どこの誰ともわからない奴の言葉など聞くに値しないという風潮 このところさまざまなメディアで例の「保育園落ちた日本死ね!!!」という匿名による投稿が話題となっている。 待機児童の問題に対して筆者がここで持論を披露するつもりはないものの、やはりどうしても気になるのは、2月29日の衆議院予算委員会で質問に立った民主党の山尾志桜里氏に対するヤジである。これもすでにご存知のこととは思うが、自民党の平沢勝栄氏をはじめとする数名の議員が「誰が書いたんだ」とか「本人に会ったのか」とか。要するにインターネットというメディアにおける匿名性の自由を全面的に否定するかのような態度を露骨に表明したわけである。 2月15日に投稿された「保育園落ちた日本死ね!!!」と題する匿名ブログ。2月29日の衆議院予算委員会で民主党議員が国民の声として取り上げられたものの、「匿名」という発言形態に自民党議員から「本人出せ」などヤジ
毎日新聞の18日付記事によると、警察庁が設置している総合セキュリティ対策会議は一連の遠隔操作ウィルス事件で真犯人が使用したとされる『Tor』を始めとする匿名化ツールの悪用を防止するため、プロバイダ各社に対して匿名化ツールを使用した通信をブロックするよう“自主的な取り組み”を要請すべきであるとする報告書を取りまとめたとのことです。 該当する報告書全文は20日時点ではまだ総合セキュリティ対策会議に掲載されていませんが、議事の概要と第1回から3回までの議事録は公開されています。しかし、この議事録は「ネットの匿名性排除」を議題にしているにも関わらず生活安全局長と事務局担当、そして10年以上も委員長のポストに居座り続けている前田雅英・首都大学東京教授を除いては委員の発言が完全に匿名化されており「ネットの匿名性排除」をテーマとする会議としては何とも矛盾を感じさせるものとなってしまっている感が否めません
今回のシンポジウムでもっとも大きな収穫は、これだと思う。 ランチ中に米国ミシガンから来た研究者と話していた。ブログやYahoo!の掲示板で政治論議が活発に行われているというが、そのほとんどはpseudonym(筆名)とのこと。実名で書くのかと思った、と言ったら「そんなはずはないでしょう」と笑われた。ファーストネームだけを記載している場合、それが実名かどうかも判別できないし、混在して使われているようだ。ただし、LinkedInのようなビジネスネットワーキングは実名だとのこと。 私の発表の後に話しかけてくれたドイツ人の学生さん曰く、「Facebookで実名を使う、というのはあり得なくなっています」とのこと。特に就職活動を控えた学生達は、web上に実名でいろいろなことを書いておくと、就職面接でプリントアウトした束を目にすることになるのが怖い、と言う。そのため、彼らが取っている方法は 「ファースト
weblog 池田信夫氏の中でgooIDとはてなIDには越えられない壁があるようだ。はてなもopenIDを導入しているというのにその事実を知らないか無視して発言しておられるからだ。松岡氏もDan氏も勘違いしているが、完全匿名の補集合は完全実名ではない。OpenIDでもいいし、当ブログのようにgooIDでもいい。ウェブを「匿名の卑怯者」の楽園から脱却させるには - 池田信夫 blog誰も勘違いしていない。勘違いしているのはむしろ池田氏のほうである。gooとはてなではID登録の内容やopenIDの採用に於いて差があるとは思えない。gooとはてなで「違う」のは、発言者が匿名かどうかではない。池田氏が発言者をコントロールしにくい「はてなブックマーク」という場所が存在するかしないかなのである。 池田氏は、コメントについて当ブログも、アクセスが月間100万PVを超え、個人で管理できる限界に近づいていま
池田先生は、「相手に面と向かっていえないことを匿名でいうのは卑怯者だ」と述べられたわけですが、しかし、匿名での発言を封じたいわけではありません。皆、実名になればいいのに、という小倉先生とは一線を画すのです。 では、匿名でも卑怯者呼ばわりされない発言とは何でしょう。件の台詞から考えると、「相手に面と向かっていえないこと」以外のことなら、発言しても「卑怯者」認定から外れるようです。 ここで、問題になってくるのは、「相手に面と向かっていえないこと」のガイドラインです。どんな人格攻撃でも誹謗中傷、罵詈雑言でも、面と向かって言えるもんねー、という人は、匿名でそのような発言をしても卑怯者ではない、ということになるのかというと、そうではないのではないか、というのが前回の記事での、私の解釈でした。 「相手に面と向かっていえないこと」とは何か。なんか、ぐるぐる循環しそうな予感がしてきたけれど、「実名では発言
1 名前:☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★ 投稿日:2008/01/21(月) 16:59:29 ID:???0 ネット上の誹謗中傷にどう対処するか、匿名だから氾濫するのか。こうした疑問について、ネット実名制を唱える弁護士の小倉秀夫氏に話を聞いた。 ――小倉さんのおっしゃる実名制とは、まずどんな考え方か教えて下さい。 実名制といっても、2つのフェーズがあります。1つは法的なシステム、もう1つは情報発信者の倫理ということです。法的なシステムについては、まず、不特定多数の人たちに責任の所在が明示できるように、現実社会の名前、つまり実名を使うのを基本とするような制度にするべきです。たとえペンネームなどを使う場合でも、発言の 被害者から氏名、住所の開示の請求があれば、いつでも開示できることが望ましい。もし、匿名を使うならば、プロバイダーやブログ事業者がその責任を負うよ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く