3年前、大分県別府市で大学生2人が車にはねられこのうち1人が死亡したひき逃げ事件で、「重要指名手配」に指定されている28歳の容疑者について、警察は殺人と殺人未遂の疑いでも逮捕状を取りました。 3年前の6月、別府市の県道の交差点で、大学生2人が車にはねられ、このうち当時19歳の大学生が死亡したひき逃げ事件では、八田與一容疑者(28)が全国の警察を挙げて捜査する「重要指名手配」にひき逃げの容疑者としては初めて指定されています。 警察は2日、殺人と殺人未遂の疑いでも逮捕状を取ったと発表しました。 事件をめぐっては、遺族が容疑者は意図的に車ではねた可能性があると主張し、容疑について、「ひき逃げ」から時効のない「殺人」に変更するよう求めていました。