Intelは長い間登場が待たれていたワイヤレス機器向けの低電力チップの出荷を開始した。同社は、こうした取り組みを明らかにハイエンド市場から始めている。 開発に4年近くかかった「Centrino Atom」は、Intelによると3ワット未満の消費電力で世界最速のチップである。最初のAtomチップはクロック周波数が最高1.8GHzであり、0.65〜2.4ワットのサーマルシーリングを誇る。一方、平均的なノートPC用のチップはクロック周波数が3.3GHzでピーク時の消費電力は35ワットである。 IntelはAtomチップを今週、上海で開催されている開発者会議「Intel Developer Forum(IDF)」で発表した。さらにデスクトップ、ノートPCおよびサーバ向けの新しいチップアーキテクチャである「Nehalem」をベースとした最初のチップが2008年に登場するとも発表した。Nehalemは