政治と経済 安倍首相 自衛隊は「自分を守る利己的な軍隊だとの印象がある」から国防軍に!のトンデモ国語 追伸あり! - Everyone says I love you !
ゆうべのアゴラチャンネルでは、小幡績氏と一緒にアベノミクスのゆくえを考えた(アーカイブで見られる)。彼も指摘していたが、最近の日経平均の動きは為替に比べても上ぶれしており、これは日本経済の実態を反映しないバブルである。 今まで日本株は出遅れていたので水準訂正するのは理解できるが、日経平均はPERでみると25倍を超えており、NYダウ(12倍)やFT100(11倍)の2倍以上である。収益が今後、劇的に改善するとすれば株高も正当化できるが、円安のメリットは日経225に大きく組み入れられているグローバル企業に片寄っており、日本経済全体の指標にはならない。 安倍首相の頭には、彼が前に首相をやっていたころの円安による好景気のイメージがあるものと思われるが、そのころと今の日本には大きな違いがある。日本は今や貿易赤字国なのだ。昨年の貿易収支は5.8兆円の赤字で、円建て輸出額よりドル建て輸入額のほうが多い。
何度も同じ事をいって恐縮だが、若者に取って20代の過ごし方は本当に大事だと思う。 第一の理由は、人材のボーダレス化が加速し日本人だけで競争していて良かった時代が終わってしまったからである。 「正社員」という「身分」で説明した様に、三菱商事の如き日本を代表する名門企業であっても中核部門がすっぽりシンガポールに移転してしまう。 結果、先ず、シンガポールに移れる人材とそうでない社員の仕訳が行われる。幸い、シンガポールに行きに選別されたとしても、世界中から集められた有能なグローバル人材との競合に打ち勝たねばならない。 今一つの理由は、日本企業に嘗ての勢いはなく、「正社員」であったとしても何時雇用調整の対象になっても何の不思議もないという事実である。 「正社員」という「身分」は、嘗ては「年功序列」と「終身雇用」を保障してくれたが、現在は「トカゲの尻尾」に過ぎないという事である。従って、何時切られても
つらいから青春だ 先日、ソウル大のキム・ナンド教授とKBSの企画で対談したのだが、その時にいただいたのが本書だ。人口が5千万人の韓国で170万部売れたというから、そのインパクトの凄さがよくわかる。 ただ、正直にいうとタイトルだけみて「昔はもっと大変だったんだから若いもんはもっと頑張れよ」系の本かと思ってついついほったらかしてしまっていた。ようやく手に取ったのは連休に入ってから。で、内容はというと……個人的には学生はもちろん、悩める若手ビジネスマンにも強くおススメしたい一冊である。 ダメな自己啓発本のパターンは、だいたい以下の2つだ。 ・単純に「もっと頑張れよ」的な精神論 ・スーパーマンの武勇伝(例:「結局、〇はキレイが勝ち」とか) というか、世の中の99%の自伝、自己啓発本の類はだいたいどちらかだと考えている。 ところが氏はスーパーマンでも修行僧のようなメンタルでもなく、国家公務員試験に3
TPPは農業だけの問題ではないが、今回は農業、特に「米農家」に関して記述してみたい。 自民党は「聖域なき関税撤廃を前提にする限り、TPP交渉参加に反対する」事を決定したと言うが、関税障壁が農業の自立に何の役にも立たない事は、過保護が「ニート」の自立に役立たない事と同様意味がない。 そのニート(若年無業者)に就いて、小沢一郎氏はこんな発言をした事がある。 「本人たちは『誰の迷惑にもなっていない』と言うかもしれないが、親の稼ぎで食わしてもらっているうえ、国民全体で支える公共的サービスは享受している。 彼ら自身も問題だが、最も責任が重いのは厳しいシツケもせずに、ただ甘やかせている親たち。どうかしている。親自身が自立していないから、子供がまともに育たないのである。僕は自宅で小鳥を飼っているが、親鳥はヒナが大きくなるまでは一生懸命に世話をするが、一定の時期がくると冷たいほど突き放して巣立ちさせる。ニ
私は2010年、アゴラに「 『ゆとり』学生諸君、目を覚ませ!」という記事を寄稿させていただき、皆様からの様々なご意見を頂戴することができました。前回の記事でも「ここ数年、日本の教育にどっぷり浸かった『ゆとり』世代の日本人学生たちの能力は大きく二極分化しています。少し前では考えられないくらい幼児化した学生が激増する一方、ほんの僅かの学生だけが国際的に通用する力を身に着けつつあるように思えます」と、二極分化について指摘をしました。 池田信夫先生が「日本の大学は、すでに「裏口入学」だらけになっている。海老原嗣生氏が指摘するように、早稲田の政経でさえ一般入試は40%。私立大学の半分は定員割れで、当然ながら入試なんかない。慶応は昔から情実入学で知られている」とご指摘のように、大昔は「エリート」とされていた早慶レベルの学生さんでも、優秀な方とそうでない方の二極分化が激しく進んでいるように感じます。 昨
国家の安全保障戦略を一元的かつ継続的に構築する機関が存在していないという戦後日本の「歪(ゆが)み」を一刻も早く正すべきだ。「日本版国家安全保障会議(NSC)」創設に関する有識者会議への期待である。 日本版NSCは首相官邸を司令塔に、目前の危機への対応や中・長期的な外交・安保課題に備える。米国の制度を参考に設置を目指す。 安倍晋三首相は第1次内閣時にも関連法案を提出したが、尖閣諸島への中国の攻勢や北朝鮮の核・ミサイルなど、日本の安保環境は格段に悪化した。政府と有識者会議は速やかに議論を進め、早期実現に全力を挙げてもらいたい。 当時の法案では、NSCは首相を議長に官房長官、外相、防衛相らで構成することとし、外交・安保を含む国家戦略の基本方針や有事対応に関する重要事項などの審議を柱としていた。 有識者会議はこれをたたき台としつつ、その後の安保環境の激変を踏まえて、有事に迅速かつ的確に対処するため
きのう東京・大手町は、雪になる一歩手前の冷雨がしとしと降っていたが、ロシアではとんでもない空からの贈り物があった。晴天を切り裂くように隕石(いんせき)が落下、衝撃波などでビルの窓ガラスが破れ、多くのケガ人が出た。 ▼ほぼ1世紀前の1908年、シベリアの森林地帯で謎の大爆発があったが、空からの落下物が原因との説が有力とか。死者が出なかったのは不幸中の幸いだったが、隕石よりもっとタチの悪い空からの贈り物を用意している国がある。 ▼3回目の核実験を強行した北朝鮮は、「大陸間弾道ミサイルで敵に恐怖を与える」と脅迫した。既にかの国は、日本の広い範囲を射程に置くノドン型ミサイルを実戦配備しており、受ける脅威は米国の比ではない。 ▼ロシアの下院外交委員長は「日本も非核武装の立場から離れるため、しかるべき対応を始めるかもしれない」とつぶやいた。大多数の日本人は「唯一の被爆国なのにとんでもない」と一笑に付す
世界のスポーツ界が驚いている。国際オリンピック委員会(IOC)理事会は、2020年夏季五輪で実施する「中核競技」からレスリングを除外した。 9月のIOC総会まで野球・ソフトボールなど7競技と追加の1枠を争うが、復活の見通しは甘くない。まさかの結果はレスリング界のロビー活動不足が招いたとされる。 そんな理由で実施競技の存廃が決まる組織のあり方こそおかしいが、これが現実だ。20年五輪の開催地に立候補している東京も、最後まで油断は禁物だ。 レスリングは古代、近代五輪を通じて主要競技であり続けた。吉田沙保里ら4選手が金メダルを獲得したロンドン五輪の記憶も新しい。通算28個の五輪金メダルは柔道、体操に次ぐ、日本のお家芸でもあった。 招致のライバル、イスタンブールのトルコも同じ28個の金をレスリングで獲得しているが、こちらは全37個のうちの4分の3以上にあたる。国名が技の名についた「トルコ刈り」がある
東京電力が国会事故調査委員会(解散)に虚偽の説明をして、福島第1原発1号機の現地調査を妨げた問題で、東電は15日、国会事故調が調査を希望していた、1号機4階部分の新たな映像を公開した。昨年11月に撮影されたものという。一方、元事故調委員で科学ジャーナリストの田中光彦氏が、現地調査を求めていることから、現地調査を認める方向で調整していることも明らかにした。 震災発生時、1号機4階部分では下請け会社の作業員が天井付近からの水漏れを確認。国会事故調は報告書の中で、緊急時に原子炉を冷却する非常用復水器(IC)が地震で破損し、中の水が漏れた可能性を指摘していた。一方で、東電は燃料貯蔵プールの水が漏れたと説明していた。 映像は国会事故調の指摘を受けて、東電が昨年11月30日、4階に入り撮影されたものという。東電によると、燃料貯蔵プールとつながっている4階天井にあるダクトが破損しており、そこからプールの
ブラック企業について書いてきましたが、ある程度のポジションで経験のある方には評価して頂けるのですが、分かって欲しい若者からは、反感の方が多いように思うのが残念です。 反感を持つ人達は、ネバーランドを探すピーターパンになってないですか? ■自ら望んでやってるは、やりがい搾取か? 「やりがい搾取」という言葉は知らなかったのですが(苦笑)、やりがい搾取とは、 企業風土が、従業員に“やりがい”報酬を意識させて、金銭報酬を抑制する搾取構造になっていること。賃金抑制が常態化したり、無償の長時間労働が奨励されたりすること。働きすぎの問題として、本田由紀が名付けた概念。 より ということらしい。 その定義で考えれば、私が「ブラック企業も悪くないですよ」というのは「やりがい搾取」と言えるでしょう。 ■私の考える「やりがい搾取」は恐らく逆 そもそも論で、何をもって「搾取」とするのでしょう。 私は成果に対して報
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