ファンドマネージャー、ストラテジストとして金融市場で20年以上の実戦経験を持つと同時に、評論家としても活動して来た近藤駿介の政治・経済・金融市場等に関する放談ブログです。 「このところ持ち直しのテンポが緩やかになっている」 「内閣府がまとめた6月の景気ウオッチャー調査(街角景気)によると、足元の景況感を示す現状判断指数は前月比2.7ポイント低下の53.0となり、3カ月連続で悪化した。これを受けて内閣府は、街角景気の基調判断を前月までの『持ち直している』から『このところ持ち直しのテンポが緩やかになっている』と、8カ月ぶりに下方修正した」 「参院選に勝って再びねじれを解消し、政治の安定を手に入れ、景気回復の実感を皆さまの手に届けたい」と訴えている安倍総理の思惑とは逆に、街角は「景気回復の実感」を感じなくなって来ている、或いは自分のところには届かないと諦めはじめたようだ。それと共に、安倍政権の支