京都で立て続けに悲惨な交通事故が起きました。千葉でも普通では考えられないような不注意運転による事故が起きています。この連休中も交通事故が多発。クルマによって多くの人命が失われています。 京都の事故では、運転が不可能なほど重度な疾病患者の免許所持をどう規制するのか、また若者の無軌道な運転をどう取り締まるのか、さらには常軌を逸したマスメディアの報道姿勢やネットでの匿名書き込みによる加害者探しなど、これらの事故は多くの問題を提起しています。 自動車産業の育成と交通網の整備、産業振興、といった目的のため、狭い国土の日本には高度なクルマ社会が現出しています。赤字鉄道路線の廃止などにより、地方での移動は最早、クルマ無しには考えられません。 クルマ優先の政治行政が減らない悲惨な交通事故をもたらした、という指摘もできそうですし、将来の交通量を考えれば第二東名の開通などは本当に必要なのか、という問題もあるで
存在感は強烈だが…? ホンダ「コンセプトC」 今や世界最大規模になった北京ショーで、ホンダとトヨタはコンセプトカーをいくつか発表した。デザインを見て思わずウナる。まず獣神サンダーライガーか、ガンダムに出てくるキャラか、という顔をしているホンダの『コンセプトC』。何でもフロント部分のデザインテーマは『龍』なのだという。 このクルマ、単なるデザイン提案じゃなく来年発売予定だと言うから凄い。大きく見えるけれどアコード級のアッパーミドルクラスでなく、シビック級のCセグメントなんだとか。確かに中国では存在感のあるデザインが好まれると言うけれど強烈だ。ちなみに中国のデザイン拠点で作られたそうな。 肝心の中国での反応はどうか? 中国メディアの評判を聞いてみたら「イイという人もいればダメだという人もいる」。つまりよく解らないらしい。興味深いことにボンネットから後ろはトラッドで美しいデザイン。このイメージで
消費税法案 軽減税率で低所得者層に配慮を(4月29日付・読売社説) ◆参考にしたい欧州の先行事例 社会保障と税の一体改革は、日本の将来を左右する最重要課題である。消費税率引き上げ関連法案を巡る与野党の動きは緩慢すぎる。 関連法案の審議入りは、大型連休明けにずれ込んだ。特別委員会での実質審議は5月中旬からだ。このままでは、6月21日までの会期内に成立しそうもない。 こうした中、自民党内でようやく、消費増税法案の対案を検討する動きが出てきた。建設的な姿勢として評価できる。自民党は対案をまとめ、政府に論戦を挑んでもらいたい。 ◆自民党は対案を示せ 自民党内で浮上した対案は、2015年4月に消費税率を現行の5%から10%へ一度に引き上げる内容である。 14年4月に8%、15年10月に10%へ2段階で上げる政府案とは、引き上げ方式が異なる。 長年政権を担ってきた自民党は危機的な財政状況に責任がある。
今日は6回目の「昭和の日」である。昭和時代の天皇誕生日だった。平成になり、いったん「みどりの日」とされたが、「昭和天皇のご遺徳やあの時代をしのぶ日がほしい」という国民の声を受け、平成19年から「昭和の日」となった。 祝日法によれば「昭和の日」は「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」日とされている。 確かに昭和という時代は、あの大戦により多くの国民の命と財産をなくしたばかりでなく、たびたび大震災や風水害などに見舞われ国土の荒廃を招いた。しかしその都度、日本人はそうした危機を乗り越え、復興を果たし、新たな発展へつなげてきた。 今の日本も、昨年の東日本大震災から復興の緒についたばかりである。ガレキの広域処理や原発再稼働などをめぐり、国民の間の「絆」も弱まっているようにも見える。その意味で、あの時代の苦難と復興とを振り返ることは国民に大きな勇気を与え、団結心を強
大型連休に合わせたように近所の公園でキリシマツツジが咲き始めた。ツツジ科の花が楽しみを与えてくれる秘密はその種類の多さにある。山と渓谷社の『樹に咲く花』によれば世界に約3500種、日本にもざっと108種の「ツツジ」があるのだそうだ。 ▼花期もそれぞれに違いがある。4週間ほど前に訪ねた京都のお寺で、早咲きのミツバツツジが紅紫色の花をつけていた。周囲がまだ寒々としているだけに、鮮やかだった。他の種よりも早く咲くことで精いっぱい自己主張しているようだ。いじらしくもみえた。 ▼早咲き、遅咲きは人の世界にもある。現代の日本人でいえばゴルフの石川遼選手、野球のダルビッシュ有投手、それに囲碁の井山裕太十段らは典型的な早咲きといえる。まだ伸びる余地はあるのだろうが、もう「満開」といったところである。 ▼20代後半だとされる北朝鮮の金正恩第1書記を「早咲き」などといえば、異議ありだろう。父親の「遺訓」により
自民党がサンフランシスコ講和条約発効60周年に合わせてまとめた憲法改正草案の特徴は、日本の国の在(あ)り様(よう)を踏まえて、「国民共同体」としての国家を明示したことである。 占領時に米国から強いられた格好の現行憲法には、日本固有の価値観や伝統が反映されていなかった。平成17年の自民党の「新憲法草案」より一層、国家観を明確にしている。国の基(もとい)を明らかにする国家論の提起を評価したい。 その核心部分は、領土・領海・領空、資源を国と国民が協力して確保する領土保全の規定を新設したことにある。 国益や国民の生命・財産を守る国家の責務を明らかにしておくのは当然だ。武力攻撃や大災害時に首相の権限を強化する緊急事態条項の創設も、普通の国家としての責務である。 注目したいのは、前文で日本を「国民統合の象徴である天皇を戴く国家」と位置付け、国民は「国と郷土を誇りと気概を持って自ら守る」とした点だ。さら
韓国メーカーに続き、中国のテレビ各社が世界戦略を加速している。現地メーカーは米国などで普及し始めているネット対応型テレビも商品化し始めたほか、今年に入り液晶パネル生産に韓国や日本で使われている大型ガラス基板を採用、“先進”メーカーへの追い上げは急。日本の技術力にも秋波を送り「安かろう悪かろう」のイメージ払拭に躍起だ。「チャイナブランド」が世界を席巻する日はくるのか、現地の動向を探った。(フジサンケイビジネスアイ)「スマート時代」好機 「過去には海外ブランドとの間に技術面で大きな差があったが、われわれも『スマート時代』を迎えた。世界で同等に勝負できるチャンスだ」 今月中旬、中国の薄型テレビ市場で8年連続首位の家電メーカー、ハイセンス(海信集団)の林瀾副総裁は、中国・広州で開かれた見本市「広州交易会」を視察、インターネット接続機能を強化した自社製「スマートテレビ」を前に胸を張った。 同社は昨年
陸上自衛隊東千歳駐屯地を出発し、市街地の交差点で左折の方向指示器を点滅させる90式戦車=平成23年11月6日夜(陸上幕僚監部広報室提供) 「チカッ、チカッ」 90式戦車の左前方のウインカー(方向指示器)が、オレンジ色のランプを点滅させ、左折の合図を出した。 平成23年11月6日夜、北海道苫小牧市内。東千歳駐屯地(北海道千歳市)を出発した陸上自衛隊第7師団の戦車部隊は交差点を行儀良く曲がっていった。演習先の日出生台演習場(大分県由布市など)へ向かうためだ。 戦車にウインカー-。珍しい組み合わせのように見えるが、戦場で味方に合図を送るための装置ではない。乗用車など一般車両と同じく、道路運送車両法第41条に則して装着しているのだ。視界の悪い戦車が平時に公道を移動する際は、前後に自衛隊の車両や隊員がつく。ウインカーは必要ないと思われるのだが…。 実は、自衛隊法第114条と昭和45年の防衛庁(当時)
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