日本共産党の市田忠義副委員長は15日のNHK「日曜討論」で、13日に衆院を通過した2015年度予算案の参院審議や「政治とカネ」の問題などについて各党の参院責任者らと議論しました。 予算案 国民に害悪もたらす予算 共産党は組み替え案出し論戦 予算案について、自民党の溝手顕正参院議員会長は「国民生活の安定のため、できるだけ早く予算を通したい」と発言。民主党の羽田雄一郎参院幹事長は「雇用、格差問題を議論しなければならない」と語りました。市田氏は次のように述べました。 市田 今度の予算案は、社会保障拡充のためにと言って消費税増税をしながら、年金も医療も介護も生活保護も切り捨てる。第二には、財政再建と言いながら、史上最高の利益をあげている大企業に2年間で1・6兆円も税金をまけてやる。第三に、3年連続軍拡予算で、補正予算と合わせると(軍事費は)5兆円超えるわけです。これは本当に国民にとって害悪をもたら