◇家族支える大切さ、問いかけ 宇宙飛行士の山崎直子さん(39)が搭乗したスペースシャトル「ディスカバリー」が15日間の任務を終え、地球に戻ってきた。今回、日本人最後のシャトル乗組員として取り組んだ宇宙でのミッションと並んで話題になったのは、山崎さんの家族だった。その喜び、悩み、そして主張が家族自身の率直な言葉で伝えられた。日本で宇宙飛行士の家族の姿がこれほどオープンになった例はない。賛否両論あるだろうが、華やかに思われがちな職業の厳しい現実を見せてくれたことを、私はよかったと思う。そこには、日本の有人宇宙開発に欠けた「家庭を支える」という重要な問題があるからだ。 表舞台に立ったのは夫の大地(たいち)さん(37)だ。国際宇宙ステーション(ISS)の管制にかかわる会社員だった99年、宇宙飛行士候補になったばかりの直子さんと知り合い、後に結婚。02年に長女、優希ちゃん(7)が生まれた。直子さんが
産経新聞は長らく僕の愛読紙の一つだった。このブログでも検索してもらえれば過去記事のなかに産経新聞からの引用が結構多いことがわかるだろう。といっても必ずしもその主張に共感していたわけではない。もともと僕の実家は祖母とその姉妹も同じ敷地内に同居していた大家族で、それぞれの嗜好に応じていわゆる5大紙を全て取っていたので、中学生くらいのころから同じトピックについて新聞による報道の違いを比べて楽しむ癖が身についていた、ということがある。 中国研究者のはしくれとして生計を立てるようになってからは、さすがに一人暮らしなので4つも5つも新聞をとるようなことはしていないが、ここしばらくは朝日・日経・産経の三氏の中国報道にはほぼ毎日目を通すようにしていた。ある時期まで、中国政府に嫌われることも厭わない産経の報道スタンスは、他紙との差異化という点で確かに意味があったし、特に台湾および少数民族関係の記事が目立って
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く