大学進学率が上がり親の負担が大きくなるほど、子どもへの親のコントロールはどんどん強くなる。22歳まで親の機嫌を気にし続けなくちゃいけない子どもなど昔はこんなにいなかった。進学してても昔の国立大なら自活できたし。
![渡邊芳之 on Twitter: "大学進学率が上がり親の負担が大きくなるほど、子どもへの親のコントロールはどんどん強くなる。22歳まで親の機嫌を気にし続けなくちゃいけない子どもなど昔はこんなにいなかった。進学してても昔の国立大なら自活できたし。"](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1a794d4ccdf89c5554b0e1dfe053edb52577ec2b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpbs.twimg.com%2Fprofile_images%2F711431454450782208%2Fk2qVFemA.jpg)
7月27日付 天声人語(朝日新聞) 数学者の森毅(つよし)さんは京大の教授だったころ、授業で出席をとらなかった。あるとき、出席をとってほしいと学生が言ってきた。単位取得に出席を考慮してほしい、ということらしい。そこでこう答えたそうだ▼「よっしゃ、出席してないヤツは少々答案の出来が悪くても同情するけど、出席したくせに出来の悪いのは容赦なく落とすぞ」。学生は黙ってしまったそうである。自身、学生のころよくサボった。父親には「学校を休んだ日は、学校へ行くより充実した一日を送れ」と言われていたそうだ▼さまざまな逸話や、社会問題へのユニークな発言で「最後の名物教授」と親しまれた森さんが亡くなった。退官後は自ら「老人フリーター」や「言論芸能人」と称していた。自分にも他人にも、自由と放任を貫いた人だった▼発言はしなやかで飄々(ひょうひょう)、ときに過激でもあった。だが姿勢は一貫していた。「新しいことを始め
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