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大阪万博
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あれこれ私が以前勤めていた書店は、同系列チェーンが近くに大規模店を出店した関係でこの夏に閉店した。今の職場での同僚のひとりが、閉店した店の近所に住んでいて、月に数回程度のペースで来店していたらしい。*1申し訳ないことに私は同僚の顔に見覚えがなく、彼女も書店員であった頃の私の顔は知らなかった。しかし同僚は言う「あのお店がなくなったのはかえすがえすも惜しいですよー」。「それはありがとうございます。。まあ、小さい店でしたし、建物も相当古くて、しょっちゅう雨漏りしてましたからねえー」「いやー、なんかときどき、びっくりするような本があったんですよ。小さいお店なのにって」「え、どんな本でしたか」「小説とかノンフィクション」。私が担当した売場じゃないか。「名古屋の本屋さんまで行かないと置いてないような本もあったのに、いやー本当あのお店がなくなったのは惜しいです」。残念ながらここで休憩時間が終わったために
読書twitterタイムライン上ではときどき、短時間に特定の話題にポストが集中する「流れ」という現象が発生します。以下の写真は先日のある夜、本棚やCD棚の写真をうpする流れが発生したときに集めたものです。自分の観測範囲内のことなのできっかけは不明だしこの写真がすべてではないかもですが、本好きにとっては眼福なので他人様の本棚をぎっしり集めてみました。棚じゃないものもあります。
しごと, 読書新しい職場に移って研修2日目です。経験者ktkrと見込まれたようで、とにかくものすごい詰め込み教育。いったい未経験の人にはどんな研修をしてるのだろう? レジおよび周辺はたぶんあと1日でなんとかなると思う。足腰は問題なし。最大の難関は。。問い合せがあったらどうしよう!(どうしようじゃないよ) ようやく売場の配置がだいたい頭に入った程度なんですけど。研修は明日まで、明後日からは配属先のレジに立ちます。さすがにまだ担当はつかないと思うけどどうかなあ。そして週末+月末+年度末のコンボがやってくるこの土日には、でかい本屋の物量とスピードについてゆけるか、力量が問われます。うぐぐ。と、疲れきった脳味噌の詰まった頭を抱えていたところ思い出したのが、実家で発掘した『『本屋さん』読本』(本の雑誌社、1987)。書誌データベースなどの一部環境変化を除けば素晴らしくうなずかされる内容が満載で、私の
しごと, 連絡いろいろありましたが再び書店員として働くことになりました(相変わらずバイトです)。コメントやブクマで励ましの言葉をくださった皆様、改めましてありがとうございます。すでに研修が始まっていまして、どの売場につくかは研修期間終了後にわかることになると思います。新しい職場は物量ともに前職とは桁違いなため(入荷量聞いただけで涙目)、当分はいろいろと慣れないことが続くと思われます。このところただでさえ滞りがちな更新がますますスローダウンしそうですが、今後ともどうかご贔屓にお願い申し上げます。ゆくゆくは、杏子さんのようなしっとり書店員になりたいですね〜。まずはメガネか(違う配達あかずきん (WINGS COMICS 成風堂書店事件メモ 1)作者: 久世番子, 大崎梢出版社/メーカー: 新書館発売日: 2008/02メディア: コミック
読書チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の自伝。チベット北東部、中国との国境に近い(この本の図版ではチベットと中国は別の国として地図上にある)タクツェルという小村に生まれた幼少の頃から書き起こされる。首都ラサからやってきた捜索隊に13世の生まれ変わりとして認められ、ラサへ移り住みダライ・ラマ14世として即位。この年第二次世界大戦が始まり、さらに中国内戦、パキスタンとインドの分離独立、中華人民共和国の成立、朝鮮戦争、などなどアジアがめまぐるしく変動した時期にチベット仏教最高指導者としての教育を受ける。ダライ・ラマ16歳のとき人民解放軍のチベット侵攻があり、一時ラサを離れた。側近を北京に派遣してチベット解放17箇条協定調印にこぎつけるも、人民解放軍はラサに進駐、食糧事情が悪化しチベットの経済は破綻に瀕した。19歳のとき自ら北京に赴き毛沢東、周恩来と会談。しかしその後もチベット各地での対中
web, あれこれ恥ずかしながら戻ってまいりました。新しい仕事は見つかっておりません。突然勤務先をクビになり荒んだ日々を送っておりましたが、やさぐれているだけではこの局面を打開できない、何かきっかけを作らなければと思い直し、3/3〜5と上京してきました。ここのコメント欄やtwitterなどで励ましの言葉をいただいた方々に直接お礼を言うことができてよかった。お会いできた皆様、本当にありがとうございました。この旅行が自分にとってどんな意味を持つかは今後の自分次第なので、もうちょっと頭を整理して考える時間を取りたいと思います。この3日間で同世代の人と話す機会をたくさん持つことができました。話題は主に自分たちの世代*1が置かれている状況について。未婚、既婚、会社員、フリーランス、専業主婦、東京生まれ、地方出身、などなど、職業や立場の違いもあいまって実に様々な意見が交わされましたが、誰にも共通してい
しごと, 連絡正確にいうとクビですね。私は持病があるんですが、年明けからどうにも具合が悪く、欠勤が増えました。悪い癖が出て頑張りすぎたのが原因でしょう。いくら文芸書・ビジネス書・新書売上が対前年比プラス10%以上であっても(人文書はマイナス)、勤怠が悪いのではどうしようもない。社会人の基本ができていないということなので。店長から辞めろと言われたのは昨日です。まあしかし、いくら2人体制だったとはいえカウンター内で接客の合間に立ち話でする話ではないよね。馬鹿にすんな。第一、お客様に失礼だろ。そういうわけで、書店員ではなくなりました。きょう買った本。社割?なんですかそれ。告白 (中公文庫 ま 35-2)作者: 町田康出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/02メディア: 文庫ドアラのひみつ かくさしゃかいにまけないよ作者: ドアラ出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2008/0
読書実家からこの本を持ち帰って(父の蔵書である)読み始めた。鉄道ひとつばなし 2 (講談社現代新書 1885)作者: 原武史出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/04/19メディア: 新書カバー折り返しの著者紹介によると、著者の原武史さんは明治学院大学教授、専攻は日本政治思想史。と書いて思い出したのがこの本。余はいかにして鉄道愛好者となりしか (ウェッジ文庫 こ 4-1)作者: 小池滋出版社/メーカー: ウェッジ発売日: 2007/10メディア: 文庫この本は持ってくるのを忘れた(これまた父の蔵書)。著者の小池滋さんとはいかなる人かというと●小池 滋(こいけ しげる) 東京大学文学部英文学科卒業。東京都立大学人文学科教授、東京女子大学文理学科教授を歴任。ディケンズを中心とする19世紀イギリス文学の研究、鉄道エッセイで知られる。『英国鉄道物語』で毎日出版文化賞を受賞。 著書に『ロンド
連絡はてな書店員リングとついったー書店員部との合同開催を目論んでます。メンバーがかぶってるので。まだほとんど何も決まっていませんが検討用ボードだけ作りました。参加表明、ご意見、ご要望などはこちらへ。http://123.writeboard.com/17dc3944eb80c049cpassのお求めは、書店員リンガーの方はリング掲示板へ、ついったー書店員部の方はhanemimiまでreplyかDMください。お待ちしてます。
読書ここで紹介されていて、大変面白そうなこの本。歴史Web―日本史の重大事件がホームページになった!作者: 藤井青銅出版社/メーカー: 日本文芸社発売日: 2008/01メディア: 単行本(昔『日本史新聞』ってあったけどそんな感じ?)まだ入手していませんが、自分で思いついたのを列記。2ch編【赤穂】本所松坂町でテロってマジ?【吉良】 (まちBの方がいいかな?)【コネ】勅撰集入選を目指すスレッド54【歌合】 (こっそり薩摩守が書き込む。まさに詠み人知らず)【山は】防人情報交換スレッド39【死にますか】 (大伴家持がここからネタを拾う)【京に】紫式部先生の続刊を待つスレ61【帰して】 (『須磨』あたりを想定)【宗祇】歌仙巻こうぜ1926 (永遠に終わらないっぽい)【式神】阿倍晴明ってどうよ?【呪詛】 (定期的に祭)【芝居小屋】絵島生島スレッド171【出会茶屋】 (フシアナで大奥からのアクセスが
しごとこの土日、給料日後の週末ということでお客様はみなさん大変気分よくお買い物していただいたようだ。ありがたいことです。両日でたぶん今月最高売上をマーク。しかし、対前年比の壁は突破できていない。むむー。そんな忙しい中、手のあいた時間を使って、長らく放置状態になっていた新書棚のメンテをした。そこで驚いたのは、棚差しが新刊以外ほとんど動いていないこと。先月のメンテ時とほとんど変わっていない。呆然とした。現状、話題性の高そうな新刊と売れ筋は平台に、その他の売れ筋及び新刊は棚前に置いている。新刊出棚前に置ききれないものや配本1冊のものは棚差し。ちゃんとデータを取っていないので確かなことは言えないが、おそらく平台と棚前とで売上のかなりの割合をまかなっているはずである。つまり棚差しのほとんどは死に筋ということになる。ちなみに棚差しは自動発注、新刊以外の棚前と平台は自分で売れ筋を選んで発注している。棚差
読書, しごと父から客注メールがきたので発注。鉄道用語の不思議 (朝日新書 88)作者: 梅原淳出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2007/12/13メディア: 新書著者梅原さんのサイトで「『鉄道用語の不思議』の未収録原稿から」と題された2つのエントリを読んだところ、どうやらこれは学術書らしい。OPENDOORSの記述にはちょっと問題があるんじゃないか。「私鉄」と「民鉄」、「線路」と「路線」、「運賃」と「料金」、「停車場」と「駅」はどう違う? 「パンタグラフ」の原義は?・・新進気鋭の鉄道ジャーナリストが、意外と知らない鉄道用語50余の意味を総ざらい。鉄道マニアも知らないディープな情報満載。行楽の秋、旅のお供に!OPENDOORS:新書:鉄道用語の不思議で、梅原さんはもともとこういうスタンスの方らしい。続きはリンク先を。 筆者がいらだっているのは、鉄道を楽しんでいる人たちではなく、鉄道
しごと最近、コミックにシュリンクすることの是非論みたいなことが盛り上がっているようですが、では例えば絵本にはシュリンクしてる? とか考えだしたわけです。いきなりですが、書店員の皆さんに質問です。あなたの店では、以下の本にはシュリンクしてますか? 1. コミック 2. 絵本 3. ビニールパックされていない状態で入荷したタレント写真集 4. エロ雑誌(成人雑誌) 5. コミック雑誌 6. 未就学誌・学年誌 7. エロ文庫・新書 8. ラノベ文庫・新書 9. サイン本 10. コミック原作のノベライズ小説2007-12-27 - 政宗九の視点うちの店はチェーン店なので、シュリンク/ひも掛けについては基本的に本部からの指示通り行います。シュリンクシュリンクしないシュリンクシュリンク(メガストアなどアダルトコミック誌も含む)一部シュリンク/ひも掛け(レディコミ、BLで本部から指示がある商品)。指示
音楽素晴らしいエントリ。フィッシュマンズ『感謝(驚)』の歌詞を解釈されています。Hang Reviewers High / フィッシュマンズ「感謝(驚)」歌詞の解釈についてはリンク先をお読みいただくとして、以下に引用する文章に激しく共感しました(強調は引用者)もっとも、個人的にはこの内容のすべてを別の言葉で作り直してしまう方法自体はそんなに面白くもないし、こだわるべきものではないと思った。できても誉められたことではないし、それを目的にして行うのはよくないことだとすら思う。なぜか。たぶんそれが目的である限りは、元の歌詞を自分の言葉に押し込めて読者にとっての意味を極端な形で限定しようとする意図を感じるからだ。それは作品の内容を一般化するふりをして、作品以外のものに立脚してしまっているのだと思う。上記の読み方だけが真実であってはたまらない。歌詞に書いてあるとおりで、あくまでも僕は正しくなんかない
読書, しごとベア速 mixiのレビューで見る恋空読者の国語力>>1良く頑張った!スレ住人も脊髄反射的なスイーツ(笑)叩きじゃなしに冷静にレスしてるのがよいですね。中でもほほうと思い、ケータイ小説を考える上で参考になりそうな考察(強調は引用者148 名前:乱交☆うさぴょん ◆3P5PmUSAGI [] 投稿日:2007/11/24(土) 17:50:09.11 ID:LX0x8OX80ケータイ小説を色々読んだことあるわけじゃないので、基本的に恋空に限った話にしとく。あれは文学かって論議が各地で見られるけど、ちょっとそういう論議の対象外だと思うんだよね。まず、全体的にただの状況説明と会話文しかない。要するに表現がないんだよね。表現してない。んでま、なんか多くの人が感動したっていうんだけど、その感動がわからない人にはわからないから、話がこんがらがるんだけど、あれは読むと感動するんじゃなくて、感
しごと初回配本は片翼の瞳 1 (1) (魔法のiらんど文庫 な 1-1)が8冊ずつ、他は5冊。…ぜんぜん売れてない。ケータイ小説コーナーに隔離スタンド置いて頑張ってるのに、売れない。一方、同日売りの片翼の瞳 上 (1)のハードカバーは4冊ずつが残り1冊ずつに。このへんの考えを改めなければならないということか。ハードカバーのステイタス感とかそんな感じなのか。ううむ。これは8冊入って現在品切れ中。別格というべきでしょうね。君空―‘koizora’another story作者: 美嘉出版社/メーカー: スターツ出版発売日: 2007/10メディア: 単行本『恋空』映画オフィシャル本は2冊入って品切れ、追加頼むか考え中。恋空オフィシャルフォトドブック -新垣結衣as美嘉- (TOKYO NEWS MOOK) (TOKYO NEWS MOOK)出版社/メーカー: 東京ニュース通信社発売日: 200
しごと, 読書J-CASTニュース : 「週刊少年マガジン」の発行部数が激減この記事を読んでなかよしのことを思い出した。りぼん・なかよし・ちゃおといえば少女向けコミック誌の御三家と言われてきたが、現状、本屋の感覚としてはちゃおの圧倒的一人勝ちに見える。わたしが小学生の頃はなかよし派*1とりぼん派にくっきり別れていて、ちゃおを買っている子は知る限りではいなかったんだがなぁ。で、「感覚」や「見える」ではしょうもないので数字を探してみました。1995〜2000年および2001〜2002年のデータは雑誌発行部数から見えるものさんからお借りしました。少女マンガ誌発行部数の推移について考察されていて勉強になります。グラフもあり。2003〜2004年のデータは漫画雑誌の発行部数 - ちゆ12歳さんからお借りしました(MORIさん多謝です)2005年のデータはまこなこ : ゲーム雑誌の販売数の現状2005
音楽, web現在幸福であり、古い法や制度に依拠している人たちは、私たちの情報技術を、これまでの社会のあり方の枠の中にとどめようと試みる。古い法や制度を使い、彼らはその情報技術を禁じることさえ厭わない。たとえそれがどんなに不合理な結果をもたらすものであったとしても。古い法や制度に依拠している人の主張が、完全に間違っているとは思わない。だが、誰かの古い自由のために、私たちは自らの自由の可能性を放棄せねばならないのだろうか? すでに一般化した技術のもつ可能性を、制度的に抑制することは可能かもしれない。しかし、私たちは、自由のための道具を用いて、新しい自由に向かって進みたい。それが「進歩」というものではないか?そこで、私たちは、新しい組織をつくることにした。未だ組織化されていない「情報技術を応用することで、現在よりも自由で幸福な社会をつくることができる」と考える人たちの声をまとめ、古い法や制度に
しごと発信箱:本屋がなくなる=中村秀明(経済部)- 毎日jp(毎日新聞)感傷垂れ流しで思考停止もいいところの、引用したい部分すら見つからない記事だけど、考えるところがあったので書いてみる。負け犬の遠吠え気味です。うちはそこそこ店舗数の多いチェーン内の一店舗だから、この記事でいうところの「中小零細の『町の本屋』」の基準からは外れる。しかしわが町は愛知の片田舎ゆえ、まともに使える書店が2軒しかない。競合店は1Fに書籍、2Fにレンタル・セルフロアを設けた複合店。かたやうちは売場面積150坪、もちろん書籍オンリー。名駅や栄の大規模店舗などお手本にするのもおこがましい規模なので、もっぱら競合店の動向を見つつ売場作りを進める。2週間に一度程度は競合店に潜入して品揃えや売場作りなどを見ることにしている。品揃え自体は素晴らしい。うちが発注してもことごとく調整やスルーの憂き目に遭う新刊やベストやロングがどっ
読書【9/20追記】以下はネット上の「噂」「風聞」の類いを個人的な覚え書き程度に並べたものであることを差し引いてお読みください。したらばに決起本部ができてます。 皇国の守護者@決起本部 すでに書き込みがありますが、とにかく打ち切りの理由が公になっていない現時点では、コミック版『皇国』を愛読し今後の展開に期待を寄せていた読者がいかに多いかをUJ編集部に伝えること、近年まれに見る素晴らしいコミカライズを生み出してくれた伊藤女史への感謝の念と激励(今後も商業誌での活動を続け、オリジナル作品を執筆するであろう希望的予測を前提に)を伝えることが重要かと思います。明日職場で現物を確認しようと思っていたのが、公式で表紙出ちゃいましたorz ウルトラジャンプ10月号表紙 しかしこの目でちゃんと見届けます。買います。 mixi皇国コミュでは以下の書き込みが。皇国の為に定期購読してる者ですが今日10月号届きま
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読書【異種格闘技戦】書店?売上げランキングTOP5 - 60坪書店日記を読んで思い出したことがあったので以下走り書きます。昨年末大阪を訪れた折、JR大阪駅で下車し待ち合わせ場所の阪急方面へ向かうべく連絡通路を抜けると、左手にブックファーストがありました。愛知県人の私にはブックファースト=大規模店のイメージしかなかったため「おや、こんなところにブックファーストが。しかしずいぶん小さい店だねえ」と興味を持って足を止めました。思わず写真を撮ってしまいました。入り口横に新刊・ランキング面陳棚がどーん、しかも物量がただごとではない。驚くべきは店内も商品構成がほとんど似たようなもので、新刊とベストセラーと雑誌とコミックが売場のほとんどを占めているのです。しばし圧倒されたあと「この感じはなんであったか…」と既視感を覚え、正体を探ったところ思い当たりました。コンビニです。広くない売場に徹底して新しいものと
読書※「けん」の字(門の中に月)が出ません。申し訳ありませんが「間」で代用いたします。ブクマを整理していたらこんなエントリが出てきた。内田百間 ノラの迷い猫広告実に痛切な広告文である。さらに、ノラが行方知れずになった際の百間先生の悲嘆と惑乱ぶりは『ノラや』に詳しい。実家に猫がいる身としては涙なくして読めなかった(あそこまで周囲を自分の感情に巻き込んでしまうのはちょっと…と思ったが)。今でもバス停や町内の掲示板に(許可を得てるのかわからないが)迷い犬、迷い猫、迷い鳥の手書きビラを見ることがある。百間先生の広告とは画像があるかないかの違いはあるが、飼い主の悲嘆と愛情は切々と伝わる。ところで、この時期の百間先生に対する周囲の反応はどうであったか。最近たまたま読み返していた、高橋義孝『へんくつの発想』にこんな文章を見つけた。百間先生と義孝先生とは、義孝先生が朝日新聞に『阿房列車』の批評を書いて以来
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