夫婦間で「大声でどなる」「生活費を渡さない」は暴力-。県が実施した意識調査で配偶者などからの暴力について尋ねたところ、半数以上がこうした認識を持っていることが分かった。 設問では、夫婦(事実婚や別居中を含む)の間で行われたとするケース9項目を提示し、それぞれについて暴力と思うかどうかを尋ねた。 「暴力に当たる」と回答した割合が多かったのは、「刃物などを突きつけて脅す」(95・6%)、「足でける」(92・9%)、「平手で打つ」(88・4%)の順だった。 このほか、「大声でどなる」が53・9%、「生活費を渡さない」は57・9%で、「暴力」と認識している人が半数を超えた。 一方、最も少なかったのは「交友関係や電話を細かく監視する」(18・0%)。「何を言っても長期間無視し続ける」は45・7%だった。 ただ、いずれのケースも「暴力に当たらない」と回答した人は少なく、「暴力に当たる」とは回