ファンドマネージャー、ストラテジストとして金融市場で20年以上の実戦経験を持つと同時に、評論家としても活動して来た近藤駿介の政治・経済・金融市場等に関する放談ブログです。 「アベノミクスは失敗していないが、道半ばです」 果たしてそうでしょうか・・・。 アベノミクスがスタートした2012年末時点では「大胆な金融緩和」によって無用な円高圧力を取り除くことは、優先順位の高い政策だった。 しかし、それから3年半が経過した今、「マイナス金利付き量的・質的緩和」は破滅的経済政策になっている。 世の中は無常であり、3年半前に正しかった政策が、ずっと正しい政策であり続けることはない。 高速道路を80キロで走行することは安全運転だが、一般道に下りてからも80キロで走り続けることが安全運転でなく暴走になるのと同じ。 アベノミクスは道半ばではなく、時代に合わない間違った政策になっている。 アベノミクスを力強く推