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NHKの職員がインサイダー取引の容疑で、証券取引等監視委員会の事情聴取を受けたというニュースが、きのうの19時ニュースのトップを飾った。任期があと1週間の橋本会長は、この3年間、何をやっていたのだろうか。今回の問題は、3年半前の横領事件より、ある意味では深刻だ。横領はどの業界にもあるが、報道機関が情報を私的な利益のために使うという事件は、「公共放送」の根幹にかかわるからだ。 記者会見で、石村理事は「システム上の問題以上に、倫理観がなかったのが最大の原因」と語っているが、この認識は誤っている。今回は去年3月8日の場が引ける直前に異常な値動きがあったことから、監視委が証券会社に不審な取引記録の提出を求めたため、たまたま露見したものと思われるが、東京と岐阜と水戸で独立に起きたらしいことからもわかるように、犯罪につながるような情報を20分前に全国の職員が見ることのできるシステム管理が間違っている
きのうは4万ページビューを越え、当ブログの最高を記録した。NHK職員が、多数アクセスしていると思われる。NCシステムは、驚いたことに私が20年前に参加してつくった基本設計ばかりか端末(NEC5300)まで同じらしいから、私の知識が使えるという前提で、問題を少し整理しておきたい。 NHKは来週末までに全職員11000人と契約社員を含む査問を行なうことを決めたが、これは役所向けのポーズにはなっても実質的な効果はない。ドタバタと自己申告の査問をやっても、証拠もなしに「私はインサイダー取引をしました」と名乗り出てくる職員がいるはずもない。それより監視委が調べた884件の不審な取引の情報を入手してシステムのログと照合し、疑わしいアクセスを絞り込んでから査問すべきだ。 そもそも基本的な事実関係がよくわからない。記者会見では、石村理事が「2時38分から5000人がアクセス可能だった」と答えているが、
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