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猛暑に注意を
d.hatena.ne.jp/Syouka
TV | 02:32 | 楽しみにしていた大河ドラマ『坂の上の雲』が終わってしまった。このドラマはここ数年の大河ドラマの中でも質が高く、製作費も相当にかけたドラマだっただけに、非常に見ごたえがあった。しかし……最終回はちょっと残念だった。なぜかというと、バルチック艦隊撃沈後があまりにも駆け足だったから。ポーツマス条約にいたるまでの国際政治の駆け引きや、その後の日比谷焼き討ち事件、秋山兄弟の戦争後の変化などに、もう少し時間をさいてもよかったのではないかという気がした。 戦争継続が困難だったにもかかわらず、多くの日本国民が、なぜ賠償金を放棄してまで講和しなければならないのかと憤ったあたりも、当時のマスメディアのありかたとして、いろいろと示唆するところがあるように思える。連続ドラマは時間の枠があるから、しかたないといえばしかたないのだけれど、ちょっと時間を延長するとか、なんとかならなかったのだろ
雑記 | 02:34 | 東日本大震災の復興のシンボルとして、仙台市が中国からパンダを貸与してもらうことが決まったという。仙台にパンダを、野田首相が訪中で後押しへ (以下、引用)「野田佳彦(Yoshihiko Noda)首相は22日、近く予定されている中国訪問中に、東日本大震災の被災地・仙台市が中国に要請しているジャイアントパンダの貸し出しを中国側に働きかけたいと語った。 野田首相は首相官邸で、伊藤敬幹(Yukimoto Ito)副市長など仙台市の関係者と面会した。仙台市は被災した子どもたちを元気づけたいとして、中国大使館にジャイアントパンダの貸し出しを要請している。」 パンダがかわいい動物で、子供たちに人気があることは間違いない。それに私だって、被災地の子供たちに元気になってほしい。しかし、震災からの復興や元気付けのためにパンダを連れて来て、それに首相までかかわるというのは、違和感がある
雑記 | 02:04 | 2011年の世相を表す漢字として「絆」が選ばれたことを、今月12日に日本漢字能力検定協会が発表した。参考:http://www.kanken.or.jp/years_kanji/ 震災以降、絆という言葉が叫ばれたことは間違いないのだが、それについての批判をいろいろな人が書いている。代表的な例を挙げておこう。「時代の風:「絆」連呼に違和感=精神科医・斎藤環」―毎日新聞(以下、引用)「ピンチはチャンス」とばかりに大声で連呼される「絆を深めよう」については、少なからず違和感を覚えてしまう。絆はがんばって強めたり深めたりできるものではない。それは「気がついたら結ばれ深まっていた」という形で、常に後から気付かれるものではなかったか。つながりとしての絆は優しく温かい。利害や対立を越えて、絆は人々をひとつに包み込むだろう。しかし、しがらみとしての絆はどうか。それはしばしばわずら
TV | 01:53 | 楽しみにしていた大河ドラマ『坂の上の雲』が、ほぼ1年ぶりにスタートした。今回は、旅順総攻撃の迫力の場面が見所だったんじゃないでしょうか。司馬遼太郎の原作では、旅順総攻撃の指揮をとった乃木希典について、かなり批判的に描かれていたけれど、ドラマではそこのところがやや抑え目になっていた。実際の乃木希典は、司馬が書いたほど酷くはなかったという説もあって、どこに真実があるのかは難しいのだが、NHKのサイトに掲載されていた乃木希典を演じた柄本明の言葉が妥当なのではないかと思う。http://www9.nhk.or.jp/sakanoue/interview/より引用「司馬遼太郎さんの原作では、乃木のことを無能だとしてかなり辛辣に書かれていますね。ただ、乃木はとても人気があったので御輿として祭り上げられてしまった。断ることもできず、近代の戦というものがわからないまま、戦うしかな
雑記 | 01:17 | イギリスの大英図書館が、過去300年分の新聞データをデジタル化(OCR)し、新サービス、British Newspaper Archiveをはじめた。http://www.britishnewspaperarchive.co.uk/ このサイトでは、大英図書館が収蔵する新聞4000万ページを、オンラインで無料で検索することが可能だ。読むためには購入しなければならないが、こうした膨大なデータをデジタル化し、公開した姿勢は、評価したい。 参考記事:大英図書館が300年ぶんの新聞データを公開、検索・購入可能 今のところ British Newspaper Archive は、1700年代から1940年代までの記事が対象になっている。たとえば、「rights and duties」で検索すると、1711年から1945年までの膨大な記事が表示される。こうした膨大な資料が検索
雑記 | 01:57 | 今年1月のエントリーに、私は、今年こそ「地方の時代」幕開けの年かもしれない、と書いた。参考:2011年は「地方の時代」幕開けの年になるかもしれない「地方の時代」と言われはじめた1980年代から四半世紀近くたつが、ひょっとしたら今年こそ、「地方の時代」幕開けの年かもしれない そう考えた理由は、自民党から民主党に政権が交代したものの、民主党政治は迷走し、もはや国頼みではどうにもならないという認識が地方に広まっているようだったからだ。 そして、グローバル化が進む中では、全国均一の仕組みではなく、地域ごとの特色を生かしていくことが地域戦略の点で重要だと書いた。その格好の例が、2000年代に入って、北海道ニセコのパウダースノーがオーストラリアのスキー客を呼ぶ資源になったことだ。地域ごとの農産物、観光資源、産業などの特色を強みとして活かし、さらに世界でその価値が認められること
雑記 | 02:41 | 今日は、Google+で教えてもらった記事を2つ紹介したい。ひとつは、アメリカの成人のうち53%が、ソーシャルメディアが現代の若者に悪影響を与えていると考えているという調査結果。 有益だと考えている人は、20%にすぎない。 参考:http://pollposition.com/2011/11/15/53-social-media-harmful/http://tockydue.blogspot.com/2011/11/53.html ただし、29歳以下の回答者のうち、ソーシャルメディアが悪影響を与えると回答したのは46.5%。有益だと回答したのは、35%。若い世代のほうが、ソーシャルメディアの有用性を認識している。 また、2011年11月14日に米シスコが発表した調査によると、若手社員や大学生の多くが、職場でソーシャルメディア等を自由に利用できることを職業選択の際
雑記 | 01:43 | ・・・みずから先頭に立って新しい制度を導入すること以上に、実施に困難が伴い、成功が疑わしく、実行に危険が付きまとうものはないということである。 新制度の導入者は旧制度の恩恵に浴していた全ての人々を敵に回さねばならないから、そして新制度によって恩恵を受けるはずの全ての人々は生ぬるい味方にすぎないから。 この生暖かさが出てくる原因は、ひとつには旧来の法を握っている対立者たちへの恐怖心のためであり、いまひとつには確かに形を取って経験が目の前に姿を見せないかぎり、新しい事態を真実のものとは信じられない、人間の猜疑心のためである。(マキアヴェッリ『君主論』(岩波文庫)第6章より、ただし、読みやすいように改行した) なんだか最近、いろいろなところで、こうした現象を見る。旧制度の恩恵に浴していた人々は、はっきりとした既得権をもっているため、新制度のデメリットは明確であり、声が大
雑記 | 23:16 | 昨日、バターを買おうとスーパーへ行ったのだが、品切れで買えなかった。農水省によると、バターが品薄となっている理由は、昨年の猛暑や東日本大震災の影響で原料の生乳生産量が減ったことだという。参考:http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/c_gyunyu/110805.htmlhttp://www.maff.go.jp/j/chikusan/kikaku/lin/pdf/meguru_gyunyu.pdf農水省は今年8月に、バターの供給量を確保するため、緊急輸入に踏み切ったが、間に合っていないようだ。日本ではバターなどの乳製品には高い関税がかかっている。一定量を超えると、超過分には実質300%を超える関税がかかるのだ。 品切れが今年だけなら、大きな震災の影響があったから特別ということもできるが、バターの品薄状態は2008年にも発生した。
雑記 | 02:09 | 先日、「ジョブズ伝、電子書籍が紙と同価格! 出版社は電子書籍を普及させる気がないの?」という記事をブログに書いたのだが、電子書籍は紙の本より高くてもいいという意見と、出版社は電子書籍に頑張ってとりくんでいる、というコメントとブログ記事を拝読した。それらを読んで考えたのは、出版社に欠けているのは、やる気ではなくマネジメントだということだ。 1.電子書籍の価値は何だろう?電子書籍は紙の本より高くてもいいという趣旨のブログ記事を2つ拝見した。 電子書籍は紙の本より高くたっていい : akiyan.com(以下、引用)僕としては同じ価格でも全然オッケーですし、むしろ少し高くてもいいと思います。もちろん安いに越したことはないですけど、だって、電子書籍のほうがメリットが大きいから。あくまで僕にとってですけど、電子書籍で読みたい本はほとんどの場合、内容が目的なので、極端な話、読
雑記 | 01:59 | 昨日、気になったニュースがあった。「不要」と名付けられたインド人少女150人、一斉に改名届― AFPBB News 【以下、引用】【10月23日 AFP】インドで22日、両親に「不要」という名を付けられた少女100人以上が、女性差別撲滅に向けた運動の一環として、集団で改名を行った。インドの女性差別は、同国の男女人口比に大きな偏りを生み出している。 インド西部マハラシュトラ(Maharashtra)州で使われているマラティー語で「不要」を意味する「ナクサ(Nakusa)」と命名された女の子200人のうちおよそ150人が、サタラ(Satara)地区当局の主導で改名を実施した。 彼女たちが、「不要」などというありがたくない名前をつけられた理由は、「男児を望む家庭に生まれた2〜4人目の女児だったから」という。インドの地方部では、女性は結婚の際に新郎側に多額の持参金を払わな
雑記 | 02:04 | Steve Jobs作者: Walter Isaacson出版社/メーカー: Simon & Schuster発売日: 2011/10/24メディア: ハードカバークリック: 274回この商品を含むブログ (12件) を見るスティーブ・ジョブズが唯一認めた公式評伝となる「スティーブ・ジョブズ」(講談社発行、ウォルター・アイザクソン著)の発売を前に、日本での販売価格は紙と電子書籍版がほぼ同額で、他の先進国と比較しても高いことを日経新聞が報じ、一部で話題になっている。 参考:「ジョブズ伝」電子書籍でも登場 紙とほぼ同じ価格で (以下、引用)新刊は上下それぞれ1995円(税込み)。2冊に分けて販売するのは「我々が把握している範囲では日本のみ」(講談社)という。電子書籍版は「紙とほぼ同額にする」(渡瀬氏)と強気だ。新刊の上巻の発売日は24日、下巻は11月1日にずれ込むが、
雑記 | 02:44 | 以前、退職した元編集者のかたから、「演技的私小説」という言葉を聞いたことがある。私小説とは、作者が直接に経験したことがらを素材にして書かれた小説のことで、明治〜大正にかけての時期に確立した。本来的には、自分の生きざまを、ありのままに書いて小説が成り立つというのが、私小説の考え方。しかし、読者からすると、自分と同程度の経験を素材にされても、満足できない。もっと、刺激的なものが求められる。例えば島崎藤村が、姪との恋愛を書いたように。また、自分の経験を書いているだけでは、書くことがなくなってしまいかねない。 そこで登場したのが、小説を書くために、放蕩する、擬似恋愛する、あるいは破滅的な生き方をする、といった小説家たちだ。今日的にいうと、体を張ってネタを投入するということだろう。書くために不倫する、あるいは借金して放蕩するなど、こんなことをしては困るかもしれないと思いつつ
雑記 | 01:58 | 今日の茂木健一郎氏の連続ツイートを読んで、ふと以前読んだ、ポール・アンダースンの『脳波』(1951年)というSF小説のことを思い出した。 茂木氏の連続ツイートはこちら↓http://togetter.com/li/202899 要約すると、次のようになる。先進工業諸国の人々の平均知能指数が上昇し続けている現象「フリン効果」の1つの要因は、新聞、ラジオ、テレビ、インターネット等、新しいメディアが登場する度に、人々がより多くの情報に接しそれを高速で処理するようになったことで、脳の機能が高度化したためと考えられる、ネットは、多種多様な情報源に自分で能動的に接し、認識し、判断する必要があるため、脳はより総合的で批判的な思考をするように促され、より高度化するチャンスがある。 さて、『脳波』は、地球がそれまで捉われていた"力場"から開放され、地球上の全人類、全生物の神経伝達ス
雑記 | 02:10 | 資本主義や市場には、目的・倫理が存在しないと批判されることがある。つまり、儲けるためには人の道に反したことでもやりかねない、あくどい商人というイメージである。 しかし、見逃されがちであるが、共通の目的を持たなかったり、主義主張が反していたり、嫌いだったりする人とでさえ、共存して取引をして利益をあげることができるというのは、価格メカニズムを介して取引する市場の大きなメリットである。 たとえ口下手で偏屈な職人であっても、少数派の価値観の持ち主であっても、作ったものの品質と価格が見合っていてニーズさえあれば、市場で自分が作ったものを売ることができるのだから。(かつての共産圏への輸出規制や特定の国への経済制裁は、例外といえる。) そして価格という情報は、誰にでもすぐに理解できるものであり、言語が異なっても大きな問題はなく、市場は世界共通のものになり、一律の価格は取引にかか
雑記 | 02:13 | 昨日読んだfromdusktildawnさんの記事、「思考途中の記事を叩いてネットの最良の部分を潰してしまう人たち」には大いに共感した。(以下、引用)だれかが思考途中の未熟な考えを記事にして、それを読んだ人が「いやいや、それは違うだろう」とつっこみ、「いやいやいや、そもそも。。」とやってる、軽いやりとりは、緻密に組み立てられた難解な本や長文記事よりも、よっぽど多くの人に読まれるし、自分でものごとを考える力を養わせてくれる。(中略)だから、この知識のアクティブ化プロセスこそが、現在のネットの最良の部分の一つだし、そのプロセスがインターネット全体で公開されて行われているからこそ、多くの人がそのプロセスを通じてアクティブな知識を身につけることができている。 私自身も、至らないエントリーを書いた後で、有意義なコメントをいただいて自分の忘れていた知識を思い出したり、考えがま
雑記 | 03:06 | アップルが12日に開始した無料のクラウドサービスである「iCloud(アイクラウド)」において、音楽配信機能が日本では利用できないことが話題になっている。 iCloudを利用すれば、アップル社のコンテンツ配信サービス「iTunes Store」で購入した音楽を、パソコンでも、タブレット端末「iPad」でも音楽プレーヤー「iPod」でもスマートフォン「iPhone」でも、複雑な操作なしでオンラインで自動的に楽曲が配信され、楽しむことができる。音楽は家で聴くだけでなく、外出中にも聴くニーズがあるだけに、便利なサービスになるはずだったのだが、日本ではこのサービスは音楽に関しては利用することができない。 なぜそうなったかというと、日本で音楽ライセンスの管理を担う日本音楽著作権協会(JASRAC)と、金銭面や権利保護の条件などで、折り合いがつかなかったからだ。(以下、日経新
雑記 | 01:48 | 今日は、山田奨治氏の著作『日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか』に掲載されていた興味深いエピソードを紹介したい。なお、本書の全体的な感想については、別なエントリーを書く予定である。 日本では、CMは「映画の著作物」になっており、画像の権利は広告主、制作会社、広告会社に属し、音楽に関してはJASRAQの管掌になる。このほかに出演タレントの肖像権も存在するため、タレントの所属事務所も関係する等、権利関係が複雑に入り組んだ物となっている。 その結果、CMの管理を厳格に行うことには成功したが、過去のCMを誰もが自由に閲覧することはできない。もちろん、勝手にCMをネット上にアップするのも違法行為にあたる。日本のCMを研究しようと思ったら、権利保有者と個別に交渉するか、業界団体・全日本シーエム放送連盟に依頼する必要がある。著者は、学術出版物にCMの写真を掲載しようとして、メー
雑記 | 03:23 | GoogleがはじめたSNS・Google+は、FacebookやTwitterと比較すべきサービスではない。Google+は閉じたサービスではなく、Googleの他のサービスと連動させることが可能だ(今はまだ一部だが)。そしてGoogleの目的は、そこで得た情報を検索結果に反映し、検索を進化させることではないだろうか。 1.検索結果が変わるGoogle+を使い始めて少し経つと、Googleでの検索結果に「○○さんが共有しました」という文章とその人のアイコンが表示されるようになったことに気がついた。 ためしに、Googleアカウントからログアウトしてみると、ログインした状態とは若干違った検索結果が表示された。下の図は、ログインした状態で最近話題のiPhon4Sを検索した結果。1番目と3番目、4番目が共有したサイトになっている。 2.どのように結果が変わるのかGoo
雑記 | 00:15 | アップルユーザーではない私は、先日亡くなったスティーブ・ジョブズについて、特に個人的な思い出はない。彼の作った製品は、世の中を変えたと思うし、彼のいくつかのスピーチが素晴らしいことは間違いないのだけれど、それらについてはすでに十分語られているので、いまさら私が付け足すことはないと思う。 今日私が書こうと思うのは、ジョブズが自分の開発した製品NeXTの発表会に用意されていた生け花を「犬の糞」と言ったということについてだ。 以下、『ほぼ日刊イトイ新聞』「マイクロソフトの古川会長がやってきた。」より引用 「日本では、NeXTの発表会を、キヤノン販売がぜんぶおぜん立てして、NKホールで、素晴らしいステージをつくって、人間国宝級の人が素晴らしいお花をアレンジして。ところがリハーサルにジョブスが来て、壇上に置いてある花を見て、いきなり通訳を呼んだ。「この犬の糞を積み重ねたよう
雑記 | 01:16 | 先日のエントリー「日本でデモが少ないのはなぜか考えてみた」に、日本でもかつてはデモが頻繁に行われていたという指摘をいただいたので、団塊の世代の知人に、当時のデモをめぐる状況等についてインタビューしてみた。Aさんは、団塊の世代。関西の国立大学に通っていたころは、学生運動の闘士ではなかったものの、たまにデモに参加していた。当人いわく、「ノンポリ(「nonpolitical」の略)の普通の大学生」だったとのこと。 ■インタビューQ1 団塊の世代が学生の頃には多かったデモが、最近少なくなったのはなぜだと思うか?A 我々が学生のころは、「自分たちが行動すれば、世界は変わる」と信じていた。しかし、そうはならなかった。当時の経団連の会長が「あいつらはリンゴだ。一見赤いが、一皮剥けば白い」といったが、学生運動に参加していた学生も一部のリーダーを除けば卒業して就職し、企業戦士となっ
雑記 | 00:11 | 9月30日の英ガーディアン紙に、2011年トラベル・アワーズの「好きな海外の都市」第1位に東京が選ばれたことが報じられた。参考:http://www.guardian.co.uk/travel/2011/sep/30/travel-awards-2011-winners また「ヨーロッパ以外の好きな国」部門でも第1位に日本が選ばれている。ちなみに、ヨーロッパで好きな国の1位はスイス。 ガーディアンの記事では、日本は今年の3月に震災と原発事故に見舞われ、外国人観光客が激減したが、危機感を持ったホテルが宿泊費を半減したことで、旅行費の高かった東京が手の届くものとなり、観光客を集めたとしている。 「好きな外国の都市」第1位に東京が選ばれたのは、昨年に続いて2度目。大きな試練を超えて2度目の栄冠を獲得したことには、大きな意義があると思われる。 その後10月3日にもガーディ
雑記 | 00:40 | 先日、米動画配信サービスHulu(フールー)売却の入札で、Googleが最高落札価格をつけたことが報じられた。参考:Google’s Hulu Bid ‘In the Range of $4 Billion’Huluを落札した会社が判明?-映画.comBusiness Insider: Google, Dish Highest Bidders For HuluSchmidt: TV makers to adopt Google TV within 5 years−cnet Huluは、アメリカ合衆国カロサンゼルスに本拠地を置くインターネットでの動画配信サービス。You Tubeとの大きな違いは、Huluが大手メディア企業の出資で設立されたため、映画やテレビ・ドラマ、トークショーなど良質のコンテンツを多数配信している点。当初アメリカからしか利用できなかったが、201
雑記 | 02:44 | こんにゃくへの関税といえば、日本の農家を守るために不当に高く設定されているものの代表のようにいわれることがある。たとえば、今年2月の前原氏の発言。http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/diplomacy/491816/ (以下、引用)前原氏はコメや小麦などの関税率が高いことを挙げた上で、「こんにゃくなんて(関税率は)1706%だ。主要な産地は群馬県で、群馬からたくさんの首相が出ていることに(関税率の高さが)現れている感じがする」と指摘した。 1995年ころのこんにゃくの実質的な関税率は1706%だったが、現在の関税はそこまでは高くない。こんにゃくいもの関税は2,796 円/kg(こんにゃく芋は関税割当制度の対象で1次税率は40%、それを超えた分の2次税率が2796円/kg))。2005年ころの関税率は914%
雑記 | 02:57 | 昨日から一般公開されたGoogleのSNSであるGoogle+(グーグル プラス)を利用してみた。 まだ試していない機能はたくさんあるのだけれど、今日は投稿を中心に使ってみて個人的に「へぇー」と思った、やや細かいことについて、備忘録代わりに書いてみたい。以前から利用している人にとって新しい内容はないが、連休中に使いはじめた人にとっては、多少は参考になるかもしれない。 1.友達を探すTumblrをはじめたときは、プロフィールも書かずに、よくわからないまま画像を投稿してみると、地球の裏側から反応があって驚いたのだけれど、Google+ではそういうことはない(少なくとも私の場合)。まずは、友達や知り合いを探して、フォローしたり・されたりしないことには、話にならないと思う。もともと情報共有のためのものなのだから、当たり前といえば当たり前なのだが。 そして活動するにあたって
雑記 | 02:49 | TED*1に、興味深い講演がアップされていたので、今日はこれについて書きたい。 マーク・パーゲル「言語能力が人類に与えた影響」http://www.ted.com/talks/lang/jpn/mark_pagel_how_language_transformed_humanity.html(※BLOGOSさんへ もしこのエントリーを転載するのであれば、埋め込みコードを貼り付けて、再生できるようにしてください。)「生物学者マーク・パーゲルは「どうして人間は言語という複雑なシステムを発展させたのか」という問に対して面白い学説を紹介します。言語は一種の「社会的技術」であり、そのおかげで原始人たちが「協力」という新しい強力な道具を手に入れることができたと彼は主張します。」(TEDのサイトより) TEDの動画には日本語字幕もついているので、できればご覧いただきたいのだが、
雑記 | 23:53 | 今日は、内田樹氏のブログ「情報リテラシー」と一連の議論を読んで、考えたことを書きたい。 内田氏は、これまでの日本ではマスメディアによる「情報平等主義」が達成されていたが、ネットの出現と新聞の劣化でそれが崩れ、情報の二極化が進行していることに対して、「新聞によって」情報平等社会に戻すべきと主張している。 これに対して大西宏氏は、誰もが情報を発信できるようになり、情報選択の主導権が発信側から受け手に移っていく流れは、もはや新聞社といったひとつのメディアに止められるわけがない、とする。参考:情報格差を埋めるのは新聞?それは無理な注文です また、佐々木俊尚氏は、情報の不平等(不均衡)が起きていることには同意するが、「新聞によって」平等社会に戻すという選択肢はあり得ず、われわれは自分自身で情報強者になるべく武装し、移行期を生き延びることが必要なのではないか、としている。参考
雑記 | 02:05 | The Economistに、グローバル化と技術革新によって、大卒者の仕事が海外に流出しやすくなっているという記事が掲載されていた。原文:「Angst for the educated」日本語訳:「高学歴者の苦悩:大学は出たけれど・・・」 (以下、引用)「大卒という学歴はもはや、経済的な安定を与えてくれない。・・・(中略)・・・先進国のエリートたちは次第に、彼らより少ない給料でより一生懸命働く新興国のエリートと競争せざるを得なくなっているのだ。・・・(中略)・・・プリンストン大学のアラン・ブラインダー氏は、これまで大卒者が伝統的にこなしてきた仕事の方がむしろ、給料の低い仕事より海外に流出しやすいと言う。配管工やトラック運転手の仕事はインドにアウトソースすることはできないが、コンピュータープログラマーの仕事なら可能だからだ。」 以前読んだトーマス・フリードマンの『フ
雑記 | 01:47 | 鉢呂経産大臣が失言で辞任した。失言とされた発言は、2つある。ひとつは、8日の視察後に福島第一原発周辺を「死の町」と表現したこと。2つ目は、記者懇談の中で、不適切な発言をしたこと。 ひとつ目については、福島原発で事故がおこり、周辺には高濃度の放射性物質が積もっていて、人がいない状態になっているのだから、私は、「死の町」という表現が、それほど不適切とは思わない。それよりも、なぜ「死の町」になったのか、これからどうするのか、今後どうすれば再発が防げるのか、こうしたことについて経産大臣としてどう取り組んでいくか、それについて報道すべきである。 2つ目については、いまひとつ真相がはっきりしない。毎日新聞では。次のように報じている。(以下、引用)「8日夜の鉢呂経産相と報道陣の主なやりとりは次の通り。 Q (福島第1原発の)視察どうでした? A やっぱり、ひどいと感じた。(記者
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