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書評に関するo-kojo2のブックマーク (5)

  • 國分功一郎・古市憲寿『社会の抜け道』 - 紙屋研究所

    革命と改良 社会問題の解決、ということについて、古市と國分が語り合っている。一言で言って、國分が論じて古市が突っ込んでいる。だから國分のだといえる。このは社会問題の解決、ということがテーマで、オビにあるように、「あらゆる社会問題は『解決』しない。けれど、必ず“抜け道”はある」ということが主張の核になっている。 そして…なぜか書には随所にマルクスが登場する。そんなに必然性があるとは思えない箇所にいろいろマルクスが。マルクスが社会問題の解決として意識されているのだ。まあ、國分がドゥルーズがどうした、フーコーがこうした、と言っている哲学者なのだからその前提になっているマルクスが「チラッチラッ」と意識されて当然なんだけど。 ということは、そう、これは「革命と改良」をめぐるだといえる。 「革命と改良」はマルクス主義では古くからあるテーマだ。 改良を積み重ねて社会を改革するのか、それとも革命

    國分功一郎・古市憲寿『社会の抜け道』 - 紙屋研究所
    o-kojo2
    o-kojo2 2013/10/25
    グレートリセットって文化大革命そっくりだね
  • 【読書感想】ネット右翼の矛盾 憂国が招く「亡国」 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ネット右翼の矛盾 憂国が招く「亡国」 (宝島社新書) 作者: やまもといちろう,中川淳一郎,安田浩一出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2013/01/26メディア: 新書購入: 4人 クリック: 44回この商品を含むブログ (14件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) インターネット上で過激な発言を繰り返し、ついにはフジテレビや提供スポンサー企業に対してデモを行い、現実世界でも影響を持ち始めている「ネット右翼」。反韓、反マスコミ、反エリート…“愛国”“憂国”を唱える彼らの論調は、一見、非常に論理的な意見に見えるが、実は矛盾に満ちている。一体、ネット右翼はどのような人々が中心で、どのような生活を送ってきたことで、そのような考え方をするようになったのか。ネット右翼の「誤解」や「妄想」、はたまた「論理の矛盾」を具体的に挙げつつ、彼らのホンネがどこにあるのかを、ネットジャーナリズムの

    【読書感想】ネット右翼の矛盾 憂国が招く「亡国」 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 「共同体」と「無縁」の間 - Living, Loving, Thinking, Again

    橘玲*1「ぼくたちが望んだ無縁社会」http://news.livedoor.com/article/detail/5307964/ 宇野重規『〈私〉時代のデモクラシー』の書評。このは買ってはあるが*2、まだ読んでいない。だから、書評の仕方の是非を論ずるということはしない。橘玲のコメントに対するコメントということになる。 〈私〉時代のデモクラシー (岩波新書) 作者: 宇野重規出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/04/21メディア: 新書購入: 10人 クリック: 174回この商品を含むブログ (63件) を見る橘は「無縁社会*3は社会の病理ではなく、私たちがみずから望んだグロテスクな「近代の完成形」なのだ」という。つまり、「無縁社会」というのは「「自分らしく生きたい」という当たり前の願望が「絶望」を生み出す冷酷なメカニズム」の帰結であると。そして、 私の理解では、伝統的な政

    o-kojo2
    o-kojo2 2011/02/15
    「私たちは以前のように無自覚的に〈縁〉に束縛されたり・安住したりすることはできなくなる」だから選択的夫婦別姓は嫌われるのかな
  • 『差別感情の哲学』を批判する - Arisanのノート

    差別感情の哲学 作者: 中島義道出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/05/15メディア: 単行 クリック: 77回この商品を含むブログ (21件) を見る 久しぶりに、読んでて卒倒しそうなほど腹が立った。 書いてあることは、普段身近でよく耳にする意見と重なるところがあるので、この機会にちゃんと批判を書いておきたい。 基的なスタンスへの批判 著者の基的なスタンスは、次のようなところに示されている。 私の疑問は、「心」に限定される。制度上の差別は撤廃してしかるべきであろう。差別的発言も(少なくとも)制限されるべきである。しかし、差別撲滅運動が人間の心に潜む悪意まで徹底的に刈り込むことを目標にするのだとしたら、誰もが差別感情を抱かなくなることを到達点とみなすのだとすれば、直感的にそれは違うのではないかと思う。(p9) しかし、現代日社会においていかに差別に対する社会的制裁が厳し

    『差別感情の哲学』を批判する - Arisanのノート
  • 完全雇用マニュアル入門編:松尾匡著「不況は人災です!―みんなで元気になる経済学・入門」 - Demilog

    不況は人災です! みんなで元気になる経済学・入門(双書Zero)作者: 松尾匡出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/07/07メディア: 単行購入: 1人 クリック: 70回この商品を含むブログ (12件) を見る このについてはTwitter読書の実況中継しますと言いながらなかなかできなかったので、ブログのほうでまとめて書くことにします。書評とか感想すらうまいこと書けませんのでの紹介ということで。以前Twitterで完全雇用マニュアルはないのか?という話題が出ていたのですが、大勢の人にとってまさにこのがその入門編になると思います。 実況中継のログから拾って整理しただけなので1章ごとの紹介という長々したものになります。とはいえ詳しい話は省略してありますので、屋さんで買ったり図書館で借りたりして、読んで確認してみてください。ありがたいことにサポート用のブログも立ち上げら

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