市民への弾圧が続くシリアに、国連の人道問題担当のエイモス事務次長が入り、アサド政権に対して、けがをした市民の治療など、人道支援を行うため、国連機関などの活動を認めるよう求めました。 シリアでは、中部のホムスなどを中心に、アサド政権による市民の弾圧が続いており、人権活動家によりますと、多くの場所で食料や水の供給が止まり、けがをした市民が十分な治療を受けられないなど、厳しい状況が続いています。 こうしたなか、国連で人道問題を担当するエイモス事務次長が、7日、首都ダマスカスを訪れ、ムアレム外相と会談しました。 この中で、エイモス事務次長が、市民の犠牲を減らすため、国連機関などによる人道支援活動を受け入れるよう求めたのに対し、ムアレム外相は、「シリアの主権が尊重されるなら受け入れる」と述べ、シリア側が示す一定の条件の下で活動を認めるという考えを示しました。 エイモス事務次長は、このあとホムスを訪れ
ケニアの首都ナイロビ(Nairobi)で発表される、国連人道問題調整事務所(UN Office for the Coordination of Humanitarian Affairs、OCHA)作成の飢餓の拡大状況を示したソマリア地図(2011年9月5日撮影)。(c)AFP/SIMON MAINA 【9月6日 AFP】国連(UN)は5日、南部を中心に深刻な飢餓に見舞われているソマリアで新たに南部ベイ(Bay)地区が飢餓の状態にあると宣言した。 ベイ地区はソマリアの主要都市バイドア(Baidoa)を擁し、イスラム過激派組織アルシャバブ(Al Shebab)の拠点にもなっている。 ソマリアで飢餓宣言が出された地域は計6つとなった。7月には南部バクール(Bakool)地方とシェベリ川下流(Lower Shabelle)地方、8月上旬には首都モガディシオ(Mogadishu)と世界最大の国内避難
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