サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ノーベル賞
www.toishi.info
刃物鋼とは、包丁やナイフ等のうち特に高品質なものに使用される鋼材の通称名で、数多くの種類があります。工業分野のJIS規格では、刃物鋼に相当する鋼材は主として「ステンレス鋼」「炭素鋼」「合金鋼」「工具鋼」に分類される鋼材に含まれますが、包丁に圧倒的に使用される頻度が高いのがステンレスをベースにした鋼種です。厳密には、ステンレスも「合金鋼」の一種となりますので、極論すると大分類では、炭素鋼か合金鋼が刃物鋼に適したグレードのある鋼の種類ということになります。 また刃物は一種類の鋼材だけでなく、サンドイッチのように刃の部分を両側から挟み込んで三層構造にしたクラッド鋼(三層鋼)や二種をはり合わせた二層鋼(着鋼)もよく使われます。さらに、高級刃物用には、JIS規格から一歩抜きん出た特徴を持つ独自名称の鋼種を鋼材メーカーが開発しているため、それらもよく使われます。 包丁の材質の見方|全鋼か、複合材か 包
HOME > 製造業のためのビジネス英文メール例文とサンプル > 2020年のウィークカレンダーと週番号|欧州、アメリカ、日本等の週カレンダーとウィークナンバーの一覧 ウィークカレンダーは週カレンダーやカレンダーウィークとも呼ばれますが、その意味するところは1年のはじめから終わりまでの週に1から順番に番号をつけたカレンダーのことです。2020年のウィークカレンダーは欧州では53週、それ以外の地域では週番号が1から52週の通し番号となり、週数に違いが出てくる年です。この週についている番号を週番号やウィークナンバー(Week number)と呼びます。2020年のWeek 1すなわち週番号1は、ヨーロッパ式の場合は2019年12月30日(月)から2020年1月5日(日)となり、アメリカや日本等での計算方法だと、2019年12月29日(日)から2020年1月4日(土)となります。 週番号1の週を
ロットとバッチの違いについては、製造業の分野や職種によっても使われ方が違う微妙な表現です。というのも、厳密にロットとバッチを分けて管理するために用語を使い分けている分野や会社がある一方、両者の意味するものがほぼ同じで、話の文脈でロットなのかバッチなのかを使い分けるケースもあるからです。また製造業の中にはそもそもバッチという表現を使わない場合や、反対にロットという表現を使わない分野があります。 バッチ生産とロット生産は本質的には同じもの 生産管理の分野でバッチ生産、ロット生産といった場合、両者は同じことを意味していることが多いです。というのも、バッチ生産やロット生産といった場合、それに対置する概念、つまり反対の意味をもつ対義語は一個流し生産や平準化生産、パー割生産となるからです。この場合のロット生産やバッチ生産というのは、ある特定のまとまりやかたまりの単位でまとめて製造する、という意味となり
金属によって錆びにくいもの、錆びやすいものがありますが、どのような金属が錆びに強いのか、またその理由と性能を一覧形式でまとめました。 錆びにくい金属を一概にランキング形式で順位付けするのは難しいところで、というのも大気中や淡水中で錆びないものであっても、塩水・海水などの塩化物があるところでは錆びてしまうものや、同様に高温環境や酸の種類によっても錆や腐食が発生しやすくなる金属もあります。 あらゆる環境条件・化学物質に対しても強い金属となると、今度は強度や硬度といった物理的性質が弱い等制限があったりと一長一短あるのが実情です。 錆びにくさ=耐食性は環境に左右される また、錆びにくさ、錆に強いことを腐食に対する耐性を持つということを「耐食性をもつ」と言います。 この耐食性にも一般に「錆に強い」イメージにあるような大気中に雨ざらしに放置しておいてどれくらい持つかの指標となる「耐候性」だけでなく、酸
英文メールの書き出しや、本題に入る際にとても便利な表現の一つに、「~に関してですが」「についてですが」「~の件すが」といった書き方があります。これにはいくつかの表現がありますが、いずれも、この切り出し方でメールを書き出すことができるため、本文にも使えますし、件名に「~の件について」という表現で使うこともできます。 また、話が切り替わる際や別件に入る際にも書き出しとしてはメリハリがつくのでとても便利な表現の一つです。 英語での「~について」の多彩な表現方法 日本語 英語
銅の錆が発生するメカニズム 水気や水分のある場所では、まず銅は水分内の溶存酸素によって酸化第一銅が表面に生成されます。これが赤褐色の銅錆です。次に、酸化第一銅が、酸素や亜硫酸ガス、水とさらに反応することで塩基性硫酸銅(緑青)ができます。亜硫酸ガスがない場合、二酸化炭素や遊離炭酸と反応して、同じく緑青に分類される塩基性炭酸銅が作られます。ほかにも、海水や潮風などの近辺では塩基塩化銅が生成されることがわかっています。 こうしてみるとわかるとおり、同じ緑青であっても、成分は微妙に異なります。 酸化第一銅⇒緑青(塩基性硫酸銅、塩基性炭酸銅、塩基性塩化銅、塩基性硝酸銅、塩基性酢酸銅) 酸化第一銅⇒酸化第二銅⇒緑青(塩基性硫酸銅、塩基性炭酸銅、塩基性塩化銅、塩基性硝酸銅、塩基性酢酸銅) 酸化第一銅⇒硫化第一銅 酸化第一銅⇒塩化第二銅 銅は鉄鋼系素材に比べて価格が高いことや強度面から使われる量は鉄ほどな
キュプラは、レーヨンやポリノジック、リオセルと同様に再生セルロース繊維と呼ばれるカテゴリーに入る化学繊維のひとつです。キュプラは別名、ベンベルグとも呼ばれます。 品質表示上は、銅アンモニア繊維が使われている衣類に対して「キュプラ」と表示することになっています。レーヨン、ポリノジック、アセテート等とは区別されます。 天然に存在する綿の短い繊維であるコットンリンターを薬品を溶かして繊維に加工したものがキュプラです。したがって、原料は「綿」であり、セルロースを主成分としています。この点、木材パルプを溶かしてセルロースを取り出し、繊維として加工していくレーヨンとポリノジックとは成分が同じであっても出発「原料」自体は異なるということになります。 キュプラの名称は一般名詞になっていますが、正式には銅アンモニアレーヨンと呼ばれます。なめらかで肌触り、すべりのよい風合いを持つ繊維で、水にぬれた際の強度であ
licenceとlicenseの違いは、形式上、cとsの一文字であり、意味の違いについても、アメリカ英語とイギリス英語とで異なることもあり、用法が取り違えられていることもあります。 licenseとlicenceを使い分けるのはイギリス英語でよく見られますが、日常的にビジネスでも使う機会の多いアメリカ英語では、使い分けを行わないことがほとんどです。これがこの両者の違いをさらに分かりにくくしている要因の一つです。 相手がこの用語だけイギリス式に捉えていた場合、licenseとlicenceとで用例が違う為(大きく意味は変わりませんが)、違和感を覚えることになります。 ライセンスとは、免許や許可、認可、許諾などといった形で何かを行うことを認めることを意味し、場合によっては書面、電子形式などの形で発行されることもあります。身近なものでは自動車の運転免許もライセンスの一つです。 国や政府機関、市町
このサイトについて 当サイトの記事はすべて工業製品のメーカーの実務経験者が執筆しています。 砥石メーカーの製品や技術を紹介するサイトとしてはじまりましたが、加工技術・工具・研削・研磨に関わる情報から派生し、ユーザーの問い合わせに応じて鉄鋼、非鉄、貴金属、セラミックス、プラスチック、ゴム、繊維、木材、石材等製造に使用する材料・ワークの基礎知識についても掲載するようになりました。その後、技術情報に限らず、製造業で各分野の職種・仕事を進めるうえで役立つノウハウも提供しています。 製造、生産技術、設備技術、金型技術、試作、実験、製品開発、設計、環境管理、安全、品質管理、営業、貿易、経理、購買調達、資材、生産管理、在庫管理、物流など製造業に関わりのあるさまざまな仕事や調べものの一助になれば幸いです。 工業情報リンク集 工業分野のメーカーや商社を中心に、技術、規格、ものづくりに広く関わりのあるリンクを
会社や組織などの紹介をする際に、いつどこで設立したのか、あるいは創業したのかといったことを表現するのに、「founded in」と「established in」が使われます。この両者にはニュアンスに若干の違いがあり、実際は以下のような意味合いで使い分けられています。 また、設立を意味する用語は他にもありますが、例えばcreateなどであれば組織というよりは委員会のような小規模な集まりを意味するケースが多く、会社設立や会社創業などの表現であれば、以下のいずれかが相応しいということになります。 なお、ウェブサイトのキャッチコピーや看板などでもsince 1950といった表記を見ますが、これも1950年からやっていますといった意味を示しますが、正式な表現ではなく、キャッチコピー用の短縮形です。文章の形式ならば次のようになります。 We have been manufacturing diamo
鉄鋼材料に酸素と水が触れることで「さび」が発生します。鉄はそのままでは不安定な存在なため、酸素を取り込んで酸化物となろうとする性質を持ちます。このため、鉄鋼系の材料は程度の差はあれど、錆の問題とは常に無縁ではいられません。いわゆる錆にくいステンレスや、コーティングされた鋼板もありますが、いずれも絶対に錆びないというものではありません。原理としては鉄、鋼の表面に何らかの方法で膜をつくり、その膜によって錆の発生を防ぐというものです。 この鉄につく錆には、大きく分けて黒錆(くろさび)と赤錆(あかさび)の別があります。赤錆は化学式Fe2O3で、その名のとおり、錆自体が赤みがかっているもので、鉄そのものを腐蝕させ、ボロボロにしていく性質を持ちます。錆といえばまず思いつくのがこの赤錆であり、一般的なイメージにあるとおり、鉄を朽ちさせていく元凶となります。成分の詳細は鉄の錆の成分についてのページにも記載
プラスチックには数多くの種類がありますが、中には充填材を添加することで目的とする性質、強度、耐性などを付与し、供されているものも少なくありません。ここでは、代表的なプラスチックの比重、密度を一覧にしています。プラスチックを使うことのメリットの一つである「軽さ」から想像が付くとおり、他の工業材料に比べて比重は全体的に低くなり、比重が1以下のものもあります。 プラスチックの比重を見る際はフィラーの充填内容も確認 プラスチックや樹脂の強みの一つが軽いことですが、実用上はそれだけでは使うことが困難であるため、プラスチックにはフィラーと呼ばれる何らかの充填剤が添加され、機械的強度や温度・熱的特性、電気特性をはじめとする機能性が付け加えられています。強化プラスチックをはじめ、金属を代替する用途にまで使われるようになったのは、このフィラーの役割が大きいといえます。 したがって、このフィラーの種類や充填量
英文における改行というのは、「意味内容で見た場合に文章をどこで改行するのか」と言う問題と、「単語を途中で切って改行する」というハイフネーションの問題とがあります。 意味内容における改行 まとまったリポートやペーパー等では複数の行、段落が存在します。このため、メールのように「見やすく」「目に留まりやすく」「簡潔に」というルールだけで改行するわけには行きません。 意味のある「まとまり」ごとに改行し、内容が変われば段落を変えていくべきです。 一段落に一つの内容 原則として、一つの段落には一つの内容に絞込み、内容が変われば、その文章から改行して別の段落にすべきです。この際、文章の長さは関係ありませんが、意味内容がきらないほうがわかりやすい場合と、短く切ったほうがよい場合とがあります。 長すぎず、短すぎない文章 たとえば接続詞ごとに文章をぶつ切りすると、読み手のリズムが崩れてしまいます。意味から、適
プラスチックの融点や耐熱温度を見ていく際に指標とされるのがガラス転移温度と荷重たわみ温度、ビカット軟化温度、ボールプレッシャー温度、クラッシュベルグ柔軟温度といった軟化や脆化するときの温度です。耐熱性については、こうした物理的な耐熱性のほか、熱劣化・熱分解のような化学的耐熱性の二側面から見ていく必要があります。 プラスチックは高分子材料であり別名ポリマーとも言いますが、これらに共通しているのはある一定の温度を超えると弾性率に変化のない安定したガラス状態から、動きのあるゴム状態に変わってしまう点です。この時の温度をガラス転移温度と呼びますが、この温度を超えてしまうとプラスチックを工業材料として使うことが困難になります。 荷重たわみ温度とは、ある力を加え、温度を上げていった際に一定のたわみ量を超えるときの温度を意味しています。非結晶性のプラスチックについてはこの温度を超えると大変形を起こしてし
HOME > 製造業のためのビジネス英文メール例文とサンプル > 英語でのjob description(職務記述書)の書き方|ジョブディスクリプションの例とテンプレート ジョブディスクリプションの目的 job descriptionとは日本語では職務明細書や職務記述書と訳されたりもしますが、日本にはこれに相当するものがない企業がほとんどです。一部、人事考課の評価基準等を定めたものに似た文書を運用している会社もありますが、ほとんどの場合、英語圏とは使われ方が違います。米国やその文化の影響下にある国々では、job description(ジョブ・ディスクリプション)は雇用や業務範囲の決定、業務の進め方、評価においても密接に関わる非常に重要な書面となります。 ここでは職務内容と仕事の範囲が定められ、多くは雇用契約の際の附属資料としても用いられます。 ジョブディスクリプションの持つ意味 また日本
納期回答をはじめ、明確に日にちを指定しない表現はビジネス英語でも非常によく使います。おおまかに期日を指定するのに便利な表現で、使わずに済ませるのが難しいといえるかもしれません。 大まかに表現するには、他にもweek34など、1月の最初の週をweek1(wk1)とカウントし、その次をweek2、さらにその次の週をweek3といった具合に1週間ごとに数字を足していく表記方法を使う場合もありますが、その場合はどちらかというと、より明確な日取りがある場合です。 なお、以下のような言い方のほかにも、例えば上旬であればfirst 10 days of the monthと書けば、その月の最初の10日間となり、より厳密な言い方となりますが、こうした表現を使いたい場合はより曖昧にしておく必要があるからで、日付が指定できるなら何日から何日までの間という書き方もできます。 上旬、中旬、下旬の英語での言い方 日
数式そのものはほぼ万国共通といえるため、式そのものを書けばやり取りする上で困りませんが、これが口頭での打ち合わせや電話になってくると、数式を書けない状況も出てきます。以下に英文での数式の読み方と表現形式についての例文を列挙していきます。 なお、equalsはisに言い換えても問題ありません。なお、分子はnumerator、分母はdenominatorといいます。 英語の数式の読み方と表記 数式 読み方
プラスチックや樹脂は、中にフィラーと呼ばれるミクロサイズやナノサイズの物質を混ぜ合わせることで、強度や耐熱性、各種耐性を高めたり、新しい機能を持たせたり、コストを下げたりといったことが可能になります。フィラーは充填材とも呼ばれます。 実際、ほとんどのプラスチックと樹脂には何らかのフィラーが添加されていることが多く、同じプラスチックでもフィラーが違えば、性質も変わってきます。したがって、樹脂系の材料を検討する際には、どのようなフィラーをどう添加するのかという点が重要となります。種類としては、セラミックス系や繊維系のもの、酸化物などが多く見受けられますが、基本的にはこのフィラーの持つ性質がそのまま反映されてきます。ただし同じフィラーでも、大きさや形状、添加の仕方でも発揮される性質が異なるため、検討のためには物質の種類とあわせてこれらも調べていくことが求められます。 実用上、フィラーの存在なしで
英語で四則演算のことは、Four arithmetic operationsと表現されますが、足し算、引き算、掛け算、割り算のそれぞれの内容については下表のようになります。算数、数学に用いる記号は日本固有のものではありませんので、英語でも同様に通じます。 ただし、数式をどうしても口頭で読み上げたり、表現したりするような場合、独特な読み方がありますので少々慣れが必要です。もっとも、複雑な数式の場合、日本語でも読み方には苦慮することかと思います。 また、四則演算の記号自体の読み方と、計算の動作を表す表現は異なります。+はプラスと読める記号ですが、1+1となれば、+は「足す」、「足すことの」といった読みになるのと同様の理屈です。数式を読む場合は、「何と何を演算したらどうなる」というシンプルな表現で、=(イコール)の部分をisかequalsでつなぎます。 英語での四則演算の読み方 演算 演算作業の
自動車メーカーや自動車部品メーカーには生産形態に応じて分野ごとに独特の用語が存在します。会社や部品の種類によってもそれらは多岐にわたりますが、こうした業界との取引でやり取りされる耳慣れない用語について、なるべく共通項の多い業界用語からわかりやすく紹介していきます。 自動車に使われる部品点数は2万~3万ともいわれ、自動車産業に関わる企業は20万社にものぼるといわれます。実際には分野ごとに住み分けがなされており、競合の多い分野もありますが、数は限られているため、同じ競争相手と長いことやっていくという風習のようなものがありますが、これは自動車に限らず、工業製品についても似たような状況のところは多いと思います。 自動車業界用語、自動車部品業界で使われる用語集 自動車メーカーや自動車部品メーカー、あるいはこうした会社との取引先とのビジネスで耳にするかもしれない用語についてまとめていきます。 試作イベ
学位は英語でacademic credentialsやdegreeといいます。学位の英文表記など英文履歴書の作成時くらいにしか使われないと思われがちですが、自分の正式な経歴などを表記する場合に使いますので、不明な場合は、調べておくとよいかもしれません。何も役員に就任せずとも、経歴を対外的に示さねばならない機会はあります。 ビジネスそのもので学位を話題にするということは稀かもしれませんが、自己紹介や自分をアピールする要素として、何を学んでいたのかという点を説明する機会があれば、こうした知識も必要になるかと思います。また、共通の大学出身や専門分野が同じということで、ビジネスにおけるスモールトーク等の話題のひとつとしても使われることがあります。 学位表記の方法は国によって若干違う部分もありますが、日本に存在する学位を英訳するとしたら下表のとおりとなります。博士、修士、学士の三つは大学制度のある国
TBA、TBD、TBCのいずれも、現時点では未定であったり不明であったりする部分について使われる略語です。この略語をそれぞれ文章にすると、下表のようになります。 ほとんど同じような使われ方をし、意味にも大きな違いはないため、厳密に使い分けられないこともありますが、両者の違いを述べるとすれば、TBAについては「判明次第、いずれは通知、連絡」をする、追ってご連絡というニュアンスを含み、TBDのほうは、「いずれ決定する、いずれ決まる」といったニュアンスになる為、必ずしも相手への連絡や通知を追って行うわけではない、ということになります。 TBCについては、のちほど確認する、というニュアンスを含むことがありますが特にこうしたことに関係なく、未定事項、未決定の部分について使うことができます。 ある部分について未定であるがために、全体について連絡や通知ができないというようなときにはこうした表現を使って、
領収書のフォーマットや書くべき内容は利用目的によっても若干異なりますが、一般的なものであれば、下記のような内容を書式に備えていれば、帳簿のエビデンスとする上では問題ないかと思います。国によっては、税金の還付や減免を受けるために固有の書式や様式を求めることもありますので、海外から領収書を求められた場合はどのようなものが必要なのか都度確認するとよいでしょう。 日本の領収書ではあまり見ない項目としては、残高表記する場合や、サイン欄くらいのもので、あとの基本事項は万国共通ともいえます。 発行会社名 (Company name header) 会社名、住所、電話番号、会社ロゴなどが明記されたレターヘッドを使っても問題ないかと思います。 発行日 (Date, Date issued) サインとともに、この日付がなければ領収書としての意味を成しません。 領収書番号 (No.) あとで先方と発行した領収書
ビジネス上のやり取りでも可能性の話や確信度、信頼度がどの程度なのかという情報のやり取りは頻繁に行われるかと思います。maybe、probably、perhaps、possibly、mayなどの違いがあり、さらに「おそらく」「たぶん」に相当する英単語や表現が他にも複数ある中、それぞれの可能性の程度は微妙に異なってきます。 英語を母語としない者同士の場合、個々の単語の解釈も違うことがあるため、具体的に数字で示す書き方もあります。パーセンテージの他、十中八九(Ten to one)といった言い方もあります。 We probably able to dispatch the goods by Friday. Possibility at the moment would be about 70%.
アンケートは英語でquestionnaire(クエスティネア)と言います。カタカナなので、英語からきているのかと思いきや、語源はフランス語のenquêteからきていますので、そのままカタカナ読みしても何のことやら通じないかと思います。surveyという言い方もあります。 顧客満足や取引先、仕入先への満足度の調査などビジネスにおいてアンケートを作成する機会は意外に多いものです。その多くは、アンケートを専門としている職種の方ではなく、ある日突然指名されたり、必要に迫られてというケースかと思います。 アンケートは設問と選択肢、あるいは設問の順番によって回答が誘導されてしまうことがよく知られており、アンケート設計者はあらかじめどのような結果となるのかいくつかのパターンを頭に思い描きつつアンケートを作ることになります。 また設問が多すぎると回答者が飽きてきたり、回答が困難になるため、設問数も調整しな
英語に限らず上司、部下等によって役職の権限を明確にするのは万国共通ですが、役職や職位による細かい序列や、役職名のバリエーションについては国や組織によって区々で、中には英語に対応する役職名がないものも多々あります。英語では部長(General manager)、課長(Manager)に分類される役職でも、日本語では事業部長、統括部長、本部長、部長、室長、センター長、所長とGenaral managerひとつとっても職位を細かく分けています。さらに同じ組織内では違う単語があてられていても、対外的には逆の単語をあてている組織もあります。工場長、部長の職位がどちらが上か会社によって異なるというような事例です。したがって、万能な言い方というのはごく限られた役職にしかありません。 また、各国に固有の会社法の事情によって、その国にしかないような役職名も存在します。例えばインドネシア法人での監査役はコミサ
部署を英語に訳す場合、ほとんどの企業では英文での組織表記についてのルールを定め、統一的な用語を用いています。対外的なやり取りで表記がぶれてしまうと、さまざまな不都合があるからですが、実際のところ、部や課などをどのように表記するのか、自社に固有の組織をどのように英語にするかは各企業の考え次第なので、ルールを定めないことには統一的な運用が困難となります。企業や官公庁、組織により様々な表現が使われているのが実態です。 部、課、係などの上下が定まっている部署単位をどのように表現するのか、という問題がまずあります。「部」一つとっても、departmentとdivisionのどちらの訳語も当てられますが、どちらか使ったほうは下位組織には使わないのが一般的です。このdepartmentとdivision、section、unitなどの序列、大小関係については、国や組織によってかなり考え方に違いがあります
department、division、sectionは区別の難しい単語で、国や会社、官公庁によっても使い方が異なります。いずれも、部、課、係などの英語訳として使われる単語です。 ウェブスターなどの英英辞典を見ると、departmentは「会社や組織、政府や学校などを構成する主な部分の一つ」との定義がなされています。またビジネスにおいては、「a major division」がdepartmentであるという言い方がなされています。一方、divisionは「分けられたもの」であることを意味するとの記述になっており、組織に関するものとしては軍では数個の旅団で構成されるものをdivisionと呼ぶ、との内容に留まります。つまり、departmentとdivisionの大小関係はおろか、これらが並列するようなものかどうかも言葉としては定義されていません。 それでは、ビジネスシーンにおける具体例で
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『工業情報とメーカー実務の百科事典|メーカー視点での調べものに』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く