小泉進次郎防衛大臣は5月末にシンガポールで開催されたアジア安全保障会議(シャングリラ会合)で、日本を「新型軍国主義」と繰り返し批判する中国を念頭に反論した。海外メディアは日本に同調する参加国の声を取り上げ、中国に誤算があったと報じている――。 「日本は新型軍国主義」と批判した中国 中国外務省は5月12日、アジア太平洋諸国に向け、日本の「新型軍国主義の無謀な行動」に共同で対抗せよ、と呼びかけた。ロイター通信、米CNBCなどが報じた。 日本が戦前に突き進んだ「軍国主義」へ逆戻りしているのではないか、という疑いを込めた強い非難だ。 軍国主義という言葉を耳にすれば、アジア太平洋諸国の多くの政治関係者が、第二次世界大戦期の日本、すなわち軍部が国家の方針を握ったあの時代を想起する。 そこへ「新型」という接頭辞が付いたなら、現代の日本が進める防衛政策までもが、あたかも戦前の暗い系譜を引き継いでいるかのよ