東京都知事選(9日投票)で、宇都宮けんじ候補(67)=日本共産党、社民党など推薦=の若者政策が、若者たちの中で話題になっています。政策をいくつか紹介します。 Q 就職難や「ブラック企業」などの問題はどう解決するの? A 主要候補の中で、宇都宮さんだけが、若者を使いつぶすブラック企業をなくすため「ブラック企業規制条例」をつくると公約しています。 また、国に働きかけて、都の最低賃金の時給1000円をめざし、段階的に引き上げることに力を尽くすと表明。賃金をはじめとする労働条件の改善に積極的にとりくみ、若者が希望をもって働ける東京をつくると訴えています。 さらに、若者の職業能力の引き上げや転職支援にも力を入れます。都立職業訓練校を増設し、授業料を無料にします。働くことへの困難に直面してしまった若者への支援(若者サポートステーションなど)を充実させます。 弁護士の宇都宮さんは、年越し派遣村の名誉村長