【ワシントン=島田峰隆】米軍がイラク北部で勢力を増すイスラム教スンニ派過激派組織「イスラム国」に対する空爆を始めてから22日で2週間になります。「イスラム国」が米国人記者とされる男性の処刑映像を公表したことについて、オバマ米大統領は20日、「米国は容赦しない」と語り、攻撃を継続する姿勢を強調しました。国内では作戦拡大への懸念も出ています。 米情報機関は分析の結果、処刑映像は本物と断定しました。オバマ氏は休暇先の東部マサチューセッツ州で声明を読み上げ、「国民を守るためにしなければならないことをし続ける」と語りました。 米中央軍は20日、処刑映像が公表された後にイラク北部モスルにある同国最大のダム付近で14回の空爆を行ったと発表しました。 米メディアは20日、イラク国内の米施設の警備強化のため米政府が300人程度の米兵の追加派遣を検討していると報道。また米軍はイラクの首都バグダッド北西にある別
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