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アメリカ大統領選
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物語工学論 キャラクターのつくり方 (角川ソフィア文庫) 作者: 新城カズマ,kyo出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2012/05/25メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 108回この商品を含むブログ (15件) を見る S「というわけで文庫版に入らなかったあとがきが、以下にございますので」 M「ほほー」 あとがき S「えっと、あとがきです」 M「って新城さん、なんでいきなり新井素子先生のあとがき書き出しをパクるところから始めるんですか。ここは真面目に、新しい読者層にむけて文庫版『物語工学論』を売り込むところでしょうに。ていうか、僕ことMはあくまで新城さんのブログやツイッタで架空会話の相方をつとめるのが本業のキャラクターであって、なんの説明もなしに登場させちゃダメでしょ」 S「いいじゃないか、便利なんだし。キャラクターというものは、読者の便宜を図るためならば、どこでどれ
S「というわけなので、以下にやってみました:後々いろいろ整形するかもですが、とりあえず今はこれが精一杯…」 クラリス「まあ…(万国旗を眺める)」 M「ってどこから出てきたんですかクラリスが!」 S「まあまあ。というわけで、以下草稿バージョンからのコピペです」 長篇歴史大河ロマン『島津戦記』 by新城カズマ 「いり豆をかじりつつ古今の英雄を罵倒するのは人生最上の快事である」と荻生徂徠が言ったと伝えられるが、歴史に興味を持つ者にとって、たしかにこれは楽しいことに違いない ――海音寺潮五郎 事実は、こうだ ――山田風太郎 歴史……すなわち思弁小説の一形式 ――ウィリアム・ギブスン 序 ――誰も彼もが、武器を帯びていた。 男たちは刀を手にしていた。女たちは短い刃を隠し持った。老いたもの、若すぎるものたちも身近に得物を求めた。石は投げれば凶器になった。油を浴びせかければ敵は退散した。竹を組み合わせた
S「というわけで先日ツイッタでもつぶやきましたが、例の #hourai20 周年に何やったら面白いかネタ募集中です:ちなみに新城の案は 初心者に優しい 誰でも楽に参加可能 今夏のSF大会 #TOKON10 で優秀作表彰可(副賞として、新城カズマの最新未発表作から断片引用さしあげます) という基準で、 「蓬莱ワールドとは何か?140字以内で完全解説せよ(配点5点)」 です^^。コメント欄でもツイッタ経由でもOKですので、どしどしアイデアお寄せください!」 X「……SF大会事務局から『企画〆切過ぎてるんですけど』というお知らせをもらったんで、焦り始めたな」 S「どきっ」
(赤文字=4/25加筆箇所です) (緑文字=4/29加筆箇所です) S「というわけで、今年のGWに15x24いろいろ盛り上げよう!企画・通称 #15gw24 の詳細が決まりつつあるので、こちらで予定の告知をば: 4/30:謎の企画 #15r24 の全貌判明! 5/1~:主にツイッターで全巻読破読者向け作者乱入手加減無しネタバレ上等質問疑問ぜんぶ答えます15x24裏話大会 5/1:1600時〜適当な時間まで、人ごみでごった返す吉祥寺&井の頭公園……を微妙に避けて井の頭公園前駅から周囲の閑静な住宅街を『もやさま』風に散策しつつツイッタにつぶやく企画(5/4のust中継ポタカズマの試験も兼ねてますが、こっちは呟き&写真アップonlyで動画中継はありません) 5/4:0000〜2400時にツイッター読書会(1&2巻限定:作者乱入予定あり:続報詳細等はこちらの方もしくはハッシュタグ #tw_doku
赤文字=最新の改正部分です (概要については、こちらもどうぞ) (有志の皆様による非公式まとめサイト等: 15x24総合まとめ ツイッタ上のエアノベル状況まとめ iPhone持ってなかったりツイッタ見れなかったり東京に居なかったりする方々向けのまとめ掲示板 ) 1. 「エアノベル #15a24 」とは、15×24セカイカメラVersion――すなわち参加する物語、読んで楽しむリアル体験ゲーム、世界有数のメガロポリス・東京をプラットフォームにした未来型ARG――を指す 1.0 エアノベル #15a24 には、ルールが存在する 1.0.0 基本ルールは、「マフィア」「汝は人狼なりや?」等として知られる伝統的ゲームのバリエーションとして理解すると、手っ取り早い 1.0.1 Wikipediaにおける同ゲームの記述は、こちら 1.0.2 英語版の同種ゲームのルールは、こちらやこちら 1.1 参加者
S「というわけで表題の件。感動のあまり、以前に某誌連載で新城が書いたエッセイを思い出し、引っぱり出してきてしまいました」 M「この連載、どっかで書籍化しないんですか。そういえば」 S「したいなぁと思いつつ幾星霜……じゃなくて、ほんとは連載自体も再開したいんだけどねえ。どうですかひとつ>各出版社の担当様。それはともかく、以下がそのエッセイ草稿バージョンです:よろしければどうぞ」 『ここではないどこかへ 〜若き人々のための架空世界設計講座〜』 第16回 作品分析(2)〜『バルバラ異界』 東京近辺では「なんじゃこりゃ」的に暖かい冬に続いて「だめだこりゃ」風の寒い春になりつつありますが、架空世界設計を志す皆さんの地元ではいかがでしょうか。ちなみに僕こと新城カズマ/柳川房彦、先日ついに初めて検査入院というやつをやりまして、胃カメラを飲むという希有な体験をするはめになりました*1。ついでに大腸カメラも
S「……というのをタンブラで書いたのですが、せっかくなのでこっちにもアップしておきます」 【パターン1】 読者1「この四ヶ月連続刊行商品、次のが出るのを待ってる間がツラすぎるよ! よし、ぜんぶ出てから一気買いしようっと」 ↓ 販売担当「ふうむ、この四ヶ月連続刊行商品は思ったよりも出足が鈍いなあ……世間での評判はとても良いんだが、どういうわけだろう。しかたがないな、残念だが後半の製造個数を思いっきり減らすとしよう。ここで無駄な流通在庫をつくってもしょうがないからな。結果的に地方の店舗ではものすご〜く入手しにくくなるだろうが、お客様の判断に従うのが市場メカニズムというものだ」 ↓ 読者1「あれ、おかしいぞ! 全巻完結したはずなのに、どこにも売ってない! 駅前の店どころか県庁所在地の超大型店舗にも無い! ア●ゾンでもb●1でも手に入らないや……しかもユーズドでは凄い高値に! ようやくこれから皆が
S「……といっても、4巻の『あとがき』なんですけど。ここ数日の話題とも関連するので、特別にアップすることにました。後半には大切な募集もありますので、ぜひよろしく〜」 あとがき(C) かのJ・R・R・トールキンは、大作『指輪物語』の執筆期間中に幾度か筆が止まったことがあったそうです。 特に有名な中断は、第一部『旅の仲間』の後半、主人公たち一行が霧ふり山脈の奥深くへ踏み込み、モリアの最深部にたどり着いたところ……御当人曰く「バーリンの墓の傍らに私は佇み、長らく其処に立ち止まることとなった」……でしょう。全体のおよそ三分の一ちょっと手前、これから物語がアクションで盛り上がり、驚異と不思議が怒濤の如く押し寄せ、重要な脇役たちが一気に増えようという直前です。 長い物語をこつこつ書き続けていると同じようなことは起こるもので、僕がこの『15×24』でほぼ唯一中断して迷いに迷ったのも、同じくらい書き進んだ
S「……ので、以下にペタリと貼っておきます: 『15×24』連続刊行開始記念!新城カズマ&仲間たちのツイッター座談会(第1夜) 直線的に一気読みし易いように、一部順序など変更してありますのでよろしく。臨場感を味わいたい方は、そこの右上にある緑の四角の下んところ青っぽい長方形の中のFOLLOWというところをクリックして新城カズマをフォローするか、タグの #15t24 を御覧ください。うーむ、やはり編集という過程は重要で面白いなあ〜」 X「このトゥギャッターって、ブログパーツとして直接読めるようにできるんじゃねえのか」 S「いや、そのはずなんですが、なんか上手く貼れなかったので:とりあえずリンクにしときます」
S「というわけで自転車大作戦*3が一段落、ちょっと御休みしてから、次はこれやります: 世界初(たぶん)twitter上で公開対談/座談会〈せめて積ん読を、と作者は言った〉 10月2〜3日2200時頃から! 無料! 誰でも閲覧可能! ←当然ながら 基本はネタバレ無しなので、多い日も未読の方も安心! タグは #15t24 もしくはSinjowKazmaとsakaisampoをツイッターでフォロー! 事前のお問い合わせ等は、SinjowKazmaにむかってつぶやいてください まあ、ようするに『15×24』についてアレやらナニやらをつぶやきまくる……という趣旨で」 M「ネットラジオの文字バージョンみたいなもんですか」 S「イメージとしてはそんな感じかな。音声には音声の面白さがあるんだけど、文字ベースでリアルタイムで、しかも後から検索・閲覧・部分引用が簡単にできるツイッターの特性もまた捨て難いので、
S「……ってことで。いいかな、賀東君?」 G「ええ、いいですよ」 S「では以下どうぞ〜」 【まずは「物語論(3)」と「賀東招二、物語工学する」のあいだ(p163)で……】 物語論(4)――アクションとドラマ 新「賀東昭二にとってアクションの良さ、とは一体なんなの? 何が君をそんなに惹きつける?」 賀「自分の表現的な何か……ダンスを踊るのと同じような感覚があるのかも」 新「心理的なサスペンスなんかでは駄目なのかな? アクションにしても、二人がぐーっと睨み合って睨み合って睨み合って……みたいなサスペンス系とか」 賀「そういうのもありでしょうけど、自分の好きなのは、体を動かす……自分の体が動き出すアクション。自分がやりたいアクション。俺がやりたいんですよ」 新「そこだ。主人公と作者本人の関係というのは実に興味深い話題なんだけど――いろんな人に聞きたいなぁと思ってるんだけど、書きながら主人公に感情
S「……というか、すでに追い抜かれてたのを知らなかったというか: 傘の内側がスクリーンになっててネット閲覧できる、というシステム ちなみに短篇はSF-マガジンさんの最新号に載ってるアレです」 M「でも実際、雨の日はあんまり景色を眺めないですし。傘の内側に広告とか映画予告篇とか流したら、けっこう視聴率いいかもしれませんね」 X「そのぶん交通事故が増えたりして。歩行者のよそ見で」 S「うーむ。じゃあ傘に自動警報装置をつけて、車が接近したら警告サインを」 X「強化外骨格も組み合わせて、自動で散歩できるようにして」 S「朝寝坊して目覚めたら、すでに自動的に出勤途中でした!とか」 X「……モダンタイムス?」
新城カズマの大長編小説『15×24』(イチゴー・ニイヨン/集英社スーパーダッシュ文庫、2009年9月25日より連続刊行予定)の草稿の一部を、こちらで先行ネット公開します。 以下、概要です*1: 一回のつぶやき最大60字目安で公開してゆきます:これは「くりかえしRTしたりコメントをつけたりしやすいように」ということと、「ちょっとづつ小説を朗読する/演奏する」感覚を醸し出したいからです (もともと『15×24』の一行〜一段落ごとに『この一行が好き』『この表現の元ネタはきっとこれだ!→リンク』等とコメントしてもらうのが理想形だったので)*2 基本的には毎晩2200〜2300時のあいだに公開しています:変更ある場合は、できるかぎりツイッター等でお知らせするようにします ツイッター/タンブラー/YouTubeの不具合等により、やむをえず延期される場合がありますのでご了承ください BGMなども指定して
S「というわけで9月から刊行開始の『15×24』(イチゴー・ニイヨン)なんですが、どんな宣伝したらいいのか悩んでるのです」 X「おまえにしちゃ殊勝な態度だな」 S「や、なにしろ足かけ5年ですからねえ。それに今回は、どういうわけか、刊行前から面白さには自信があるので」 M「なんか日本語が変じゃないですか、それ」 S「でも本当なんだよ。いつもは出版後しばらくしてから『うん、これ面白いじゃん!』と思い始めるんだけど。ちゃんと最後まで読んでもらえれば『15×24』はとびきり面白いことが分かってもらえる……という自信だけは」 X「まあな。3000枚の原稿できあがってるのに1&2巻の売れ行き悪くて最後まで出ませんでした、じゃあ洒落にもならん。すべては9月次第だな」 S「どきっ」 M「縁起でもないこと言わないでくださいよっ! そうじゃなくても出版不況プラス百年に一度の大不況なんですからっ!」 S「とまあ
S「というわけで #twnovel をいくつかひねってみました結果を、以下にまとめてみます: 「アンディ、えらいことになった」「まさか警部、もう二人目の子供が誘拐……」「そうじゃない。さっきの報告は逆だった」「じゃあ少年は無事だったんですか! よかった!」「そうじゃない。『逆』だったんだよ。肉片は誘拐犯のものだった」「……じゃあ……それで少年の行方は?」 #twnovel 3:19 PM Jul 23rd これは以前にhexalexyで創ったやつの『長編版』ですな。末尾をちょこっと修正したバージョンのほうをあげておきます。でもって次が、 彼は少年として出征し、男として戦った。祖国が降伏した日、彼は記憶喪失の傷病兵だった。繁栄と享楽が戻ってきた。彼は貧しい独身者として働き、老人として病に倒れた。遺体は市の共同墓地に埋葬された。――その隣に彼の初恋の娘が眠っていることを知るのは、私と貴方だけだ
S「……とまあ、あれやこれや考えてるうちにグーグル・ブック検索に関する疑問&妄想が増えて来たので、あらためて以下にまとめてみました: けっきょく日本のマンガは今回のブック検索の対象になっているのか/今後なってゆくのか? グーグルブック検索は、発禁(&回収された)本も検索・閲覧させてくれるんだろうか? 「その本」が一冊でもどこかの図書館に眠っていたらばスキャンされてアップされてしまうのか? 問題があって回収された書籍に関する国際間の取り決めはあるのだろうか? 米国南部諸州でよく聞く「子供に読ませない本の指定」の有効範囲はどうなるのだろう? グーグル・ブック検索は、初版/改訂版/決定版/等々をちゃんと区別してくれるだろうか? 『出来の悪い初版本』も半永久的にさらされることになるとしたら、それは長期的には良いことなのか悪いことなのか? 誰がそこから利益を得て、誰が損をするのだろう? 表紙のイラス
S「というわけで、ちゃんとした前回からは久しぶりのGGGシリーズなんですが、実はこの数週間でいろいろ動きがありまして、 ブック検索の件で、グーグルの中の人だか弁護士さんだかが、いろいろ説明した すると日本文藝家協会が「絶版の定義が改善された/明確になったので、和解案にのる方向で」と表明した 日本政府版ブック検索計画が本格的に始動した(らしい) 大日本印刷(&有力出版社連合)がブックオフの大株主になった Plastic Logicが出てきたり、AmazonのKindleがデカくなったり、グーグルが電子書籍販売に乗り出したりすことになったりした 「Tsudaる」という動詞がどんどん広まった 日本のウェブ文化は残念なことになったんだか、そうじゃないんだかした 草なぎくんが無事復活した ……などなど。まさに激動の時代です。むこう数ヶ月で、あちこちで公開討論やらシンポジウムやらも催されますし、追いか
――この手紙を、どうやって書き始めるべきか、解答の見つからないままとりあえず書き始めています。そもそも、「伊藤計劃くん」と書くべきか「さん」と書くべきか、あるいは「君」と呼んだらいいのか「貴方」と呼ぶべきなのか、それさえも最後まで迷っていましたし、今でも迷っています。 ひとつだけ確かだったのは、僕はこの手紙をきみの四十九日が明けてから書くのだ、ということでした。最初にきみの訃報を(あのあまりにも速くて便利すぎるtwitterを経由して)知った時、僕は本当に言葉を失いました。こうして書いてしまえば、それはあまりにも陳腐で紋切り型の表現なのですが、しかし事実は事実なのですし、いずれにしても僕はその後も自分自身のたいそう陳腐で紋切り型の言動に直面することになるのですから、今さら取り繕うのは無駄なことです。この点については、きみの赦しを請う以外にありません。 僕がきみ宛の手紙で書こうと決めたことは
X「そんなこんなで、 今回のGoogleの戦法は、フェアユース+集団訴訟のコンボだった 作家組合が(あまりにも素直に?)和解しちゃったせいでグーグル(以下グ社)はタナボタ大儲け 日本中の著作権者が封書をもらって「でもどうしたらいいのよ!?」状態に そして期限は目の前だ! 以下次号! と思ったら『期限は9月4日まで延ばします』というオチが! というのが、ここまでの大ざっぱな要約なんだが」 S「まぁ落ち着いて考える時間ができたのは、良かったじゃないですか。――ということで、先日の早見表で『さてどうしよう』と悩んでいる方向けのアイデアを披露したいと思います。すなわち、グーグル書籍サーチに真っ向から対抗するための」 M「それって和解案から離脱するのとは違うんですか」 S「うん、もうちょっと根本的な対抗策だよ。すなわち〈第2書籍サーチ〉を構築すればいい、という案――クラウド・スキャニングによってね」
S「……みたいなことを、過日某氏と話してまして。その後、数名の方に話してみたらウケがよかったので、こちらにアップすることにしました。もうじきライトノベル・フェスティバルもあることだし。景気づけってことで」 M「あ、そういえば行くんでしたっけ」 S「うん。でも噂によると、午前10時開始らしいんだよ。そんな早朝に起きれないよ!と一人で苦悩してたりして」 M「どこが早朝ですかっ! それより早く三原則を出してください」 S「へいへい。すでにお察しの良い方はお気づきかと思いますが―― ライトノベル・ヒロイン(LNH)の三原則 LNHはいかなる時も主人公を経由して読者を傷つける言動をとってはならない。また、不作為によっても読者を傷つけてはならない。 LNHは前項に反しない限り、主人公を経由して読者の願望に沿わなければならない。 LNHは前2項に反しない限り、主人公を経由して読者に対する貞操を守らなけれ
S「というわけで事態は進行中です:こちらのサイト経由で発見したのですが、米国の作家7名がこちらの弁護士事務所を雇って/と一緒に、 5月5日のデッドラインを4ヶ月延長せよ! 短すぎるんじゃボケ!(意訳) と訴えたようです。連絡先は上のサイトに書いてありますので、興味のある方はどうぞ。詳細分かり次第、更新してきます」 M「ばたばたしてますねー」 S「してますよ! ほんとに!」 S「あ、あとタイトル長すぎてTwitter経由だと読みにくい!という声を見かけまして……すみません、次回から二桁になるのにあわせて短くします^_^;)」 090428追記: S「とか書いてたら、グーグルのほうから延長を申し出てきたらしいです: 米グーグル、「書籍検索」和解案の通知期間延長を要請 なんか、現場の弁護士レベルですごい暗闘が進行中みたいな感じが……(以下すごい妄想が進行中)」 (その十数分後) S「こちらの記事
(090607追記:注6にちょびっとだけ情報を追加しました。) S「というわけで諸々ばたばたしてますが、次回以降の前フリ兼メモです: 今回のGoogle×著作権問題、迷っている貴女*1のための早見表(簡易版・09年4月下旬現在) グーグル様万歳! まぁグーグルでもいいんじゃないの 今回のやり口(だけ)は感情的についていけない アメリカ的な手法はすべて嫌! 自分の作品を広く世に知らしめたい 和解案に参加! とりあえず和解案に参加して今後いろいろ拒否したり異議を唱える権利を保留 さてどうしよう*2 和解案から離脱! 多くの人に読んでもらいたいけど、対価も大切だしなあ 和解案参加 和解案参加して拒否権等保留 さて困った*3 和解案離脱! 書籍=商品の対価が欲しい/が最優先 和解案参加して小切手の到着を待つ 和解案参加して拒否権等保留しつつ、グーグル対抗策を練る*4 参加しつつ異議申し立てや内容改
S「いやー、たった今この記事↓を読んでひっくり返ってたんですけど: スマート電網都市Smart Grid City: Manna for EVs ……あんまり驚いたんで先にオチを言ってしまうと、新城が以前から注目してるGoogle出資の電気自動車アプテラ&そのライバル車って……太陽発電機能を備えてて、しかも自分で使用する以上の電力をつくって売ることもできるらしいんですよ!」 X「てことは、つまり」 S「そう! 次世代電気自動車は、単なるクリ〜ンでエコ〜で地球に優しい移動機関じゃなくて、路上を自在に動き回る発電所なんです! うーむすごい。もはや高度に発達した移動機関は、携帯端末だけじゃなくて発電所とも区別がつかなくなる時代*1……」 M「でもアプテラの天井部分がソーラーパネルだってことは、前に新城さんも言ってましたよね」 S「そうなんだ、でも新城はてっきり非常用の電源だと思ってたんだよ。ガソ
S「……という思考実験をして遊んでたら、なんかわけわかんなくなってきたので。これを読んでる皆様に助けを求めようと思いまして、まずはアップすることにしました: bold;">思考実験その01:自由意志があると確信してそのように表明している(が実はあなたが遠隔操作している)アンドロイドRayくんと、同タイプで同様の確信を表明するアンドロイドFreddyさん(ただしこちらはあなたが遠隔操作しているわけではない)と、すべてはあらかじめ決定されている(=人間に自由意志はない)と確信している生身の人間Danny氏とが、あなたの前にいるとして……「3人」のうちの誰がいちばん「自由意志がありそうだなあ」と、あなたは判断するだろう? M「なんですかこりゃ」 S「だから思考実験。ちなみに両立主義については、こちらをどうぞ→wikipedia:自由意志」 M「次のSFのネタですか?」 S「それもあるし、他の仕事
S「うーむこれは面白い。以前にこのへんで『視覚化されたTwitterはマクルーハンの予言そのままだなぁ』みたいな話を書いたんですが、今度はこちらのGoogle公式ブログによれば、 インドの選挙をがんがん可視化します 自分の選挙登録状況を確認できる 投票所の場所をGoogleMapだか何だかで見ることができる 自分の選挙区の各種データ(前回の選挙以降、どれくらい生活が改善したか等)を確認できる 議員や候補者の各種データを確認できる その他どんどん新サービス予定中! ……だそうです」 M「こういうのって、これまでは市民団体とかがネットでやってましたよね」 S「うん。実際、米国や豪州でもこの手のサービスは始めてたらしいし、今回もインドの各種NPOと組んではいる。にしても、これはすごいなー……ちゃんとGoogle的には商売になってるんだから。前にもGGGその05とかで書いたように、Googleはネ
S「というわけで、バンコール・マニアとしては黙っておれない展開になってまいりました: 中国、新しい国際基軸通貨を要望China Wants A New Global Currency viaNeatorama (日付を確認して)えーと、まだ4月1日じゃないよな……冗談サイトでもなさそうだし……うーむそれにしても」 X「記事によると、これは単なるIMFとか世銀の引き出し権じゃなくて、貿易や法人の決算にも使えるマジな通貨の話をしてるみたいだな」 S「まあ、政治的なブラフなのかもしれないですけど。でも今回の大不況騒ぎで、現行不換紙幣からの出口戦略をそろそろ考えないとなぁみたいな空気はあるのかも」 X「ドルの備蓄がいちばん多いのも中国だしな。極端な話、あそこが手持ちの米国債を担保に新しい基軸通貨始めましたとか言い出したら、どうなるんだ? できるのか????」 S「う〜〜〜〜〜ん(激しく妄想中)」
S「というわけで、前回のグーグル礼賛に反論というかツッコミを入れてみたいと思います: 07のA:ぐぐる君*1とコモンちゃんの夏休み大冒険 えーまずは簡単な前フリとして、Googleという巨大システムの根幹に横たわる構成原理と米国法体系との関係から……」 M「どこが簡単ですか! むちゃくちゃ大きいですよ!」 S「だって調べてったら、そうなっちゃったんだもーん。ともかくですな、今回のGoogle×著作権事件のいちばん根っこにあるのは、 高度に発達したGoogleは二次創作と区別がつかない というおそるべき真実なのですよ、みなさん(と居間に集められた事件の関係者一同を見渡す)」 M「はい?????」 S「でも、その結論へとびつく前にいろいろ説明させてください。まずは、近代西洋の法律体系というものには大きく分けて2つの系統がある、という第1の事実から。このへんに関してのまとまった説明は、日本語で書
X「というわけで*1Google×著作権問題について、俺が長期的視点から礼賛してみようと思う」 S「ホントにやるんですか?」 X「ホントにやるんだ。俺はおまえと違って、ずばりと核心に入るぞ。 すなわち、Googleが今回手に入れたのは、他ならぬググる権利……今後は複製・出版・頒布する権利に替わって検索閲覧する権利が著作者人格権の主要パートナーになりますんでよろしくねという米国司法制度からのお墨付……なのだ、というテーゼからだ。 そう、検索閲覧権だ。こいつが新たな〈人類の普遍的な権利〉の一部に加えられたんだ。なんだ、その顔は。いいか、人権てのは増えたり減ったりするもんなんだよ。プライバシーとか環境権とか見りゃわかるだろ。 そもそも著作権って代物は、なぜ保証されてきたんだ? 保証されたほうが良いんだ? 決まってる。創造的な表現を日々新たに生み出してもらうためだ。そのほうが社会が豊かになる(と誰
S「というわけで、Google×著作権問題のまとめをそろそろ書こうかと主んですが、その前にまずは前フリをば。 この話、いろんな人に話して毎回驚かれたんで、もしかしてまだあんまり多くの人が気づいてないのかなって思ったので、以下掲載することにしました……実はですね、新城はGoogleのユーザじゃなくて労働者なんですよ」 X「あぁ!?」 S「つまりですね……しばらく前に『どうしてネットでは情報が(ほぼ)無料で手に入るんだろう? なぜGoogleは無料で検索させてくれるんだろう?』ということを考えてて……出た結論は、 Googleの検索は『無料』ではない たとえGoogleの貼り付けてくる広告をすべて無視したとしても、僕たちは何らかの『対価』をGoogleに支払っている 単に、その『対価』がこれまでの経験や常識では計測しにくいものである ということで」 M「じゃあ何なんですか、その『対価』って」
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