タグ

本と労働に関するsuzu_hiro_8823のブックマーク (3)

  • 「働いても幸せになれない日本」に生きる若者

    藤田:そこに、求人詐欺も横行しているわけですね。 今野:そう。求人詐欺の難しいところは、求人票を見るだけでは詐欺かどうかがわからないことです。たとえば、A社とB社があって、A社は残業100時間で20万、B社は残業なしで20万だとしても、求人票の段階では区別がつかない。入社した後にしかわからないんです。リクナビでもマイナビでも、残業代を含んだ金額を「月給」として平気で提示しています。国も取り締まっていません。ですから、私のような専門家が見ても、当の月給は、まったくわからないのです。 藤田:求人詐欺の話も、当は深刻に蔓延しているのに、ごくごく一部のブラック企業がだましているだけという認識だから、多くの人にとっては他人事にしか聞こえないんですよね。 今野:その認識は、圧倒的に間違っているんです。2014年に「ブラック企業対策プロジェクト」が実施した調査によれば、ハローワークで見つけた求人18

    「働いても幸せになれない日本」に生きる若者
    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2016/05/01
    2000年以降の日本は、なかばブラック企業・ブラック労働によって、なんとか維持しているような状況(ちうごくのことを笑えないのだがマジで)。ただ、"だから起業"としても生き延びるためにブラックに手を染める悪循環
  • 「働いても幸せになれない日本」に生きる若者

    藤田:バブル崩壊とともに、1990年代から徐々に雇用の劣化や派遣労働の規制緩和が進んでいきましたね。 今野:特に大きいのは、2004年の製造業派遣の解禁です。会社からリストラされた人たちが、「月給25万円以上可」という求人に誘われて、工場に吸い込まれていくわけです。 でも、フタを開けてみたら、お盆で工場が止まる8月なんて、手取り10万円以下というひどい話になる。「寮完備」と書かれていても、実際は3DKのファミリー向けアパートに3人詰め込まれて、月5万円ぐらい天引きされる。こういうことが実質的な「失業対策」として制度化されていったんです。これが元祖「求人詐欺」ですね。いわば、求人詐欺が2000年代の貧困対策として機能してしまったわけです。 挙句の果てに、2008年のリーマン・ショックがあって、100万人以上の派遣労働者が一斉にクビを切られ、貧困が可視化されるようになりました。しかしそれでも、

    「働いても幸せになれない日本」に生きる若者
    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2016/05/01
    ミスマッチの根元として、巷間に新卒一括採用が漸く槍玉に挙げられたばかりですね。別に弊害はそれだけではないが、人"材"としては大量仕入れ大量販売は安売りの基本だからみんな曲げたくないのだろうけども(´ω`)
  • Joe's Labo : 【書評】なぜ景気が回復しても給料は上がらないのか

    2013年08月20日14:11 by jyoshige 【書評】なぜ景気が回復しても給料は上がらないのか カテゴリ書評 なぜ景気が回復しても給料は上がらないのか (働く・仕事を考えるシリーズ) [新書] 3人の著者はいずれも第一線の労働弁護士で、法律家の立場から、各種判例を 交えつつ、日の雇用法制に大胆に踏み込んだのが書である。 タイトルを見てアベノミクス批判と思った人もいるかもしれないが、書はアベノミクス 自体をどうこう言うではない。ただ、どんなに金融緩和をして多少景気を良くしたところで 日企業がおいそれとは賃上げ出来ない構造について解説する(下線は書からの引用)。 主な論点について紹介しておこう。 ・終身雇用のままでは、怖くて賃上げなんて出来ない 筆者自身もこれまで述べてきたように、一度上げてしまった賃金はなかなか下げられない ため、当なら賃上げできる状況でも企業は賃

    suzu_hiro_8823
    suzu_hiro_8823 2013/08/21
    『結果的な流動性』は『計画的な流動性』よりもひどくなるだろな( ̄▽ ̄;)。『捨てる話』ばかりで『拾う話』を殆ど聞かないのは一緒ですけどね、別に"悪意からやっているわけではない"は覚えておいてもいいかと。
  • 1