印刷 関連トピックス前原誠司野田佳彦 藤村修官房長官は4日の記者会見で、武器輸出三原則の見直しについて「関係省庁の副大臣クラスの会合を今から開いていく段階だ」と述べ、防衛、経済産業両省など関係副大臣会議で具体的な検討作業に入ることを明らかにした。 藤村氏は関係副大臣会議について、官房副長官を座長に検討を進めると説明。結論の取りまとめ時期については「今、政府としてこうしてほしいということは言っていない」と述べるにとどめた。 三原則見直しは昨年末の防衛大綱作りでも焦点となり、当時財務相だった野田佳彦首相が参加した4閣僚会議は大綱に見直しを明記する方針を決定した。だが、連携を期待していた社民党への配慮から、当時の菅政権が明記を見送った経緯がある。民主党政策調査会の防衛部門会議は先月13日、政府に見直しを求める方針を確認。前原誠司政調会長が野田首相にこうした考えを伝えていた。 関連記事武器輸