実に久しぶりにブログを書く。 といっても、以下は昨日読んだ本からの引用である。 集団的自衛権の次に来るのは間違いなく徴兵制であろう。 「いくらなんでもそこまでは、、、」 などということはあり得ない。なぜなら、120%憲法違反である集団的自衛権すらが、いまや認められようとしているのだから。 なにゆえ政府はここまでやろうとしているのか? 私は個人的には、福島第一原発の手の施しようのない現状、アベノミクスの惨憺たる行く末から目をそらすために、いざという時にはいつでもドンパチできるようにしておくことが目的なのではないかと睨んでいる。 当ブログでは3.11の前からチェルノブイリ事故から5年後にソ連という官僚国家が崩壊したのは他人事ではないのではないか?ということを指摘してきた。 いまチェルノブイリ後のソ連と同じ道を辿っていると思うのである。 さて、以下に引用するのは森史朗著『松本清張への召集令状』(
集団的自衛権に関する国会審議が95日間の会期延長となりましたが、民主主義社会にふさわしい、徹底した議論を期待したいと思います。ただ、今までの議論を聞いている限り、表題のような視点からの意見が見当たりませんので、こうした視点から私見を申し述べたいと思います。 そもそも日本国憲法第9条とは何か。ご存じの通り、その第1項「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」は、昭和3年の不戦条約第1,2条をモデルとしたとされるように、日本国憲法独自の規定ではありません。同様の規定は国連憲章にもあり、今や国際社会における安全保障の規範となっています。(西修氏によれば侵略戦争を放棄した憲法を有する国は124カ国に及ぶという) では、日本国憲法――ノーベル平和賞に推薦されるほどの、その「栄光」のオリジナリティーの根拠は何なのでしょうか。言うまで
大ベストセラー作家の百田尚樹氏が、自民党若手議員の勉強会で「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない」という発言をしたそうです。それに対し、百田氏に近い安倍総理なども含め、様々な所から批判が噴出しています。 では、どのような経緯で百田氏が各紙の報道を元に、この発言に至ったのか整理してみます。まず、百田氏が、その発言を行ったのは多くが安倍首相を支持する若手議員の勉強会「文化芸術懇話会」の会合です。この会の目的は、「心を打つ『政策芸術』を立案し、実行する知恵と力を習得すること」となっていて芸術家との交流を行うとの事。そして、9月に行われる総裁選で、安倍首相の無投票再選を後押しする狙いもあるという報道もありました。 安倍首相という右寄りの総理を後押ししたい若手の集まりですから、自ずと会合は右よりの人ばかりと言っていいでしょう。そこで、百田氏は反日・売国という言葉を多用し、日本のメディアは日本を貶め
辻元議員が国会で徴兵制について質問したのに続き、民主党からは「徴兵制復活」を危惧する声が上がっている。 徴兵制に強く反対する人たちが、どうしてもやりたくない仕事、子供や家族に絶対にさせたくない仕事を自衛隊はやっている(仕事というのは基本的に「自分がやらないこと・不得意なことをその道のプロにやってもらって対価を払っている」もの。だから職業に貴賤があってはならない)。徴兵制が嫌ならなおのこと、自衛隊の任務や名誉の問題に対する理解を持ってもらいたい。 よく知られているように、先進国は徴兵制を止める流れであり、何も憲法解釈を持ち出すまでもなく、経費の面、兵士の教育の面から見ても徴兵制導入は現実的ではない。元自衛官の佐藤正久議員が「専門性の高くなった今の軍隊で、一般市民を徴兵しても役に立たない」と書いた記事が話題になっているが、以前、自衛官からもこんな話を聞いたことがある。 「現在は志願制で、色々な
安倍晋三首相に近い自民党の若手議員による勉強会「文化芸術懇話会」(代表=木原稔・党青年局長)の25日の初会合で、講師役で首相と親しい作家の百田尚樹氏が、政権に批判的な沖縄の地元紙について「沖縄の二つの新聞社は絶対つぶさなあかん」などと発言していた。これについて百田氏が、朝日新聞の取材に応じた。 ◇ 〈百田尚樹氏の話〉 報道されている発言内容は事実だが、講演で言ったのではなく、講演後の出席議員との雑談のなかでポロッと出た軽口だった。冗談のつもりで、本意ではない。出席者の誰かが「沖縄の人やメディアの意識はやっかいだ」と言ったので、それに答える形で「やっかいやなあ、(沖縄の二つの地元紙は)つぶさんとなあ」とは言った。地元紙はほとんど読まないし、自分の悪口ばっかり書くからきらいだが、本当に潰さないといけないとまで思っていない。出版社や新聞社はアンタッチャブルな領域で、権力によって圧力をかけられるべ
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