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豪雨災害から3カ月以上が経過しても停車したままの車両。線路に生えた雑草も冬色に変わった=22日午前8時45分、小国町・JR羽前沼沢駅 8月の豪雨に伴い今泉-坂町(新潟県村上市)間の運休が続くJR米坂線について、管轄するJR東日本新潟支社の小川治彦支社長は22日の定例会見で「被害の全容把握に至っていない」と現況を説明、発生から3カ月半が経過しても復旧の見通しが立っていないことを明らかにした。長期運休は避けられない状況だ。 会見は新潟市の同社ビルで開かれた。小川支社長は今後の見通しに関し、「具体的な被害規模が明らかになっておらず、復旧時期や費用に関しては申し上げられない」と強調。一方で、具体的な額の基準などは明らかにせず、あくまで一般論と前置きした上で「復旧費用が巨額になった場合は、沿線自治体と協議する」との考えも示した。 同時期の豪雨で被災したJR磐越西線(福島県郡山市-新潟市)について、同
山形大農学部の渡辺昌規教授(バイオマス資源学)などは6日、脱脂米ぬかから抽出したタンパク質を原料に、代替肉の製造に成功したと発表した。世界初の技術で、大豆由来と同質の食感を実現した。代替肉は昨今注目を集めており、米ぬかを使うことで稲作の収益性向上につながるとの期待がある。 高タンパク化、既存食品添加も視野 脱脂米ぬかは、米油を抽出する際の副産物として大量に発生する。ミネラルを含んでいるが、活用は飼料などに限られていた。渡辺教授は2018年、食品産業機械のサタケ(広島県)と共同で、脱脂米ぬかから高濃度タンパク質を抽出・精製する技術を開発し、特許を取得。抽出物は固形状で、代替肉への展開を着想した。 つなぎとなる多糖類と油を加えることで、市販されている大豆由来の代替肉と同等の弾力、ジューシーさを持たせることに成功した。色素を加えなくても、見た目は本来の肉に近い。硬さや香りは製造過程でコントロール
本県上空に3日発生した線状降水帯の影響で、置賜地域を中心に襲った記録的大雨から一夜明けた4日、県内各地ではJR米坂線の鉄橋崩落など甚大な被害が明らかになった。最上川は同日未明に複数箇所で氾濫し、流域の住宅地に流れ込んだ。小国町では主要道路や鉄道が寸断され、一時孤立状態に。飯豊町では1人が行方不明となっている。 県や山形地方気象台などによると、4日の24時間降水量は飯豊町高峰306.5ミリ、小国281.5ミリ、米沢256ミリ、長井241.5ミリ、飯豊町中津川186.5ミリで5地点とも観測史上最大となった。小国の北部付近では記録的短時間大雨情報が発表された。米沢、南陽、高畠、川西、長井、小国、飯豊の各市町に出されていた大雨特別警報は4日朝、警報に切り替わった。 最上川は長井市で堤防を超えて水が流れ込み、米沢市と大江町でもあふれた。同町では川沿いの百目木(どめき)地区で複数の住宅が浸水した一方で
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初代山形藩主・最上義光の身長が180センチ以上と長身だったことを具体的に記した史料が存在することを山形大の松尾剛次名誉教授が確認した。史料は義光が生きた時代の東北地方を描いた「奥羽永慶軍記」で、東京大史料編纂所のデータベースから見つけた。同軍記から引用して義光の容姿に触れた本はあるが、具体的にどのページを引用しているか分からなかった。今回の発見で義光の長身伝説が裏付けられた。 同軍記は天文から元和年間の東北全般の群雄争乱の跡を書いた軍記物語。義光の容貌が記されているのは「巻二十五」の前半で、豊臣秀吉の命令で全国の大名が朝鮮出兵のため京都をたつ場面だ。 「最上義光緋縅(ひおどし)の鎧(よろい)に同色の兜(かぶと)、金作(きんづくり)の太刀、刀、薄紅の母衣(ほろ)」との身なりのほか「其丈(たけ)六尺余りし候、色白眼中涼しく、尋常ならざる大将也」などの記載がある。同じページで伊達政宗は「元来浅黒
3日午後3時55分ごろ、山形市桜町のJR線路上に、沿線にある民家から小屋が転落していると110番通報があった。駆け付けたJR職員約20人が小屋を持ち上げて運び、線路脇に撤去した。 JR東日本山形支店によると、現場の山形-北山形間は山形新幹線つばさも走行する奥羽本線、仙山線、左沢線の3路線が通る。列車は約1時間20分後に運転を再開したが、つばさが最大1時間11分遅れるなど計9本に影響し、乗客計約1660人の足が乱れた。 近所の人などによると、民家は空き家で、不動産会社が管理している。数十年前からあるという小屋は木造で、高さは2メートルほど。帰宅途中の男性会社員は「事故にならなくて良かった」と胸をなで下ろしていた。
対象路線バスの乗車券などやJR東日本の「Suica(スイカ)」サービスが同じカードで利用できる交通系の地域連携ICカード「cherica(チェリカ)」について、県などは24日、今年5月14日に利用を始めると発表した。 チェリカが使えるのは山交バス、庄内交通の両社が運行する路線バスのほか、山形市コミュニティバス東部・西部循環線(ベニちゃんバス)、山交ハイヤーの山形空港シャトル、米沢市民バス。乗車券や定期券のほか、利用状況に応じてたまった「交通ポイント」を運賃から自動で差し引く独自機能を持つ。併せて、スイカが使える自動販売機や店舗での買い物も利用可能になる。 カードは山交バス、庄内交通がそれぞれ発行。個人情報の登録が不要な「無記名式」と、紛失時に再発行できる「記名式」の2種類で、販売価格は千~1万円。取扱先は山交バス、庄内交通の各営業所やバスターミナルなど。
県奥羽・羽越新幹線整備実現同盟によるJR東日本への要望活動。左から、深沢祐二同社社長、遠藤利明衆院議員、吉村美栄子知事、寒河江浩二県経営者協会長、鈴木憲和衆院議員=東京・JR東日本本社 フル規格の奥羽、羽越両新幹線実現を目指すオール山形の組織「県奥羽・羽越新幹線整備実現同盟」(会長・吉村美栄子知事)の関係者が21日、東京のJR東日本本社と国土交通省を訪れ、奥羽新幹線整備の足掛かりとなる山形新幹線の福島―米沢間トンネル新設の早期事業化などを要望した。 要望活動には、吉村会長のほか、顧問の遠藤利明(県1区)、鈴木憲和(県2区)、加藤鮎子(県3区)の3衆院議員、副会長の寒河江浩二県経営者協会長(山形新聞グループ経営会議議長)が参加した。知事と現職の自民党衆院議員3人そろっての要望活動は初めてとなる。 福島県境部のトンネル新設については、JR東日本が2015年度から自然災害などによる輸送障害の多い
山形新幹線つばさは、大雪の影響で福島県境を越えられず、山形駅まで引き返すなど、雪への弱さを露呈した。長時間にわたって車内にとどまった乗客たちは、JR側からの情報提供が不十分なことや、二次交通の費用や宿泊代の負担について不満を募らせ、列車を降りた人たちは一様に疲れ切った様子だった。 先頭で立ち往生した上り156号(14日午後5時12分新庄発)は断続的に停車し、米沢駅でもポイント故障が発生。既に予定より3時間以上遅れた状態で米沢駅を離れ、大沢駅で動けなくなった。14日午後10時ごろには、米沢周辺で上りのつばさ3本が詰まった状態になったが、JR東日本山形支店の担当者は「東京まで走らせますよ」と答えていた。しかし、福島県境の“山越え”はできなかった。「山形新幹線は雪に強く除雪車代わりになるから、遅れながらも安全に行ける」との見通しは外れ、「ここ数日の雪がたまり、限界値に達した」と立ち往生の理由を分
サッカーJ2・モンテディオ山形を応援しようと、チームカラーにちなんだラーメン「青い勝利のモンテラーメン」を、極中華蕎麦「ひろた」山形駅前店(山形市)が作り上げた。3日のホーム戦でお披露目し、関係者は「ファンが増えるきっかけになればいい」と期待を寄せる。 ユーチューブチャンネル「あっちゃんねる TALK TO YAMAGATAN」のPK対決動画がきっかけで、同ラーメン店とモンテディオ山形(天童市)、陶美苑(同市)が企画した。天童市のタレント・ミッチーチェンさんらを中心に、今年8月から準備を進めてきた。 ラーメンは鶏ガラベースの塩味。スープに加えた酵素により鮮やかな青色を出しており、着色料は使っていない。麺には県産ブランド米「つや姫」の米粉をブレンドしている。のりにはディーオをあしらい、黄色に仕上げた煮卵でモンテカラーを演出した。1杯千円。3日は天童市の県総合運動公園内のスタジアム場外飲食売店
山形新幹線の足湯付きリゾート列車「とれいゆつばさ」を貸し切り、乗車したまま県内を巡る県民限定の日帰りツアーが13日、JR奥羽本線の米沢―新庄間で行われた。新型コロナウイルスワクチンを2回接種済みの人のみが参加し、旅行介助士も同行するなど安全・安心が確保された中で、約90人が秋の山形巡りを満喫した。 ツアーは山新観光(山形市)が初めて企画し、介護事業のつるかめ(天童市)と連携して実施した。年齢や障害の有無にかかわらず旅行を楽しめる「ユニバーサルツーリズム」の観点から、山新観光の旅行介助士が添乗。安心して旅を楽しんでもらうため、参加者はコロナワクチンを2回接種済みの県民のみとした。 参加者たちは畳が敷かれた指定席に座り、車窓を流れる田園風景などを楽しんだ。昼食には鶴岡市出身の奥田政行シェフが手掛けた県産食材たっぷりの特製弁当を用意。奥田シェフの説明に耳を傾け、オイルで味わうすしやイタリア野菜の
東京五輪の会場警備に全国から派遣された警察官の新型コロナウイルス感染が相次いでいる。本県部隊の感染者は20日現在で14人に上り、県警は全員がワクチン未接種だったと明らかにした。感染者が多く、後に緊急事態宣言が出される地域での任務に、現場の警察官や親族などからは「“丸腰”で戦地に行かせるようなもの」「国や都が優先接種の態勢を整えるべきだったのでは」と、非難や疑問の声が上がっている。 東京五輪・パラリンピックの期間中、警視庁は全国から約1万1600人の応援を受け入れる。県警は派遣人数を公表していないが、関係者によると五輪へは20代の若手を中心に約200人。6月29日から8月9日までスポーツクライミングなどの会場である青海アーバンスポーツパーク周辺の警戒に当たった。 感染者が出たのは、外周警備担当の部隊。19日の県議会文教公安常任委員会で県警は「一部は県内自治体や、都内の警察官や消防士の枠で接種
庄内町議補選で初当選したエジプト出身の自営業スルタン・ヌール氏(49)=肝煎=は「これからが大事。一歩一歩進んでいきたい」と喜びを語った。 妻のカウダン・バヤンさん(37)、支援者らと当選の一報を受け、日本式の万歳で喜び合った。2001年に来日し、鶴岡市内で水泳の指導などに携わり、13年に日本国籍を取得。16年から同町に住み、中古車販売、通訳などの仕事をしている。 長男矢進(やしん)ちゃん(4)長女彩菜(さな)ちゃん(2)も待っていたが、開票結果を待てずに就寝。スルタンさんは「息子たちには朝伝える。高齢者は住みやすく、若者が定着し、より子育てしやすい町にする。スポーツの環境も充実させたい」と抱負を語った。 【庄内町議補選の当選者】 スルタン・ヌール 49 無新 (1)自営業(2)アレクサンドリア大院。当1 (届け出順、(1)職業(2)最終学歴、当選回数) ◇開票結果(選管最終) 当5269
21日午前7時45分ごろ、小国町叶水で、クマ1頭を目撃したと、登校中の女子児童が保護者などを通じて小国署に届け出た。 同署によると、高学年の女子が他の児童4人と歩いていた際、道路に人のような姿を見つけてあいさつしたところ、クマだったという。クマは南側の山林に逃げていった。児童たちはいったん自宅に戻り保護者と共に登校した。現場は叶水小中の北西約180メートル。同署は下校時間帯に付近を巡回し、22日の登校時間帯にもパトロールする。町教育委員会によると、同校ではクマの出没を受け、当面の間、保護者による登下校時の送迎を依頼した。 付近では18日にも、草刈りをしていた60代男性がクマを目撃していた。
JR東日本が大江町のJR左沢駅を11月から無人化する意向を同町に伝えていたことが3日、分かった。町は同駅をにぎわいの拠点の一つだとして、同月以降は委託を受けて独自に人員を配置する考え。乗車券販売などを継続し、利用者の利便性が損なわれないようにするとしている。 同駅は1922(大正11)年に開業。JR左沢線の終着・始発駅で、通勤通学のため多くの地域住民らに利用されてきたが、少子化などの影響で2008年度には1日平均乗車人員が400人を割り、19年度には297人まで減った。JR東日本仙台支社の担当者は無人化について「利用状況や働き手不足などを総合的に判断した」と話した。 現在はJR東日本の子会社であるJR東日本東北総合サービス(仙台市)の従業員が午前8時20分から午後3時50分まで乗車券販売などの窓口業務を行っている。町はJR東日本から窓口業務の委託を受け、営業時間を延ばす考え。 松田清隆町長
県産サクランボの予想収量が記録的な低水準となった27日、県内主力産地の園地からは、紅秀峰で壊滅的な被害を受け、佐藤錦では3割減を見込むなど、さらに厳しい窮状を見通す声が聞かれた。スーパーでは予約が打ち切られたところもあり、全国シェア約7割を占める本県果樹のエースの不振は多方面に影響を及ぼしそうだ。 【寒河江】 寒河江市内8カ所でサクランボを生産する佐藤義広さん(64)は、霜の被害が大きい紅秀峰の収量を例年比で9割減と見込み、既に贈答用の注文はストップ。3分の1程度まで減りそうな佐藤錦も常連客のみの対応に限定した。 例年は収量の約3割をJAさがえ西村山へ出荷しているが、今年は贈答用を優先させ、常連客にも注文数を半分ほどに減らしてほしいと求めている。佐藤さんは「毎年楽しみにしている人には申し訳ない」。値上げは行わないといい、「来年またお願いしますと、声掛けをするしかない」と話した。 一方、寒河
サッカーJ2・モンテディオ山形の新監督に、昨季J1清水の監督を務めたピーター・クラモフスキー氏(42)が内定したことが29日、関係者の話で分かった。豪州出身で、クラブ初の外国人指揮官になる。 クラモフスキー氏は同国年代別代表の指導などを経て、2018年にJ1横浜Mのヘッドコーチに就任。監督の右腕として19年のリーグ戦優勝に貢献した。昨季はクラブチームを初めて率い、シーズン終盤に契約解除で退いた。 山形は今季、成績不振により石丸清隆前監督(47)を21日付で解任。昨季以降に築いた攻撃的スタイルの継承と進化を目指し、後任人事を進めていた。就労ビザなどの手続きを経て就任する。 他に18~20年にJ2愛媛を率いた川井健太氏(39)をコーチとして招聘(しょうへい)し、指導体制を強化する方針。
高収入をうたい、闇バイトや裏バイトに誘うSNSの書き込み。「運び」や「アポ」「多少リスクあり」などの言葉が並ぶ(画像を一部加工しています) 会員制交流サイト(SNS)には手軽に稼げる「闇バイト」「裏バイト」「闇仕事」と称して、犯罪行為に誘い込む書き込みが横行している。県内に入り、県警に昨年逮捕された特殊詐欺の「受け子」9人のうち、5人がSNSを通じて、犯行に加担していた。東北での“仕事”を示唆する内容も見られ、県民も巻き込まれる危険性があり、県警は「いったん加わると犯行グループに使い捨てにされる」と注意を促す。 県警が2020年に特殊詐欺事件で逮捕したのは32人で、内訳は「受け子・出し子」が16人、指示役と勧誘役が各4人、リーダー格やだまし取った現金の回収役が各3人、道具調達役と電話の掛け子が各1人だった。警察官や金融機関の職員をかたり県内の高齢者宅を訪れた受け子9人のうち、10~30代の
山形市がJR奥羽本線の山形駅―蔵王駅間に新駅設置を検討していることが27日、分かった。両駅間は約5キロの距離があり、中間付近に新駅を設置することで鉄道を利用しやすくし、公共交通の利用頻度を上げる狙い。年度内に策定する市地域公共交通計画に盛り込む見通し。 市は15年後の将来像を設定。それに向けた2021年度から25年度までの5年間の取り組みを計画に盛り込む。誰もが快適に移動できる環境の構築に向け、公共交通網のビジョン、地域の移動手段を確保・充実するための取り組みなどをまとめる。 市によると、市内の世帯当たりの平均自動車保有台数は1.53台で、東北6県の県庁所在地で最も多い。一方、市民の移動手段に占める鉄道の割合は1.3%。自家用車への依存度が極めて高く、公共交通の利用頻度が少ない状況が続いており、計画では公共交通へのシフトを打ち出す。 新駅は市街地南部の新たな交通結節点とすることで、鉄道を交
新型コロナウイルスの影響で宿泊客が激減している県内の宿泊施設では、一部が既に休業を強いられ、休業日を設けたり開店休業状態に陥ったりしている事業者も8割以上に上ることが2日、県旅館ホテル生活衛生同業組合の調査で分かった。首都圏など10府県の緊急事態宣言が1カ月延長されることが決まり、観光業界は出口が見通せない状況が続く。 調査は組合に加盟する316の宿泊事業者を対象に、1月18日時点の状況を尋ね、197事業者から回答を得た。その結果、「完全に休業している」が25事業者(13%)、「休業日を設けている」または「営業はしているものの宿泊客がおらず開店休業状態」が165事業者(84%)だった。通常通りの宿泊客数で営業を続けているのは7事業者(3%)にとどまっている。同組合の佐藤信幸理事長(古窯会長)は「1月に入り予約がなくなるとともに、休業日を設ける施設が急増した。宿泊客は前年比で20%以下に落ち
県内の多くのゲームセンターやゲームコーナーに設置されている、ピンポン球やくじを景品と交換するクレーンゲームのコラージュ(画像を一部加工しています。写真は県警から指導を受けた店舗とは関係ありません) クレーンゲームで取ったくじやピンポン球を景品と交換する行為が風営法に抵触するとして、県警が村山、最上両地方のゲームセンターとゲームコーナー3カ所を行政指導したことが23日、分かった。運営する企業は対象のゲームを撤去した。県内には同種のゲームが広く設置されており、他の店舗も対応を迫られそうだ。 風営法は第23条第2項で、ゲームセンターなどでの遊技の結果に応じた賞品提供を禁じている。違反すると、6月以下の懲役もしくは100万円以下の罰金、その両方が科される場合がある。ただ、同法の解釈運用基準で、クレーンゲームで800円以下の景品を「直接」取らせることは認められている。 複数の関係者によると、問題とさ
面会交流の権利が侵害されているとして国を提訴後、記者会見する原告側代理人の作花知志弁護士(左端)と原告ら=11日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ 離婚などで別居した親子らの面会交流について、法の不備で不自由を強いられ、憲法が保障する基本的人権を侵害されたとして、10〜20代の子ども3人を含む男女17人が11日、国に1人10万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。原告側によると、面会交流を巡る訴訟は各地で起こされているが、子どもが原告となるのは初めて。 民法では父母が協議離婚する場合、一方を親権者に定めなければならないと規定。2011年の法改正で、子どもとの面会交流は、子の利益を最も考慮して決めることが盛り込まれた。だが、実際には取り決めが守られないケースもある。
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