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書店での小さな書籍フェアのために選書した一覧です。 政治の美学―権力と表象 作者: 田中純出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2008/12/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 44回この商品を含むブログ (26件) を見る●趣旨 拙著『政治の美学──権力と表象』の「あとがき」にも書いたことだが,橋川文三が『日本浪曼派批判序説』増補版の「あとがき」で,ジョルジュ・ソレルの言葉を引き,自分を「autodidacte」(独学者)と規定していることが気にかかっていた.それは彼にとって「倫理ないしスタイル」をめぐる自己規定だった. この言葉が脳裡を去らなかったのは,『政治の美学』もまた,「独学」によってしか書けない,所属するジャンルや特定の先行研究をもたない書物だったからだろう.橋川の著作をはじめとして,取り組むべき対象はあった.しかし,当初は問題のかたちさえ見えなかったのであ
リハビリ的に徐々に硬い本も読んでいる。英語文献はあんまり手を出してない。論文を一つ読んだくらいだ。 ベーシックインカム 分配する最小国家の可能性 フリー~を読んだ流れで労働・仕事問題に興味があるのでここ数年話題のベーシックインカムについての本を初めて手を出した。というか生協で衝動買いなのでベーシックインカム(以降BIと略)の入門としてはちょっと難しい本。というか立岩真也の文章を始めてまともに読んだので相当に面食らった!!なんだこの文体は!!私的所有論はずっと読もう、読もうって思ってたけど、この人はいつもこういう文体なのか。十分に論理的なのだけど、口語的に冗長というか、「何が問題か。うんぬん、これがしかじかである。私はしかじかと述べた」というカンジで難しいのか、優しいのか分からない不思議印象。 さて本の内容についてだが、この本は三部に分かれている。第一部は立岩自身の立場から考察したBIの評価
*1 歴史的仮名遣いがどのように成り立ち、普及したのかについて私が知っていることといえば次の本を読んだくらいのことだ。 歴史的仮名遣い―その成立と特徴 (中公新書) 作者: 築島裕出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1986/07メディア: 新書購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (11件) を見るまあでも、「歴史的仮名遣い」がいかなるものかについて一般読書人がわきまえておくべきことは、だいたいこの本で十分カバーされていると思う。この本の内容を踏まえて、『日本語が亡びるとき』をめぐる議論にもう一言付け加えておきたい。 なぜか水村美苗は、いわゆる歴史的仮名遣い(水村は「伝統的かなづかい」と表記している)を復活させるという論点について弱気なことを言っている*2。 私自身は深い日本語の知識がないので、今の日本の<書き言葉>が果たして「伝統的かなづかい」にそっくり改められるべ
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 2024/02 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031» 2024/04 マルコム・グラッドウェルの最新刊「What the Dog Saw: And Other Adventures」のなかで学んだ興味深いコンセプトに、リスク・ホメオスタシス(Risk homeostasis)というものがあります。 ドイツでのタクシーでの研究ですが、交通事故のリスクを軽減するために普通のブレーキよりも静止距離の短いアンチロック・ブレーキを導入したのですが、交通事故の頻度は予想に反して、まったくかわらなかったのです。この予想外の結果の原因のをよくよく調査してみると、アンチロック・ブレーキを導入した車のドライバーは、速度を上げたり、
この本、圏論を主題としたものではないのですが、タイトルに「圏論」が含まれる日本語の書籍は他にマックレーンの本(The Book)しかないような状況ですから、読んでみる価値はありそう、と購入。 これ、一般書籍ではなくて雑誌の別冊なのでISBNは付いていません。 http://www.saiensu.co.jp/magazine-htm/spsk-200612.htm 臨時別冊・数理科学 SGCライブラリ 52 理工系のための トポロジー・圏論・微分幾何 ― 双対性の視点から ― 定価1980円(本体価格1886円+税) 谷村 省吾著 著者・谷村省吾さんは物理学者で、趣旨としては、物理の基礎知識として「トポロジー・圏論・微分幾何」を解説するというものでしょう。サブタイトルは「双対性の視点から」 -- 実際、双対性への言及が頻繁に登場します。(それでも双対性ってよくわからん、って気もするが。)
【書評】『サイバネティクス学者たち :アメリカ戦後科学の出発』 [購入] スティーヴ・J・ハイムズ著 忠平美幸訳発行年月:2001.01 出版:朝日新聞社 ISBN:4-02-257565-4 価格: 3200円+税 ※STS Network Japan News Letter Vol.11 No.4(通巻No.41) 2001.3. 9p.-10p. [LINK] 戦後アメリカで行われたメイシー会議(通称サイバネティクス会議)については、多くの論者がその重要性を指摘するところであるが、体系的な研究はあまり多くない。これは、ひとつには文理を横断した分野にわたる多くの参加者の来歴、思想や知識を理解し、記述していくことの困難さに由来するだろう。しかし、文末に掲げられたメイシー会議参加者のリストを見ればすぐに理解できるように、サイバネティクス会議の参加者は、ゲストまで含めると、まさに戦後アメリカ
twitterにて、[ルーマンとあわせて]「フッサール-デリダの系譜とか,パーソンズとか勉強するべきですかね?」との問いに接する(■ ■)。 私の回答(要旨)は、 個別の論者を さておいて、まずは、構造主義-と-サイバネティクス* を中心とする 大まかな20世紀の思想地図を持っておくのがよいのではないか というもの。 それで、地図をつくるのに100冊推薦してもしかたないので、冊数を極力押さえて二冊。「構造主義」と「サイバネティクス」について一冊ずつピックアップするなら、こんなのがありますよ、と: ヤーコブソン―現象学的構造主義 作者: エルマー・ホーレンシュタイン,川本茂雄,千葉文夫出版社/メーカー: 白水社発売日: 2003/06メディア: 単行本 クリック: 21回この商品を含むブログ (5件) を見る ISBN:B000J7FVIK サイバネティクス学者たち―アメリカ戦後科学の出発
|生命学ホームページ|掲示板|プロフィール|著書|エッセイ・論文|リンク|kinokopress.com|English | 『創文』294号 1988年11月 14-18頁 デレク・パーフィットと死の予感 森岡正博 (中編作品集・第5章:40~43頁)にて、縦書きで読みやすい画面閲覧用PDFファイルと、全集版の頁数付き印刷用PDFを入手することができます。 人が哲学的な思索を展開する動機は何であろうか。人は何につき動かされて、高度に抽象的な、時には無味乾燥な思索にふけるのか。 一九八四年に出版されたデレク・パーフィットの『理性と人格』 (Derek Perfit, Reasons and Persons, 1984, Oxford Univ. Pr.) は、発表直後から話題を呼び、分析哲学・倫理学・社会哲学・法哲学の分野で大きな論争を呼び起こしている。その膨大な分量と、きわめて英米哲学
友人の知り合いの知り合いという、距離3の間隔を介したルートで以下のように本の紹介を頼まれた。 1.体系的に書かれた宗教学の本で、 宗教学科の大学院前後のレベルで教科書的なもの 2.宗教社会学の本 3.宗教同士の関係、時代背景、形而学をメタに哲学する本 私が件の人物について知っていることは哲学科の人間で、宗教に関しては初学者ということだけであるので、バーッと関連書を多数並べられても困るだろうから(だから教科書的な本を探しているのだろうし)、それらしいものを各数冊に抑えて紹介してみることにする。 なお当然だが、真面目に時間をかけてこの学問を勉強しようという人は、こんなブログではなくまず入門書でも買って、そこにあるだろう「文献紹介」を読むべきである。 差し当たってはまず、リストアップしたものを並べておく。アマゾンとかへのリンクも張っておいたが、まあ高いものも多いので(3千円くらいの単行本が主だと
●宮台真司さんエッセイ 昨年11月に出版した『14歳からの社会学――これからの社会を生きる君に――』は、発売直後から、予想をこえた反響がありました。著者として、とても嬉しく思っています。今回は、同書の各章の内容への理解を、より深めていただくために、選書をしました。 「14歳からの〜」というタイトルには、2つの意図をこめています。「14歳」という、生への不安が最も高まる時期にいる子どもたちに読んで欲しい、という意図。そして大人には、すべてが分からなかった「あの頃」を思い出して読んでもらいたい、という意図です。 私たちの社会には9年間の「義務教育」があります。それがない時代、子どもは「通過儀礼」を経て大人になりました。子どもを非日常な空間でもみ、再び日常に戻ったときには新しい感性を身につけている――大人の「世間」が「みんな」に把握されていた時代です。 しかし、今、「通過儀礼」に置きかわっ
読む音楽 完全版 作者: DJ TECHNORCH,デッドボールP,槇タケポン,ARM,みらゐ,MORRIGAN,源屋,JEA,REDALiCE,masayuki,To-Mad,Betwixt & Between,kawayoo出版社/メーカー: 999 Recordings発売日: 2008/12/12メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 63回この商品を含むブログ (10件) を見る日本のクラブミュージックの一つのシーン、領域から己に分析的にあたり、そこから敷衍してクラブミュージックのより大きな部分を見ようとする試みとして、ひとまず読んだ。キーワードはジャンルとしての「ゲーム音楽」「ハードテクノ」「ハードコア」「ナードコア」「J-Core」など。それから「音楽を聴く」ということはいかなる営為たりうるか、という音楽論。こちらがテーマとしては本筋。いえば、一億人総作り手、というような
カオスや非線形力学について,数学科や物理科以外の学生でも(もちろん数学科や物理科の学生さんも)一人で学べるような本を紹介します.また,最後に「こう読めば良いんじゃないか」という順番も示します. ちなみに私は工学部の人なので,そんなに数学や物理に特化した授業を受けたわけではないです.参考までに,私がその本を読んだ時期も書いておきます. [1] Kathleen T. Alligood, Tim Sauer, James A. Yorke,津田 一郎 訳 :カオス 第1巻 – 力学系入門,カオス 第2巻 – 力学系入門,カオス 第3巻 – 力学系入門 原書 :Chaos: An Introduction to Dynamical Systems 必要な知識 : 微分積分,線形代数(と,その微分方程式との関係),微分方程式 読んだ時期 : 4年の春(というか昨日読み終わった) カオスの本は数学科
Malcom Gladwell "Outliers: The Story of Success" [http://www.amazon.com/dp/0316017922] あのTipping Point [http://www.amazon.com/dp/0316346624/], blink [http://www.amazon.com/dp/0316010669], のMalcom Gladwellの新作である。面白いし、おそらく教育行政にとってかなり影響力を持つ本となるだろう。今現在、NY Timesのベストセラーリスト [http://www.nytimes.com/pages/books/bestseller/]の一位である。そのうちOprah's Book Club [http://www.oprah.com/entity/oprahsbookclub]で紹介さるだろうし、そ
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