ハリケーン・サンディー(Hurricane Sandy)によるコレラ流行の再燃が警戒されるハイチの首都ポルトープランス(Port-au-Prince)郊外デルマ(Delmas)に設置された避難所で、子どもに水を飲ませる女性(2012年11月15日撮影)。(c)AFP/Thony BELIZAIRE 【5月9日 AFP】2010年に大地震に見舞われたカリブ海の島国ハイチでコレラが大流行し、発生源が国連平和維持部隊の宿営地だったとみられている問題で、感染した被害者や犠牲者の遺族らが8日、国連(UN)に対し60日間の補償交渉期限を突き付けた。交渉がまとまらなければ、数十億ドル規模の損害賠償を求める訴訟を起こす構えだ。 米国を拠点に活動する人権団体「ハイチの正義と民主主義研究所(Institute for Justice & Democracy in Haiti、IJDH)」によれば同団体は現在、