を思いっきり走っている、水色のユニフォーム(アルゼンチンのユニ
ブータン人男性は、日本人に似ていますが、だいたい日本人よりずっとアグレッシブです。 草食系の真逆に位置しているのではないでしょうか。 これは文化の一環のようで、友人のブータン人に言わせると、 「少しでも素敵だと思う女性に対して、積極的にアプローチしないことは、相手への失礼にあたる」 とのこと。 結構、アプローチがいき過ぎて失礼にあたっていることも多々あるように感じるのですが、それはあまり気にしないようです。 さて、ブータンに来て早々に、飲み会で覚えた言葉があります。それは「MBA」。 ブータンは小国であるため、留学は盛んです。特に政府には、海外の有名大学院の修士課程以上を取得している人は多くいます。 にしても飲み会に参加すると、 「オレ、MBAだからさ〜!よろしく!」 「あはは、オレもオレも!!」 とやたらといるMBA。さすがに、あまりに多くないでしょうか。。。。 とポカンとしていたところ
さて、最近巷でどうも話題になっているようである、ブータンの夜這いについて。 (巷って、たとえばこんなところ⇒http://www.1101.com/tasogare_skirt/2010-10-28.html) 「ブータンには今でも夜這いがあるの?」 「男の子が女の子の意志をたしかめるためにナスやキュウリを渡すって本当?」 などなどいくつかの疑問をいただいておりましたので、今日はそれらに答えるべく、友人たちにインタビューをしてみました。 夜這いはすでに私の住む首都ティンプーではなくなっているので、地方出身の友だちに聞いてみようと2人に声をかけてみたところ、なんと2人とも夜這い経験者!夜這いは本当にあるのです。それぞれに夜這いってどんななのか、聞いてみました。 ※注:この記事は、民俗学的・社会学的な正確さを保証するものではなく、単なる私の友だちへのインタビューです まずは一人目。『いいやつだ
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