走行中のバスで運転手が意識を失う事故が相次いでいることを受けて、NHKが、バス会社から国に提出された事故報告書を分析した結果、運転手の体調急変に伴う事故などの件数は、この4年間で少なくとも210件に上り、運転手や乗客など22人が死亡、174人がけがをしていたことが分かりました。 ことし3月、富山県の北陸自動車道でバスが大型トラックに衝突して乗客と運転手の2人が死亡、26人が重軽傷を負った事故など、去年から走行中のバスで運転手が意識を失ったことに伴う事故が相次いでいます。 これを受けてNHKが、バス会社から国に対してことし3月までのおよそ4年間に提出された「自動車事故報告書」を情報公開請求で入手して分析しました。 その結果、運転手の体調急変に伴って事故を起こしたり、運行を中止したりした件数は少なくとも210件に上り、バスの運転手や乗客、それにバスと衝突した車両に乗っていた人など合わせて22人
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