今も昔も中東情勢に振り回される日本 1973(昭和48)年10月6日、6年前の第三次中東戦争でイスラエルに占領された領土の奪回を目的として、エジプト・シリア両軍がそれぞれスエズ運河とゴラン高原正面に展開するイスラエル軍に対する攻撃を開始します。第四次中東戦争の勃発です。 これをきっかけに10月16日、OPEC(石油輸出国機構)加盟のペルシア湾岸6カ国が原油公示価格の引き上げを発表します。続く17日には、OAPEC(アラブ石油輸出機構)が、石油生産の段階的削減を決定しました。さらに、イスラエルが占領地から撤退するまでイスラエル支持国(米国やオランダなど)への石油禁輸を10月20日以降実施することを決定します。イスラエルを支援しないように、石油を武器とする戦略を実行したことになります。 日本はイスラエル支持までいきませんが、反イスラエルではないという理由で供給削減対象にされます。石油の約99.