集団的自衛権行使容認の閣議決定の強行に安倍晋三首相が異常な執念を見せるなか、通常国会が20日事実上閉幕しました。安倍内閣と自民・公明の与党は、閣議決定の案文をもとに国会閉幕後も協議を続け、7月6日から安倍首相がオーストラリアなどへ出かける前にも、閣議決定を強行しようとしています。立憲主義を踏みにじって憲法解釈を変えるだけで戦争を放棄した9条を破壊し、日本を再び「戦争する国」に変える集団的自衛権行使の危険性は明らかです。解釈改憲の閣議決定を許さない、国会閉幕後のたたかいがいよいよ重要です。 やり方にも内容にも批判 安倍政権がねらってきた集団的自衛権行使の閣議決定が会期中に実現できなかったのは、解釈の変更だけで憲法を踏みにじるという乱暴なやり方でも、アメリカの戦争のために日本が武力を行使し国民の血を戦場で流すことになる危険な内容でも、国民の批判が急速に広がり、政府や与党もそれを無視できなかった
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