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8 02, 2024 TAKEO PAPER SHOW 2023「PACKAGING―機能と笑い」 ニセコ展 「PACKAGING―機能と笑い」をテーマに パッケージという営みを二つの観点から見つめ直した「竹尾ペーパーショウ」。 その巡回展が、2024年7月13日(土)〜8月18日(日)の約1ヶ月間、 北海道ニセコ町の有島記念館にて開催されています。 蔦がからまるレンガ造りの建物が特徴の有島記念館。 大きな窓からニセコの緑景を見わたす開放的な空間に、 デザイナーの梅原真氏が「笑い」をテーマにキュレーションした 全国各地のパッケージ100点が集結しました。 林立する黄色い展示台を巡りながら鑑賞をつづけると、 ぴんと張り詰めた「機能」の展示空間へ。 素材や環境に高い感度を持つクリエイター12組が 紙の近未来に目を向けた、新たな容器・包装が並びます。 潜在する価値を目に見えるかたちにするPACK
研究者、メディアアーティスト、起業家など、さまざまな顔を持ち、「現代の魔法使い」とも呼ばれる落合陽一さん。「デジタルネイチャー(計算機自然)」という独自の世界像を掲げ、リアルとバーチャルの線引きを超えたものづくりに取り組まれています。そんな落合さんをお迎えして、今までの活動や新たなメディア装置の構想、これからの日本がめざすべき姿など、幅広い領域のお話を伺いました。 僕が今やっていることは、主に3つです。1つ目は大学での研究。自分が主宰する研究室でホログラムを応用する研究や最適化計算をやっています。最適化計算というのは、AIで最適な関数を求めることです。2つ目はメディアアート。学部の頃からかれこれ10年くらい作品を作っています。3つ目は、自分の会社でのイノベーション開発。企業が新しいプロダクトや製品の企画を考える時に、どうやってテクノロジーを入れたらいいのかを考えています。 この他にもテクノ
こんにちは、アートディレクターの有馬トモユキです。デザインセンターは不思議な会社で、デザインの話が分かる人たちが200人以上集まっているところって日本の社会でそんなにないですし、一定方向に必ずこれをやらなきゃいけないとか、必ずここは従わなきゃいけないということも薄いですし、僕の20代の人格形成を助けてくれた大事な場所です。 いまはオンスクリーン制作本部に所属していますが、Webの面白さは伝播に制約がないことですね。いいものが純然と受け入れられていく。かつそれが、世界中の当たり前になっていくようなダイナミズムは常に感じていて、それが素晴らしいと思っています。 アニメーションの仕事が多いのは、世界において共通言語が持てる仕事をしたいと考えていたからです。日本のアニメやゲームは輸出品目として市民権を得ていると思いますが、実際にさまざまな国から反応が返ってくることも多く、自分がこの分野でお手伝いが
穂村 弘(歌人) 2014年7月4日に、歌人の穂村弘さんをお招きしてトークイベントを開催しました。 穂村さんが独自の視点で集められた「気になる言葉」や短歌を鑑賞しながら、「言葉とは何か」を考える密度の濃い時間となりました。 またイベントの最後には、日本デザインセンター社員のつくった短歌を穂村さんに講評していただきました。 僕は昔から、言葉のことが気になるたちで、言葉って何かなとずっと思っていて。僕たちは普段、言葉を一種のコミュニケーションツール、表現ツール、思考ツールとして使っている。つまり、自分が主人のようなイメージで言葉を使っていますが、実はそれだけではない。時には言葉の方が主人であるような感触を、みんな感じながら生きているだろうと思います。 僕は子どもの頃、引っ越しがとても多くて、父の転勤に伴って何度も転校していたんです。その頃の話を父としていたとき、「転校するのが嫌だったけど、転勤
ときに日本デザインセンター(NDC)から飛び出して、気になる人の話を聞きに行く「INTERVIEW」。 今回は、1998年の創刊以来一日も休まず更新を続け、さまざまな連載記事や商品を展開する「ほぼ日刊イトイ新聞(通称ほぼ日)」のオフィスにお邪魔し、編集者/ライターとして日々たくさんの方を取材されている奥野武範さんにインタビュー。奥野さんが手がけられた取材記事の事例をもとにしながら、取材すること・原稿を書くことについてお話を伺いました。
欲望のエデュケーションという言葉が、ここしばらく発想の起点にある。人々の希求に応じてものが生み出されるなら、希求の質がものの質に作用する。おなかの希求に添ってベルトの穴を緩めていくと、しまらないファッションが出現するだろう。「ニーズ」は往々にしてルーズである。だからニーズには教育が必要だ。欲望もエデュケーションも生々しい言葉だが、代わる言葉が見つからない。エデュケーションという言葉には、教育というよりも潜在するものにヴィジョンを与えて開花させるというニュアンスがある。デザインとは、ニーズの質、つまり希求の水準にじわりと影響をおよぼす緩やかなエデュケーションでなければならない。よくつくられた製品にこめられた美意識に触発されて小さな覚醒がおこり、つぼみがふくらむように暮しへの希求がふくらむ。ふくらんだ希求に呼応してものが生み出される、その無数の循環と連繋によって、文化の土壌が出来上がっていく。
ユーフラテスが何かものを作るときには、「考え方をもとにして作る」ということをひとつの軸にしています。たとえば、幼児教育番組「ピタゴラスイッチ」の中に「新しい生物」というコーナーがあります。何の変哲もない消しゴムが、「ケシゴムザウルス」という生物となって動いたり、消しゴムを食べたりするコーナーです。消しゴムザウルス以外にも、ふせんが動き回る「フセンヌス」といった生物がいるのですが、どれも、身近なものに生物らしさを見いだす「見立て」の考え方が基盤にあります。
たづがね角ゴシックという、モノタイプ社が初めて作った日本語書体です。本文にも使えますが、私はサインなどに使っていただくのが良いと思います。というのも、ローマ字に視認性の良さで知られるNeue Frutigerを使っているからです。ところで、FrutigerとHelveticaを比較するために遠くから見ると、Helveticaの方が少しつぶれて見えるのが分かります。このような視認性の良さが、Frutigerが色んな国の交通システムで採用される理由です。日本でも、空港やサインに使われている書体を見ると、枠の中いっぱいにデザインされた字が標準になっています。今まではそれが当たり前だと思われていましたが、果たして本当にそうでしょうか。Frutigerのように判別性の良い書体が段々選ばれるようになったように、日本語も枠いっぱいにデザインされたものから移りつつあるのではないでしょうか。そのような時代の
開発にあたっては、主に3つの方法があります。最も基本的なのは、ライブラリの既存フォントの中から選ぶ方法です。モノタイプが持っている3万種類ほどの欧文書体の中からイメージに合ったものを選び、そのまま使用します。しかし、選んだ書体が他でも使用されている可能性があるため、これでは唯一無二のコーポレートフォントとは言えません。反対に、ブランドのオリジナリティを出すために、ピラミッドの一番上、ゼロからスケッチを起こして新規作成する方法もあります。このやり方だと、他のどこにもない理想的なアイデンティティを持った書体ができますが、時間と費用がかかるというデメリットがあります。そこで考えられるのが、ピラミッドの中間で示したカスタマイズや改変(modified)になります。既存フォントから選んだ書体をベースに改変していくので、オリジナリティは担保しながらも時間をかけずにコーポレートフォントを作り上げることが
1960年日本デザインセンター創立に参加し、現在、最高顧問の永井一正は、これまでに多くのCI、マークのほか1,000を超えるポスターを制作しています。2017年6月22日に開催した「永井一正に聞こう」では、デザイン界の変遷を見て、いまなお現役クリエイターとして活動する永井が、デザインや仕事、ひいては創作についてなど、社内から募ったさまざまな質問に回答。職種やキャリアを問わず本社・名古屋支社を合わせて約100名が参加し、つくることの意義を見つめ直すきっかけとなった1時間でした。
150ヶ国以上を対象とした「幸福度ランキング」でも上位に輝き世界有数の“幸福国”とされるデンマーク。数々の優れたデザインでも知られるこの国から、話題のレストラン〈noma〉の仕事にも携わったコントラプンクトのプロジェクト・マネージャー、ヘレーネ・ウルゴー(Helene Øllgaard)氏が来日。彼女が普段働くデザイン会社・コントラプンクト(Kontrapunkt)との「社員交換プログラム」という形で、3ヶ月、日本デザインセンター(以下、NDC)に勤務した。 幸福度ランキングとは 国連発表の「世界幸福度ランキング」で、デンマークは2017年度2位(2016年度までは1位)。2017年度1位はノルウェー、日本は51位。ランキングは人生に幸せと不幸せを感じる度合いを、1人当たりの実質国内総生産(GDP)、社会的支援、健康寿命、信頼性、人生選択の自由度、寛容さ、腐敗認知の6つの指標を用いて相関分
そうですね。僕はもともと、大学では物理化学の勉強をしていたのですが、卒業してメディアアートの学校に進んでから、グラフィックに興味が出てきて。Webの制作会社に入ってからも、しばらくは、グラフィックデザイナーになりたいと思っていました。 「tFont」という作品も、グラフィックデザインを意識して生まれたものなんです。 Webの世界は当時、技術の発達に追いつくことに終始している印象でした。Webというメディアについて深く考えている人は、あまりいない気がしていました。 でも僕は、もう少しインターネットの真理に近づきたかった。 だから、グラフィックのような業界に、対話のできる相手を見つけたいと思いました。グラフィックの人は、すでに確立している技術を使ってどう深めていくのかを、常に考えている気がして。それで「グラフィックデザインのコンテクストにはまるような、Webデザイン」を作ろうと考えました。 「
Webやアプリなど、テクノロジーを活用したデザインやサービスについて 新たな仕事を開拓する日本デザインセンター(以下NDC)のITプロジェクトチームから、 その第一弾として、書く気分を高めるアプリ“snote”がリリースされます。 snoteとは、NDCが培ってきた文字組のノウハウを活かし、縦書きへも対応した日本語向けテキストエディタ。 必要な機能を最小限にとどめたシンプルな画面に文字が美しくつづられる、素のノートに徹しました。 開発を担当した横田泰斗(以下横田)、北本浩之(以下北本)が、この新作アプリについて語ります。
無印良品 企業広告「気持ちいいのはなぜだろう。」 Advertising, Movie, Book Design, Web/App
先進のテクノロジーや鋭い感性で、デザインの可能性を広げる人たちがいます。 多様な才能と出会い、これからのデザインをともに考える対話の場 「NDC LUNCH MEETING」 初回は、優れたUIのiPhoneアプリを制作されている深津貴之さんをお迎えしました。
先進のテクノロジーや鋭い感性で、デザインの可能性を広げる人たちがいます。 多様な才能と出会い、これからのデザインをともに考える対話の場 「NDC LUNCH MEETING」 今回は、デザインとエンジニアリングの融合を実践されている デザインエンジニアの田川欣哉さんをお迎えしました。
日本デザインセンター 原デザイン研究所のウェブサイトです。
2023年10月、香港の書体デザイン会社Kowloon Type Webサイトが公開になりました。 Kowloon Type創立者であるHui Hon Man, Juliusさん、今回Webサイト制作を手がけた日本デザインセンターのデザイナー・山口萌子、Webデザイナー・後藤健人の三名で、Juliusさんのこれまでの歩みやWebサイト制作の裏側、そして東アジアの書体の未来について語り合いました。
2020東京五輪のエンブレムに関する設計競技が、応募104案のうち1点しか公開されないまま、白紙撤回されました。プロフェッショナルたちによって競われた最初の競技がいかなるものであったかを公表することは、グラフィックデザインが広く理解されるためにも、五輪エンブレムの今後を考えていくにも、貴重な資料の提供になるはずです。そこで、次点と公表されたのち、一部が出所不明の漏洩にも見舞われた自作案を、著作権が手元に戻ってきた現時点で、可能な限り忠実に公開します。(発表内容を個人に帰属する制作物の範囲内にとどめるため、「五輪マーク」と「TOKYO 2020」は、コンペティションに提出したものとは異なる代替物としています) 続きを読む... 五輪案は「躍動する地球」「心臓の鼓動」「頂点」をシンボライズしました。二つの「星」は、惑星的な規模の地平線にうかぶ他の天体、太陽と月を暗示すると同時に、超越する個のせ
2020年東京五輪エンブレムのコンペティション(設計競技)に参加した立場から意見を述べたい。1位の当選者に発生した創作姿勢への疑念や、組織委の判断による当選後の不透明な修正が指摘されてきた。参加デザイナーとして実に耐えがたい思いであった。さらに今度は特定のデザイナーへの参加要請が不当な行為であったかのように報じられ始めた。審査の本質を見誤らないために、ぜひ冷静な議論と判断を期待したい。 参加者の立場で言うと今回の「公募」は開かれていたと感じている。1964年の東京五輪に始まり、札幌五輪、愛知万博などは全て、数名の指名コンペだった。それに対して今回は、応募資格を満たす104名ものデザイナーで競われた。閉じているどころか前代未聞の開かれたコンペだったのである。 門戸を開放すれば質が高まるわけではない。逆に薄まることが懸念される。フィギュアスケートでも、グランプリファイナルに出場するには実績が必
ニューヨークのスタートアップシーンをテーマに、実際に現地で取材をされた江原理恵さんにお話しいただきました。具体的な事例を交えながらスタートアップの全体像をつかんでいくような、楽しくも刺激に満ちた2時間となりました。
グローバルなブランド戦略が重視された時代に、車種ごとに異なっていたエンブレムを統一しました。 Tの文字をベースにして、クルマの躍動感、成長を予感させる未来性、グレード、洗練性、展開性を吟味。 1989年、トヨタ最高級車セルシオの発売予告広告で初めて披露され、話題を呼びました。
北京オリンピック シンボルマーク設計競技案 Entry for the Beijing Summer Olympic Games Symbol Design Competition 2008年の北京オリンピック開催にあたり、シンボルマークの設計コンペに参加した。これはその時に優秀賞を受賞した案である。中国の造形の魅力は「稠密性」にあると考え、シンプル一辺倒ではないシンボルを目指した。中国の象形文字をモチーフとしており、それぞれのパーツは各競技の運動選手たちのピクトグラム(象形文字)である。多様な競技を表すピクトグラムの集積が、複雑かつ求心的なシンボルマークを形成する。ピクトグラムは一つ一つが動画として動くように計画されている。
スマートフォンの普及により、人々がインターネットに接続する機会は急増している。これまでは、インターネットを、情報を伝えるための媒体の一つとして捉えることが多かったが、今では日常生活の様々な体験を下支えする、人生の巨大なインフラとなった。家族や友人とのコミュニケーション、ライフイベントの記録、そして、情報収集など、私達は日常生活の多くの時間、そして体験を、インターネットを活用することで、より豊かなものにしている。そういった、人々の活動とインターネットの接点となるのがWebサービスである。 このイベントでは、Webサービスに携わる2人のデザイナーを迎え、デザインの視点からWebサービスを見ることで、オンスクリーンメディアデザインの新たな潮流としてのWebサービスの姿を浮き彫りにしていきたい。 モデレーター 菅原雅也|株式会社日本デザインセンター スピーカー 伊野亘輝 氏|ROLLCAKE In
増田 宗昭(カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 代表取締役社長兼CEO) 2012年7月19日に開催した第4回NDCセミナー「ワークスフィア/企画、その発想と実現」では、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の増田宗昭社長にお話をいただきました。企画とは何であるかについて、TSUTAYAの創業秘話、Tカードの開発ストーリー、代官山T-SITEで目指したものを例に挙げつつプレゼンテーションをしていただき、企画会社のリアルに触れる非常に有意義なセミナーとなりました。 本日はカルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下、CCC)の増田宗昭社長の登場です。今回は“企画会社”というものが一体どのようにものを考えるのか、企画を具体化するにはどんな発想と手順が必要なのか、リアルな体験として聞いていただきたいと思います。僕は代官山 蔦屋書店のプロジェクトで声をかけていただいたのですが、最初に増田
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