まだ、こんなこと話題にしているんだ、まだそんな対応しようとしているだ、という感じ。 大学生の基礎学力の低下が問題となる中、埼玉県の県立高校が来年度から、提携先の大学生を聴講生として受け入れることになった。 (読売新聞201005015) 飽きてきて、こういう視角の話題には乗らないようにしていたけれど、改めて批評。 「大学生の基礎学力低下」というと全ての大学で、しかも全体として低下している印象を与えるけれど、それは間違いだ。少なくとも大学関係者の全体的認識として支配的となってきているのは、大学進学率の上昇の中で、変化が著しい大学とそうでない大学があるということだ。 ではなぜそうなったか。 新聞記事の中で学生が高校時代の勉強の仕方に触れているけれど、高校が入試にシフトした教育課程となり、授業の中身も入試にシフトすればするほど、入学してくる学生は偏った知識と勉強のスタイルを身に付けて卒業していく
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