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2013年09月16日 策士、策に溺れ、Amazonマーケットプレイスで一杯食わされるの巻 最近、引っ越し準備のために不要な本をAmazonマーケットプレイスで処分している。 実は300円程度の中古で買った本を売ろうとしたら、絶版後に有名ブロガーが書評したこともあって、AmazonMPでなんと2万数千円まで値上がりしていたことを発見して小躍りした。もちろん、ホクホク顔でAmazonMPに出品したわけだ。 既存のビッドよりも常に1円だけ下を入れる作戦で、その本に既に出品していた中古本業者と凌ぎを削る戦いが進む。数十回もの静かな値札書き換え合戦の後、当初2万円台半ばだった、その中古本の提示価格は1万円前後まで下がった。 私はだんだんとこの果て無き値下げ合戦に疲れを感じてきた・・・。 しかも、複数いる中古業者のうち1社はやたらと値下げリアクションが早いのだ。私が値下げビッドを入れてものの数分後に
2013年09月16日 「教育に興味がある」と言い出して大学のセンセイになる人はアガってる論には同意するけど、不特定多数のOPENな「学習」をサポートするのはカッコいいと思うよ! ちきりんさんの言う、「教育に関心がある、と言い出したら、その人はアガってる」論というか、問題提起で色々と考えたので、軽くまとめてみよう。 (承前)つまり、自分の先行きの成長カーブに限界が見え始めると、「教育に関心がある」とか、「後進に自分の学んだことを伝えたい」とかいう気持ちになるんです。(続く)— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) September 16, 2013 (承前) つまり「教育に関心がある」とか言い出したら、その人自身の成長は終わりってことです。本人が自覚したからこそ、そういう発想になる。(続く)— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) September 16, 2013 こ
2013年08月17日 全国の一生賃貸派を置き去りにして華麗なドリブルから中古マンション購入 ご報告が遅れました。ずっと「持ち家は不要の一生ストロング賃貸派」だった私ですが、実は先月末に、湾岸某タワマンを中古で買いました。 君子豹変す、という奴です。モテないブサイク同士の彼氏作らない同盟ではございませんので、全国の賃貸派かつ本ブログの読者の皆様に置かれましては、私の日和見を破顔一笑許してくださるものと信じております。 全国の賃貸派を置き去りにしてマンション購入した理由は 買った理由 (1) 私の場合、いつも物件をほぼピンポイントに絞っての家探しなので、賃貸だけでなく中古分譲も視野に入れたほうが、選択肢が広がるから。今回、ちょうど対象物件内から手頃な間取り、方角のものが出た。 (2) アベノミクスの効果が出たら出たでデフレからインフレへ。出ないと出ないで、国家債務の問題が噴出して、いずれは、
2013年08月14日 有料メルマガが、有料ウェブサイトよりも売上維持しやすい理由 私は有料メルマガを5個ほど取っているのですが、正直読めてない。 あくまで、「一般論」だが・・・最近の有名人メルマガは、妙に文字量が多い。この方針に経済合理性があるとすると、文字量の多さと購読継続率には相関があるのだろう、それは、何故だろうか?と自問自答したときに思いついた仮説を紹介しよう。 (特に発行者が有名人かつ個人の)メルマガ作成者から、読み切れないくらいに沢山の文字数を送られると読者はどう感じるだろうか?。 読者としては、「全部を読めていない」>「(このメルマガを)無駄だと判断できない」>「退会するのは、よしておこう」となり易いように推測する。 「メール」という形態が、基本的に、個人からの私信のメタファーで情報が伝達されるアーキテクチャーだということが、メルマガを「読めてない」ことへの心理的負い目を醸
2013年06月10日 誰かに厳しい質問をすることはKYで失礼なのか?〜BBC HARDTALKスティーブン・サッカ−との会話から。 橋下市長の慰安婦問題を巡る件でのやり取りや、オリンピック誘致を巡る猪瀬知事の失言を追及する記者会見でのやり取り、そしてプーチンにKY?な質問をぶつけたことが話題となったTBSの記者のように、報道しようとする取材の主体者の行い、それ事態までもが、報道メディアのアジェンダになることが増えてきた。 つまり、報道された内容だけでなく、そのような報道を生み出すまでの、メディアと取材対象者とのやり取りそのものが、ニュース・メディアの世界で主なテーマになりつつあるようだ。 インターネットの登場によって、時間軸の長さや紙面の限界がなくなったこともあって、記者会見全体が、質問する側の立ち居振る舞いも含めて「見える化」されるようになってきたことがその主な要因だと思う。基本的に私
2013年04月30日 BBC幹部「我々は(戦意高揚のための)国民的チアリーダーでも、(英国外交アピールのための)親善大使でもない。」 伝統的にいわゆる「国民国家」とマスメディアとは、コインの裏表のように結びついてきた。 これはメディア論的に言えば、 「日本人は、大晦日に、コタツに入って家族揃ってNHK紅白歌合戦を見る。」 のではなくて 「大晦日に、コタツに入って家族揃って、紅白歌合戦を見る人間こそが、日本人だ。」 ということである。紅白歌合戦の部分は、箱根駅伝でも、サザエさんでも、大河ドラマでも、月9でも、朝の連ドラでもいい。あるいはテレビ番組だけでなく、本ならば、夏目漱石でも、司馬遼太郎でもいいし、朝日新聞でも読売新聞でも別に構わない。 極限的な状況の仮定かもしれないが、あなたがもし、戦争という極限状況で、捕虜収容所の看守をやっているとして、捕虜の中に、日本のメディアやコンテンツに妙に
2013年04月01日 国民国家とメディアは表裏一体の共犯関係であり続けてきた〜BBC訪問記 ロンドンBBCを訪問させて貰う機会があったので、これからしばらくBBCを取り上げつつ、メディアと国民国家の関係性について考えてみたい。 MEDIA MAKERSでも繰り返し書いた、私の持論であるが、メディアと実世界とは表裏一体である。 メディア業や金融業のことを「虚業」という人もいるが、そんな人は何も分かっていない。虚業と実業は常にワンセットなのだ。昼があれば夜があるように、陸があれば、海があるように・・・。 金融資本家を排除したはずの、共産主義のご本家たる旧ソ連にも国営だが「銀行」はあった。およそマトモな近代国民国家で、運営や所有の形態は別にして、「銀行」のない国家は存在していない。同じように、通信社や新聞社のようなメディア組織が存在しない近代的な国民国家というものは全く考えられない。 「言論・
2013年03月10日 『「高感度な消費者」という言い方は消費者を馬鹿にしている。』〜田端発言録:【パネルディスカッション】2013年の展望 時代をつかむ高感度層はどこに? 先日、伊藤忠ファッションシステムさんが運営されているマーケティングに関する会員制サロン「Marketing Eye」にて「2013年の展望 時代をつかむ高感度層はどこに?」でマガジンハウス・GINZAの中島編集長と、伊藤忠FSの方とパネルディスカッションに参加させて頂きました。 その会員向けの紹介サイトの中から田端の発言部分だけを主に紹介させてもらう許可を頂きましたので転載して紹介します。今回のディスカッションに限らず、色々と面白いイベントを主催されているようですので、ご興味をお持ちになった方は是非、MarketingEyeにご加入くださいませ。 ===== 【パネルディスカッション】2013年の展望 時代をつかむ高感
2012年11月09日 『MEDIA MAKERS〜社会が動く「影響力」の正体』の第2章を無料公開 今日は事前プロモーションとして11月12日発売の拙著『MEDIA MAKERS〜社会が動く「影響力」の正体』の第2章を公開させて貰います。 なぜ、一般のビジネスパーソンにもメディアの知識が必要な時代になりつつあるのか?について説明しましょう。(「まえがき」から2章までをまとめてPDFで読みたい方はコチラからどうぞ) ======================== 第2章 一般ビジネスパーソンもメディアの知識が必要な時代 Ⅰ メディアとファイナンスの共通点 第1章で私は、「一般のビジネスパーソンもメディアについて知ることが、重要になってきている」とお話しました。この章ではその理由を説明していきます。 私は、メディアの業界で働きながら、個人的に株式投資が趣味(高く付く趣味ですが・・・)で、ファ
2012年10月28日 デジタル・マーケターにオススメする良書7冊〜『デジタルマーケタ―が読むべき100冊+α』より〜MEDIA MAKERS刊行記念 11月12日に宣伝会議から田端が書いた書籍が発売されることになりました。 その刊行に合わせた販促ブログ投稿の第1弾として、自著の宣伝ばかりでもアレなんで、先日、翔泳社さんから発売された「デジタルマーケターが読むべき100冊+α」の第一章「マーケティングビジョナリーが選ぶ54冊」において、田端が推薦したデジタルマーケター向けのオススメ本を紹介しつつ、自著も紹介することにしたいと思います。 MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体 内容紹介:メディアの知識は、現代ビジネスパーソンの一般教養です。メディアが毎日の隅々までを浸す「メディア爆発時代」。ビジネスの成否や、人生の質をも左右する「メディア・リテラシー」の身に付け方とは…?デジタ
2012年07月08日 LINEのマーケティングプラットフォーム化の推進や、NAVERまとめ、livedoorなどの提案力強化のための求人採用セミナー 田端と一緒に働くことに興味のある方ぜひ、どうぞ!!! LINEのマーケティングプラットフォーム化の推進や、NAVERまとめ、livedoorなどの提案力強化のために、即戦力となって活躍し、近い将来にマネージャーとなりえる中堅層のセールス人材を募集します。 爆発的に成長するユーザー基盤を背景に、新しいマーケティング手法や、キャンペーン・アイデア、デジタル技術のトレンドを貪欲に吸収しながら、日々、ハイスピードに変化する社内外の状況を捉え、主体的に斬新な企画提案を実行できる方を募集します。 イベントの詳細はこちら 今回のセミナーでは、広告事業部を統括する田端信太郎執行役員から、 事業内容や、NHN Japanのアカウントエグゼクティブ(広告営業)
2012年06月23日 田端信太郎氏「メディアの未来、メディアビジネスの未来」@グロービス・セミナー動画 5月末にグロービスさんで社内向けセミナーである「知の創造勉強会」で話をさせて頂く機会がありました。動画収録をして頂き、Youtubeにアップされたのでお知らせします。 インターネットの普及、デジタル時代の到来により、メディアの果たす役割が劇的に変化している。そもそも、メディアは何のために存在してきたのか。雑誌に可能でGoogl-eにできないことは何なのか。今後のメディアビジネスはテクノロジーによってどのような影響を受けるのか。フリーマガジンR25やBLOGOSなど、世の中の変化に即した-人気メディア誕生の立役者であるコンデナスト・デジタル、カントリーマネージャーの田端信太郎氏が語った。前編ではメディアの歴史と存在意義をひもとく 前編(約30分) 後編(約30分) このエントリーを Tw
2012年06月02日 5月末でコンデナストを退職し、6月からNHNに入社しました。 皆様 お世話になっております。田端でございます。 本日はお知らせがございます。 さて、5月末日をもちまして2年間勤めましたコンデナストデジタルを円満退職しまして、2年前にライブドアを買収し、昨年末に経営統合したNHN Japan株式会社に6月1日付けで入社をいたしました。 NHN Japanでは、執行役員 広告事業グループ長として、NHN Japanのメディア全般において、広告マネタイズを担当させて頂く予定です。具体的には、ポータルサイトlivedoorやlivedoor Blog、言論ニュースサイトBLOGOSなどに加え、日本国内で利用者が1500万人、全世界では3500万人を突破し、ユーザー急拡大中のスマートフォンアプリである「LINE」や、キュレーションプラットフォームである「NAVERまとめ」など
2012年04月18日 評価経済だって?貨幣の「互換性」を甘く見るな、と。 村上春樹は「金というものを真に意味づけるのは、その暗い夜のような無名性であり、息をのむばかりに圧倒的な互換性なのだ」と書いた。 これを下世話に私風に解説すると 「浅草の場末感ヤマ盛りのピンク映画館の入場料」と、「都心のオサレなシティホテルで飲むアールグレイの紅茶」は、その値段が1200円の貨幣という意味で表されるということに、入れ替え可能な互換性があるということ。そして、文房具屋のオジサンが、「このボールペン、田端君には500円で売るけど、他の人には100円だよ。だって田端君の財布に入ってるカネはFXで楽して稼いだカネだからね。」と言ったりするのはありえないよね、ということだろう。 岡田氏のアジテーションがきっかけになって、貨幣経済から評価経済への移行が云々という議論がネットのごく一部界隈でやかましい。一部で「貨幣
2012年03月10日 まとめサイトやトゥゲッターに「編集によるトリック」と「アントニーの詐術」への誘惑を見た〜「ある異常体験者の偏見」by山本七平から 「キュレーション」やまとめサイト作成が盛り上がってきている。 自分でも「まとめ」サイトをちょっくら実際に作ってみた。作りながら、ずっと、これは、何かの本で読んだような「引力」や「誘惑」を感じるな・・・と思ったのだが、さきほど本棚から手にとって読んでみて、やはり確信した。 トゥゲッターや「まとめ」サイトで、リンク集を作る行為は、「ある異常体験者の偏見(山本七平著)」で言われる「アントニーの詐術」の特に「編集の詐術」と極めて相性がイイのである。 常に作者には「事実によるトリック」へと誘惑される引力が働いている・・・・のだ、と。 少し長いですが、以下の引用文中での「手紙」をツイートに置き換えたり、リンクに置き換えてみつつ読んでください。 ある異
2012年02月28日 「資本」としてのデータ : Data is the next capital facebookに仮説として投稿したらそこそこ盛り上がったので、ストック化のためにブログ化します。 =========== Data is the next oilという話があるが、私はふと、Data is the next capitalでないか、と思ったのです。「精製」しないと使いものにならない点や、「油田」を押さえることが鍵になる、あらゆる産業に必要になるINPUTであるという点など、データを石油に例えるのも、あながちメタファーとして悪いとは思いません。しかし、石油に例えてしまうと、不適切な部分もあります。石油はコモディティだから、オカネを払えば誰でも買えます。また消費すれば消えてなくなるわけです。しかし、データは利用しても無くなるわけでもないし、むしろ適切に利用すればするほど、その
2012年02月01日 スマホ・ブームにはアプリと、最適化ウェブの二正面作戦で臨め 宣伝会議の1月1日発売号に寄稿させて頂いたのですが、もう書店の店頭からも消えたろう、ということでOKをもらったので、そちらの内容をブログにも転載します。 かなり基本で「当たり前」な内容なのですが、お目汚しを。 ====================== スマホ・ブームにはアプリと、最適化ウェブの二正面作戦で臨め今年はスマートフォンがギーク層でなく、普通の中高年や女性を含むマス層に向けブレイクした、スマートフォンのマス普及元年と言ってよい年だった。年初には「SmartPhone」というどこか縁遠かった存在が、年末には「スマホ」(流行語)という日常的で身近な存在に変わったのである。 そして、スマホの普及に伴い、「アプリ」も注目を集めている。現在、数十万本以上のアプリがiPhoneに投入されているという。筆者の
2012年01月06日 代官山蔦屋で雑誌黄金時代にタイムスリップ!〜雑誌の本質とは・・ 新年あけましておめでとうございます。噂の代官山T-SITEのツタヤに行って参りましたので、そのことを新年最初のブログに書きたいと思います。 まず、一人の書物・音楽・メディア好きとして、この余り儲かりそうには思えない施設を、ここまでの意気込みでOPENさせた蔦屋さんに素直に喝采を送りたいと思います。商業施設にこんなに興奮させられたのは本当に久々でした。大まかなコンセプト・意図は、私がブログに以前書いた「台北・Eslite 誠品書店に「書店」が進むべき未来を見た。」に近いと思いますが、単にその焼き直しに留まらない独自性も兼ね備えています。久々に、こういうオサレな雰囲気かつ骨太な思想をもったハコがある「TOKYO」住民であることを誇りに思える気持ちで嬉しくなりました。 「未来の書店」を体感したくて、台北まで行
2011年12月21日 自炊代行を提訴する作家の偽善〜再販制度での裁断本のほうが遥かに多いゾ この7人のセンセイによる記者会見での発言内容を読んだが、時代感覚のなさ、を露呈した迷会見だったと思う。(まあ、気持ちは分かるんだけどさw)スキャン代行業者提訴で作家7名はかく語りき東野圭吾氏、弘兼憲史氏など著名な作家・漫画家7名が、スキャン代行業者2社を提訴した問題。記者会見の場で7名は何を語ったのか。紙への思い、裁断本を含めた違法コピーへの憤り、出版業界の現状や未来など、各人がそれぞれの心情を吐露した内容をまとめた。私が思うに、小説家や漫画家が目指すべき本来的なアウトプット、目指すべき達成点は、ある種のストーリーを読者の脳内で紡ぎだし、読者の心をつかみ、深く揺り動かすことであって「インクが乗っかった物理的な紙の束」を届けることではないはずだ。 このセンセイ方は、アマ同人誌の発行者ではなく、商業出
2011年12月10日 メディアとしての「通貨」。なぜ月給1000ドルのほうが月給8000ランドよりも有難いのか? グローバル化された世界での「基軸通貨」というのは、価値尺度のコミュニケーション手段で、そこに信頼と実績に裏打ちされた「慣性の法則」が働く、という意味では、比喩でなく、本当に「メディア」(=媒介物&媒質)、そのものなんだな、と、この前のブログ記事を書きながら、はっと思った。 これでは抽象的すぎる言い方なので、もっと丁寧に、この意味を説明すると、例えば日本人が海外で働くとして、実質的には、全く同じ経済価値だとしても「あなたの給料は月に1000USドルです。」と言われた方が、「あなたの給料は月に8000南アフリカランドです。」と言われるよりも、絶対に安心感があるだろう。 これはなぜか? 多くの日本人にとっては、USドルのほうが、南アフリカ・ランドよりも、実際に長く慣れ親しみ、貨幣と
2011年11月20日 「変化に伴う混沌のショウルーム」としてのフランス革命 なんとなく、今、歴史的に大きな変化の時代にあるように、皆さん感じていると思う。 そんな時、私は、1789年に始まり、ほぼ人間1世代分を費やした広義のフランス革命で言うならば、今は、どのフェースだろうか、何年あたりだろうか、と夢想したりする。 私は、大学受験のとき、世界史選択であり、しかも、実質的に英語と社会しかない、入試方式の受験者だった。某義塾では、世界史の出題範囲が「近代以降から」となっており、何事も怠惰な私にとっては、傾向と対策を考えるうえで、特に好都合だった。 色々と分析した結果だが、世界史近代でも最頻出のゾーンは、広義のフランス革命周りであるということが明確になり、そのあたりは、山川の世界史を丸暗記する勢いで何度も読んでいた。 今にして思うのは、フランス革命というのは、世の中が、根本から引っ繰り返るよう
2011年11月12日 ちきりんは、「おちゃらけ」の皮をかぶった勝間和代、商人版の瀬戸内寂聴だった。 〜自分のアタマで考えよう:知識にだまされない思考の技術〜書評 献本を頂き、有難うございました。読んだ感想を、おちゃらけ書評です。ちきりんさんの正体見たり、の思いがする本でした。 自分のアタマで考えよう月間100万PVを誇る人気ブログ「Chikirinの日記」の筆者による初の完全書き下ろし。ユニークな記事を生み出す独自の思考法を公開します! ◎プロ野球の将来性◎結論が出ない会議の秘密◎少子化問題のゆくすえ◎婚活女子の判断基準◎消費者庁が生まれた真相◎就活で失敗しない方法◎自殺の最大の原因◎電気代の減らし方◎NHK、BBC、CNNの違い など、社会問題や日常の疑問を考えながら、「ちきりん流・思考の11のルール」をわかりやすく解説します。 第一線で活躍する経営者・ビジネスマン・コンサルタントも絶
2011年09月26日 情報爆発化時代のクロスメディア戦略〜JAGAT大会2011 皆様、お久しぶりです。日本印刷技術協会(JAGAT)という中堅の印刷会社が中心に加盟している印刷会社の業界団体があり、もう3ヶ月ほど前にそこで「情報爆発化時代のクロスメディア戦略」と題して、講演しました。 印刷会社の経営者、という、2011年ノいま、なかなかに難しい環境に置かれた方々への語りという文脈にはなっていますが、ここ最近、私が考えていることが、文章としてよくまとまっており、許可も頂いたので、転載して紹介します。 JAGAT大会2011 報告 クロスメディア分科会 情報爆発化時代のクロスメディア戦略 コンデナスト・デジタル カントリーマネージャー 田端 信太郎 氏 私はリクルートでフリーマガジン『R25』の立ち上げ、ライブドアでポータル、ブログの事業など、紙のビジネスからネットのビジネスまでいろいろと
2011年06月04日 情報=フリー時代におけるメディア企業の挑戦〜小林弘人(コバヘン)さんのBBT番組に田端が出演した際の動画がYoutubeにアップ 去年の秋に収録&放送されたと思うのですが、大前研一御大が主宰する有料ビジネス教育チャンネル「ビジネス・ブレークスルー」というCSチャンネルで、小林弘人(コバヘン)さんが主宰される番組に、私をゲストとして呼んで頂きました。 その回の動画の抜粋が、このたびYoutubeにアップされることになりました。 いろいろと、語らせてもらいましたので、興味のある方はぜひ御覧ください。 メディアの種類が増加し、技術が進んだ現在においては、企業が発信する情報を求めるコミュニティの存在こそが資産である。 ただし、その資産をいかに換金化していくかについては、企業側が知恵を絞って戦略を作らなければならない。特にコンテンツを扱う出版社は、それを二次元情報として発信す
2011年04月17日 宗教的前進主義者(グーグルCEO:ラリー・ペイジ)は、自分より低レベルの人には、無駄な説明(どうせ分りもせず的外れの心配するだけ)をしない人種だ 自分のTwitterの発言を少し寝かせて、後で読み返しつつ選び、ノイズを沈殿させ、思ったことを、コメントして、ブログ更新のお茶を濁すことにしてみる。 tabbata: 宗教的前進主義者(ペイジ)は、自分より低レベルの人には、無駄な説明(どうせ分りもせず的外れの心配するだけ)をしない人種だ。黙って自分(=ペイジ)の考えることに全力前進する。そうでなけれが、巨大企業を変えることはできない http://ow.ly/4BO5A グーグルは株価的には上下にボラティリティが高くなるでしょうね。ジョブスの復帰直後に、色が沢山あるiMac出したころは、ジョブスも結構、アナリストからボロカスに言われてたしなあ。 tabbata: この対談
2011年01月22日 台北・Eslite 誠品書店に「書店」が進むべき未来を見た。 つくづく思うが、テクノロジーというものは「残酷」なものだ。 新撰組のように、青春を捧げて剣術の修行に励んでみても、銃を手にした素人には敵わない。ロウソクの明かりに、どのような情緒があると言っても、2011年の今、ロウソクに明かりを灯すのは、誕生ケーキを前にして歌うほんの束の間であり、電灯を使わぬ生活など考えられない。 そのようにして消えていったものは多数ある。帆船、馬車、蒸気機関車、電信、タイプライター。たとえば私の記憶が鮮明にある範囲でも、ポケベルもそうだった。現在、30代の女性が「女子高生」と言われていたころには、「5643(ゴム持参)」といったように数文字の語呂合わせで、友人同士が公衆電話からプッシュ信号を押して、コミュニケーションしていたなんて、今の高校生にとっては、モールス信号なみの時代錯誤に思
2010年12月26日 GQ JAPAN ウェブサイト新規立ち上げのためのスタッフ募集 皆様、メリークリスマス。 世界で最も有名な求人広告 求む男子: 危険な旅。僅かな報酬、極寒、暗闇の長い日々、不断の危険、安全な帰還の保証無し。 成功の際には名誉と賞賛を得る。ではないですが、ガッツとやる気のある人材を求めます! 実は、来年の春に、GQ JAPANを、現状の本誌のプロモーションサイトではなく、独立したウェブメディアとして、リ・ローンチします! りローンチの総責任者は私なのですが、実際の編集およびその他業務の中核となって働いてくれるスタッフを1名募集します。 ぜひ、田端とみっちり仕事してやろうじゃないか、という方のご応募をお待ちしております。『GQ JAPAN』のウェブサイトの編集制作スタッフ(経験者)を募集いたします。アクセスの拡大・サイトメディアの価値向上を目指し、ソーシャルメディアや
2010年11月23日 メディアをなぜ作るのか?どう作るのか?@経団連 社内報委員会での基調講演 リクルート時代に大変にお世話になった先輩にお声掛け頂いたご縁で、なぜか、こんな私が経団連加入企業の社内広報担当の方が集まる年次総会で基調講演させて頂く機会がありました。 幹事的なことをやっているのは、リクルートとパナソニックの二社です。リクルートには「かもめ」という社内報があり、パナソニックには「Pana」という社内報があります。いずれの社内報も読んだ方はすぐに分かると思いますが、ときに自分たちの会社の在り方そのものにも批判的な目を向ける「経営との(微妙な)距離感」があります。 このメディアにおける対象との「距離感」、ジャーナリズム的な用語でいう「編集の独立」 というのは、昨日掲載した対談でも触れましたが、なかなかどうして深い話だな、と最近痛感しています。 (ちなみに、「編集の独立」とは、私が
2010年11月22日 iPadをはじめとするタブレット端末の登場や「オウンドメディア」の流行は、メディア業界に一体どのような変化をもたらすのか 最近すっかり、御無沙汰しており、告知ブログになってて恐縮です。 先日、メディア出版業界の専門誌の文化通信で対談させて頂きました。文化通信さんにも、対談相手の本間さんは、ずっと、私が対談させて頂きたいと思っていた方なので、大変にありがたく思い、また、本間さんと文化通信さんに快く、許可を快く頂いたので、対談内容を私のブログに掲載させて頂きます。 iPadをはじめとするタブレット端末の登場や「オウンドメディア」(自社媒体)の流行は、メディア業界に一体どのような変化をもたらすのか――。10月に開かれたデジタルマーケティングの国際カンファレンス「ad:tech tokyo 2010」にも登壇した、日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会で消費者メディア研究
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