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アメリカ大統領選
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メディアの仕事は、否が応なく変わらざる得なくなっている。 1つの大きな影響は、Ustreamなどの中継とTwitterだ。先日のソフトバンクとドコモの新製品発表でもこれらが活用され、多くの関心の高い人達はメディアからニュースが出る前に情報をゲットしてしまう。それも、記者というフィルターなしに生の情報にアクセスできる。場合によっては記者よりもその分野に精通している人もいるわけなので、そういった人のつぶやきを追いかけていれば、メディアのニュースからは読み取れない深い情報が得られたりもする。 すでにライブで情報を得てしまうと、その後に出てくるメディアのニュースは確認のために読まれることになる。ともすれば、タイトルを見ただけでスルーされかねない。これからの時代、これはもういかんともしがたいことだろう。 さらに、Ustreamなどの中継は、発表会現場に取材に行っている記者にも辛辣な状況を生み出してい
VMwareがSalesforce.comと提携により、新たにJavaの環境をクラウドで利用できるようになる。世界中にいるJavaの開発者にとっては確かに朗報だが、それでもやっぱりMicrosoftのAzureはかなり手強い存在だと思う。 私がAzureが手強いと思う最大の理由は、SQL Azureの存在だ。いまやなんらかのアプリケーションを作ろうと思えば、データベースを活用することはほぼ必須だ。逆にデータベースをうまく活用していないシステムには、なにかと不安がつきまとうことになるだろうか。 たんに、情報のリポジトリとして使う場合もあるだろうし、まさしくトランザクション処理のエンジンとしてデータベースを利用することもある。情報の入れ物として使い、その情報が大量にあるというのならいわゆるKey-Value型のデータベースを利用するほうが効率もパフォーマンスもいい場合もあるだろう。いまのところ
雑誌、最近はあまり買わなくなってしまった。というのも、なかなかまとまった時間をとって、雑誌を読むことができないからだ。 それでも、いくつかは購読している。現状では「SOTOKOTO (ソトコト)」「環境ビジネス」は定期購読の契約をしているし、その他にもバイク雑誌の「東本昌平 RIDE」やMac関連の雑誌、ビジネス雑誌、情報誌などは定期、不定期に書店で購入している。 このうち、ソトコトと環境ビジネスは是非とも電子化して欲しいなぁと思っている。というのも、これらの雑誌、持ち歩くにはちょっと重たいのでついつい、テーブル脇などに積んで置くことになる。そうすると、最初にパラパラと読んであとでじっくり読もうと思っても、いざ読もうした時には新しい雑誌がその上に積み上げられていて、なかなかじっくりと読むことにならないのだった。 さらに、これらの雑誌は一度読んでそれで満足する記事と、ストックしておいてあとか
先日、「Oracle Exadataに死角はないのか」というエントリーを書いた。エンタープライズデータベースというある種成熟した市場において、圧倒的なシェアを持っているOracleが提供するExadataには、なかなか死角は見つけられなかった。 さて、先日、Salesforce.comが東京で大きなイベントを開催した。その場で国内で初めて披露されたのが、Salesforce Chatterだ。このSalesforce Chatter、簡単に言ってしまえばTwitterやfacebookのようにリアルタイムなコミュニケーションを、企業内で行うための機能だ。 それではこの新しいSalesforce.comのソリューションには、死角はあるだろうか。結論から言ってしまえば、「死角はけっこうありそうだ」となる。この場合の死角というのは、サービスそのもの完成度とライバルの付け入る余地ということ。まずは
ここ最近、OracleからデータベースアプライアンスのExadataの導入事例リリースが立て続けに出ている。 これ以外にも、カルチュア・コンビニエンス・クラブのTポイントのデータを扱うデータウェアハウスに採用などなど。そんな中、先週にはOracle Exadataに関するプレス向けの勉強会なども行われ、絶賛プロモーション中という感じだ。 この説明会では、会社名は公にはできないけれど、Oracle Exadataについてはすでに数十の導入案件があるとか。この数十の「数」も大きいほうの数だと言っていたので、すでに50よりは多いのだろうか。ならばそこそこ値の張るものだから、かなりいいペースで引き合いが来ていると言えるだろう。 私はたまたま、いくつかのExadataを導入した顧客に話を聞く機会に恵まれたが、概ね顧客からも好評なのは間違いなさそうだ。とにかく、これを入れるだけで確実に旧来システムより
弊社は基本的には、受託のシステム開発のビジネスを行っている。ときにはメインフレームの案件すら手がけることもあるが、おもにはUNIXやLinux、Windowsをプラットホームに、C言語、Java、その他Perlやらアセンブラなどまで用い、幅広いシステム開発を行ってきた。 とはいえこの領域の仕事、先行きが明るいとは決して言えない。もちろんなくなることはないかもしれないが、いまやコードを書いたら書くだけある種負けなんじゃないかと思われるところもある。バグの問題もあるし、テストの手間もあるし、セキュリティリスクも考えないと。システム開発の現場ではリスクが増えているのに、対価は上がらない。上がらないどころか、下がっているというのが実情だ。 ★ そんなこともあり、遅ればせながらSaaS、クラウドにも進出している。既存のアプリケーションをSalesforce.comのForce.comの上に移植してみ
そういえば、昔はコピーをとることを「ゼロックスする」と言ったっけなぁなんてふと思い出すことになった。 小俣さんと同様、富士ゼロックスさんからDocuWorksのライセンスを提供してもらえたので、さっそく使ってみた。仕事柄、原稿の校正作業などで、ドキュメントにコメントを入れたりすることは多い。私が雑誌編集の仕事をしていた頃には、もちろん紙ベースのやりとりが主流だった。独特の校正記号でさまざまな直しの指示が入った原稿を受け取り、それを直してまた紙に打ち出し、著者や校正者に校正を依頼するという作業が繰り返され原稿ができあがっていく。その結果、1冊の雑誌記事ができあがる頃には、膨大なプリントアウトが手許に残ることになるのだ。 ところが最近は、あまり紙には印刷せずに電子ファイルのまま校正を行う。PDFの場合もあるし、Wordの変更履歴で直しのやり取りをすることも多い。じつは、このWordでの変更履歴
ここ最近は、電子出版に関する情報をなるべく積極的に集めようとしている。 iPadが出てきていないし、Kindleの日本語版もまだないので、どうも日本の電子出版については、まだ机上の話しが多いようにも思える。もちろん、これらデバイス周辺でないところでは、すでに電子出版と呼ばれるものがいくつかあるにはあるけれど、それが一般に受け入れられているとは言いにくい。 本格的に国内で電子出版が認知され、そのコンテンツが流通し始めるのは、やはりこれらのデバイスがある程度国内市場に普及してからのことになるのだろう。まだ少し時間的な猶予があるので、なんとか自分もそのときまでには、電子出版になんらか関わるビジネスをやりたいなぁと考えているところ。 ところで、電子出版へのアプローチは2つあるんだなぁと、ここ最近感じている。Kindleで小説なり新聞なりを読むというのは、既存の本や雑誌などの紙の出版物を置き換えるも
このブログはジャストシステムが提供している、xfy Blog Editorで書いている。その他にも個人でやっているブログをいくつかこれで一元管理しており、かなり便利に使わせてもらっている。 ところが、昨日急遽「xfy Blog Editor の新規販売を、2010年1月13日(水)をもちまして終了とさせていただきました。」というお知らせが届いてびっくり。これに伴い、「xfy Blog Editor LE無償版/無償試用版」はダウンロードは停止となってしまった。そのほかにも、xfyの「開発者コミュニティ」「xfy View Designer コミュニティ」も閉鎖になり、「xfy Basic Edition および 関連モジュール」「xfy View Designer および サンプル」もダウンロードが中止に。 これ、一気にxfy関連で商売にならないところは縮小する動きのようだ。経営体制が変わ
ここ一週間くらい、ブログが書けないでいる。その原因がTwitterだったりする。 かつては、新聞やネットの情報などからネタを探して、それをもとに周辺情報を検索などして確認しブログを書くということをしてきた。それがここ最近では、とりあえず気になることをどんどんtumblrでクリップし、連携してTwitterにつぶやいておく。そして、あとからそれらを見直し、整理してブログにするなんて方法をとっていた。 そこそここんな方法で順調にエントリーを書いてきたのだけれど、それが最近は止まってしまった。その原因の1つは、Twitter。Twitterなら、かなり感覚的におもしろい、気になることを手間なく発信できる。ところが、そのときはおもしろいと思ったことが、いざ後から見直してみると時間が経過してしまい色あせてしまう。そうなると、そこから手間と時間をかけ、ブログに組み立てる気になれなくなってしまったのだ。
米国時間の11日日曜日の夕方、正式なオープニングを明日に控え、いつもなら軽くてちょっとエンターテイメント性の高いステージが行われるOracle OpenWorldの日曜日の夕方。今年は、のっけからCEOラリー・エリソンにSunのスコット・マクネリという注目の2人が登場し、多いに盛り上がるキーノートが行われた。 キーノート会場に降りるエスカレータの正面にある、メインの展示スペースには、Sunのハードウェアによる新しいExadata V2が5台連なっている。 今日はSUNdayということで、日曜日とSunをかけている。まずは、若い頃のさまざまな写真や映像が大きなスクリーンに投影され、スコット・マクネリ氏が登壇、かなりノリノリの雰囲気で27年のSunのイノベーションの歴史を、おもしろおかしく振り返った。 PC上のNFSや、Open Source Softwareへの貢献、SPARCやSolari
日経新聞7日夕刊のトップは、『鳩山氏『90年比25%削減』中長期目標明言 国連で表明へ」というものだ。 6月に麻生首相が05年比15%(90年比8%)を削減目標にする、と言った温室効果ガスガスの削減目標。鳩山政権になったらどうなるのかなぁと思っていたら、早くも90年比で25%削減を、鳩山氏は明言したようだ。 この25%という数字自体は、もともと民主党のマニフェストにあったものなので、いまさら驚くことではない。そういう政権を、国民は選んだ訳だし。産業界、とくに鉄鋼業界などからは、断固阻止するなんて声も聞こえてくるらしい。 いまのところ、高速道路の無料化など温室効果ガスの削減よりはむしろ増えるんじゃないか、という政策が目についてしまう民主党の政策。既存の枠組みのなかで、企業努力や節約活動だけで温室効果ガス25%も減らすというのは、たしかに難しいだろう。まだこの件に関する具体的な政策が打ち出され
Twitterで、「この近所でおいしいランチが食べられる店はないですか」なんてつぶやくと、どこそこがいいですよという返信があるなんていうのは、もうごく当たり前の使い方だ。 これと似たようなことで、以前にここでもちょっと触れた、飲食店などのTwitter活用を考えることもできる。Twitterでお店の今日のおすすめや、いまの席の空き具合なんかをつぶやくというオーソドックな使い方はもちろんあるが、そのつぶやきはフォローしてくれている人にしか届かない。まあ、API経由でそのつぶやきを自社のWebページにも表示するようにしておけば、誰かがいつか見てくれるかもしれない。 つぶやきを見てくれる人を、なんとかして増やしたいと考える。たとえば、そのお店が麻布十番にあるのならば、麻布十番のことを頻繁につぶやいている人を検索して、どんどんこちらからフォローするという手がある。その人がフォローを返してくれるとは
この記事では年末商戦とのこと。これ以外にも、10月に800ドルくらいで発売されるという噂もあるようだ。上記の記事では、OSはiPhone OSでもなくMac OS Xでもない別物ではといった具合に、まだまだ不確定な状況でもあるが。個人的には、出てくるならOS XよりもiPhone OSにより近いものではと思っている。当然ながら、出たらかなり欲しいかも。 じつは、Tablet型の新たなデバイスに関しては、Androidを載せたマシンもいいのではと思っている。Netbook用のChorome OSよりも、個人的にはTablet用のAdoroidのほうが、ハードウェアベンダーもビジネスとしては新規の市場を作るわけだし、成功するのではと感じている。 そもそも、Androidは組み込みの世界ではすでにそれなりに注目を浴びているとのこと。@ITのMONOistにこんな記事が掲載されている。 記事によれ
先日の夜中に、映画ハリーポッターのヒロイン、Emma Watsonが交通事故で死亡という噂がTwitterの中を駆け巡った。 あっという間に、TLにこの話題がいくつも現れる。簡単には信じられない話題なので、Google Newsで裏を取ろうと検索するが関連するような話題はまるっきりヒットしない。最初の頃のTLにあった、この噂のネタ元のURLもアクセスが殺到しているのかなかなか表示されない。ここまでで、自分がこの話題を目にしてからほんの数分間の出来事だ。 そこで、Twitter上でEmma Watsonを検索してみた。すると、すでにものすごい数のつぶやきがヒットする。しかしながら、ほとんどのものが最初の噂と同様で、元ネタのURL以上の情報はなかった。だいたいが、最初のころの噂をそのままRT(Retweeting)したようなものばかりだった。 そうこうしているうちに、どうやらこれはガセネタらし
MSはクラウド上のアプリケーションのサービスとしては、すでにMicrosoft ONLINEとLIVEという2つのサービスを展開している。そして、プラットフォームのサービスとしては、Azure1本でいくのかと思っていたら、どうやら違ったようだ。 この記事を読む限りは、Dynamics XRMは、まさにSalesforce.comのPaaSのサービスとのガチンコ勝負になるソリューションのようだ。開発環境的なものの詳細は分からないけれど、そこはMSなのでぬかりなく用意してくるのだろう。 Azureについては、どちらかというと既存のサーバーの開発環境をクラウドにもっていたサービスであり、対抗となるのはGoogle AppEngineとかだと思われる。実際、Salesforce自身もAzureが直接のコンペにはならないと判断していたように思う。Azureが発表になった際には、たしかにそれを牽制はし
自分はそうではないけれど、Twitterに登録したはいいけれど、その後、幽霊会員になる人が大勢いるというのは、かなり理解できる話だと思う。 まず第1に、Twitterでアクティブな会員でいられるには、1日のかなり長い時間IP接続できる環境があることだと思う。つまり、1日1回程度つぶやくのではなく、つながっている間は相当な頻度でつぶやくことができないと、結果的には長続きしないのがTwitterだと思う。つまり、物理的につながっていて、それなりの時間をTwitterに避ける余裕が必要だ。多くの人は、そんな余裕はいないはずだから、幽霊になってしまうのだろう。 Twitterは、どんどんフォローしている人のつぶやきが流れていくので、溜めておいてあとから一気に読むというのはけっこう苦痛だ。だから、流れてしまった過去のつぶやきは、大抵の場合あきらめてしまう。その代わり、新幹線の中の文字ニュースみたいに
自腹で端末購入したUQ WiMAXですが、繋がらない。個人的には、いまのところ大きく期待はずれか。 自宅のある、東京都世田谷区北沢ではいい感じで繋がる。こりゃかなり期待できるかなと思ったのだが、江東区の門前仲町のオフィスではまったく繋がらない。これまでに外出先で接続できたのは、四谷の新宿通沿いのカフェだけ。渋谷駅近くのハンバーガーショップの窓際もダメだし、新宿の駅そばのビルの一室でもだめ(これも窓際まで行ったけどダメ)。某社の記者会見の会議室もダメだった。 そりゃあ、首都圏を面でカバーしつつあるのかもしれないけれど、ビルの中がこんなに弱いのではちょっと使い物にならない。だって、ノートPCを開くのは、公園のベンチなどの屋外ではなくて、通常はカフェや会議室などの屋内でしょう。業界筋のうわさ話によれば、電波の周波数の特性上、屋内はかなり厳しいだろうとのこと。しかし、ここまで弱いとなるとモニター期
Google.comには頻繁にアクセスしていても、Google.orgの存在は知らない人も多いかもしれない。 先日サンフランシスコで開催された、Dreamforce 2008には、このGoogle.orgのエグゼクティブ・ディレクターである、ブリリアント博士が登壇し講演を行っている。で、このGoogle.orgだが、なにかといえばGoogleの社会貢献活動の1つだ。 じつは、Googleは、Salesforceの有名な社会貢献活動の仕組みである1%モデルを真似した企業なのだ。ブリリアント博士は、GoogleはSalesforce.comの1%モデルをまねた、コピーしたのだと堂々と宣言した。Salesforce.comのCEOであるマーク・ベニオフ氏がフィランソロピー(Philanthropy:慈善活動、慈善事業、社会奉仕)の道を開き、Salesforce.comがさまざまな活動を実践してき
Dreamforce2日目の午後のキーノートに、ゲストスピーカーとしてジャーナリストであり作家であるMalcolm Gladwell氏が登場した。 彼のもっとも有名な著作は、ティッピングポイントに関するもの。これについては、手軽に読める文庫の翻訳版も出版されている。 口コミによるヒット商品が生まれる仕組みを、ウィルス感染をもとに分析しているもので、個人的にもかなり興味深いものだった。 で、今回はこのティッピングポイントの話ではなく、著作としては次に出版される本の中身の話。個人の能力をいかにして引き出し、それを世界に役立てるかという話だ。 個人が本来持っている能力を、いまの社会というか世界は阻害している。たとえば、貧しい地域において奨学金で中学、高校に行けるようにしても、ある地域では中学には行ってもその先の高校へは行かなかった。これは、高校がその地域のギャングのたまり場の向こう側にあったから
本日とある取材で、とても共感できる話を聞いた。3Kと言われて若者からも敬遠されているIT業界を、もしかしたら元気にするかもしれないという話だ。 取材はとある企業の災害対策の事例で、こちらはそのうち記事としてTechTargetで公開される予定。 IT業界の特に技術者の仕事が、どうすれば興味深く楽しいものになるのか。いまIT業界の中で嬉々として技術者が働いているのは、Googleのようなクラウドサービスを提供しているところだろう。その反対に打ちのめされ、過酷な環境で辛い思いで働いている顧客のシステムを開発している現場がたくさんある。両者はなにが違うかといえば、辛いほうは顧客先の要求を実現するために、時間に追われプレッシャーの中でなんとかまっとうに動くものを作ろうと必死になる。そこには新しいわくわくする何かを生み出すという感覚はなく、とにかく目の前の課題をこなすことに終始する。 対して、クラウ
自宅はまだ、NTT東日本のコンシューマ向けNGNサービスである「フレッツ光ネクスト」のサービス対象範囲には入っていない。そのためもあり、取材先や記事などでNGNの話を聞いても、いまひとつ実感がないとというか、NGNのすごさみたいなものがよく分からないのだった。 とはいえ、世間はNGNに注目している。世間はというのはもしかしたら誤解で、マスコミというかメディアは注目している、と言ったほうがいいのかもしれない。昨日行われたNGNの技術を利用するVPNで、Salesforce.comの米国サイトにセキュアに接続するサービス提供開始のプレス向け発表会には、NHKのTVカメラまで入り会場は記者で満席状態だった。 発表の詳細は、ITmediaや@ITの記事で確認して欲しい。 SaaSのサービスにおいて、重要な情報を他人に預けるのが不安というユーザーの声に対しては、いかにSalesforce.comのデ
岩永さんのブログにもコメントしたのだが、私はEM・ONEの操作を80%くらいは指で行っている。 当然ながら、細かい微妙なものの選択は難しい。とくに画面のはじにある、スクロールの三角印をタップするのは難しい。幸い、EM・ONEには、スクロール用のホイールダイヤルがあるので、メールの操作などではこれが重宝している。ところが、このホイールダイヤルが、すべてのアプリで対応しているわけではないので、ときどきとまどってしまうことになる。 指での操作とういうと、iPhoneやiPod touchだ。先日、Salesforce.comのカンファレンスイベントDreamforceに参加した際に、Salesforceのアプリケーションが簡単にiPhoneで使えるようになるという、Visualforceの説明を聞いた。基本的にはHTMLベースのページを、アップルが用意しているCSSをかませて表示するとのこと。そ
セールスフォース・ドットコムの新しいバージョンが8月にリリースされるとの発表があった。これは実に23世代目のバージョンアップであり、この世代からSaaSではなくPaaSになるとか。 発表の詳細は、@ITの記事に詳しく掲載されている。PaaSは"Platform as a Service"の略でパースと読む。ソフトウェアをサービスとして提供するところから発展し、プラットホームをサービスとして提供するということ。この方向に舵を切っているベンダーは、いまのところ他にはない。SaaS型で連携や拡張のためのAPIなどを持っているベンダーはあっても、開発環境をそしてアプリケーションの実行環境までもを、ネットワーク越しのサービスとして提供するところは、いまのところ他にはないのだ。 これは、感覚的にはデータセンターのホスティングサービスやレンタルサーバーサービスにむしろ近いかもしれない。めちゃめちゃサービ
Amazonは、やっぱり面白いなぁと思う。何がって、売れ筋商品の動向がちょっと変わっていて面白い。 ITmediaのニュースによると、「Amazon.co.jp 07上半期ランキング」が発表となったとのこと。この売れ筋の傾向が、おそらくリアルな店舗とは大きく異なるだろうと思われるものとなっているのだ。 ゲームとかはあまり得意分野ではないので、そのあたりの分析は記事にまかせるとして、個人的に一番面白いと思ったのは、ホーム&キッチンのところだ。「TANITAの体脂肪付きヘルスメーター」が3位なんていうのはフムフムという感じだが、2位の「ナショナルの鼻毛カッター」にはびっくりだ。そもそも鼻毛カッターって、そんなに需要が高い製品なのか。周りにこれを持っている人には、会ったことがないのだが。 ホーム&キッチンは、傾向として本体製品よりも周辺のメンテナンス部品や消耗品パーツみたいなものが多くランク入り
先週、小川さんのMODIPHIのプレス向け発表会に参加した。ここにエントリーを書こう書こうと思ってはいたのだが、なかなか時間がとれずタイミングを逸した感もあるが記しておく。 発表の内容やMODIPHIそのものはすでにニュースや小川さん自身からも紹介があるので、そちらを参照してもらうこととし、個人的な感想を。発表を聞いていて素直にFeedが面白そうだとは感じた。たしかにWebがあっという間に市民権を得たように、Feedが普及していく予感はする。とはいえ、FeedがWebにとって代わるものではない。小川さんも現状では、長い文章で読ませるものよりは、短い告知文のよう情報発信がFeedでは効果的と指摘していた。 MODIPHIを見ていて、blogをやめてこれを使うかという気にさせらるインターフェイスだっとのは確か。しかしながら、実際のところはまだFeedがメディアとして成熟していないので、不特定多
前回に引き続き、ちょっと時間は経ってしまったがジャストシステムの話題。前回はATOKってすごそうだということを書いたが、さて最近力を入れているxfyはどうだろう。 ジャストシステムのxfyについて、私が初めて話を聞いたのは1年以上前の米国での展示会ブースでのこと。簡単な説明を聞きデモもみせてもらったが、なんだかよくわからずピンとくるものはなかった。XMLベースのツールだということは理解できたが、誰が何のために使うものかが想像できなかったのだ。 その後、何度か説明会などでxfyについて話を聞く機会があったが、その過程を経ても「誰が何のために?」の状況は変わらず。すごそうで便利そうだが誰が使うのだろうか、これを使うとどのような仕事が効率化できるかといったあたりが、ずっと疑問として残っていたのだ。 で、今回のブロガーズミーティング。xfyで作られたブログエディタについて説明を聞き、デモをみせても
先日、ここのブログでも書いたが、セキュリティ監査が入ったことをきっかけにオフィスドアのオートロックを検討している。オートロックだけでなく、入退室管理が同時にできないか、そのときの認証にはICカードや生体認証を使うのがいいのではないか、などと考えると話がどんどん膨らんでいく。 当然ながら、オフィスのデスクではPCを利用してる。ノートPCは容易に持ち出せないようにワイヤーロックするであるとか、席を離れるときはパスワード付きのスクリーンロックをかけるなんていうのも、セキュリティ監査の項目にはあがっている。ICカードでこれが管理できれば、席を離れるときにカードを引き抜き、同じカードで入退室管理もできて一石二鳥だななんて考えてしまう。 で、SunのSun Rayなのだ。ブロガーズミーティングで最新のSun Rayの利用方法の紹介があったのだが、これがなかなかいい。ICカードを作業の途中で、なんの処理
今年は仮想化が流行るだろうなぁと思っていたのだが、11月になってVMwareが面白いことを始めた。なんと、仮想アプライアンスのマーケットプレイスを開設したというのだ。 記事によると、VMwareは顧客に300を超える仮想アプライアンスを提供するマーケットプレイスを開設したとのこと。提供されるアプライアンスはコラボレーション、電子メールセキュリティ、侵入検知などさまざまなものがあるようだ。使いたい人はアプライアンスをダウンロードして、VMware PlayerやVMware Serverで利用できるとのこと。★によるレイティング機能もあって、どのアプライアンスが人気があるかも一目瞭然だ。 これは、従来のインストールというか、ソフトウェアの配布の概念が大きく変化する話であろう。ソフトウェアの稼動条件がどうとか、他のソフトとの相性がどうであるとかいうことを心配する必要がないのだ。これを入れると、
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