この記事はtacoms Advent Calendarの14日目の記事です。 tacoms SREの@ikuwowです。 今日はtacomsで最近実施したSQLのパフォーマンス改善例の紹介をします。あまり素直にお勧めできる方法ではないですが、制限のある中でひとつ解決策を見出したという例になります。 課題 (テーブル構成等は全て例で実際のものとは異なります) 以下のようなこんなテーブルがありました。サポートチケットを管理するテーブルで、チケットが作成された時にinsertされ、状態や内容の更新があるたびにupdateされ、クローズされたあとも履歴として参照することがある、そんなテーブルです。 CREATE TABLE tickets ( id BIGINT AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY, customer_id INT NULL, customer_email VAR