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アメリカ大統領選
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それでは1500年2月を表示してみよう。 cal 2 1500 February 1500 S M Tu W Th F S 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 この年はうるう年であることがわかる。 次に1900年2月を表示してみよう。 cal 2 1900 February 1900 S M Tu W Th F S 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 この年はうるう年でないことがわかる。 それではうるう年はどのように決まっているのだろうか。実は1500年の表示はユリウス暦で、1900年の表示はグレゴリオ暦なのである。 ユリウス暦はユリウス・カエサル(Juliu
佐藤和美 漢字には音読と訓読があるが、訓読がいわゆるヤマトコトバ(もとからの日本の言葉)で、音読は漢字と共に日本に入ってきた中国語が変化したものである。漢字とは漢民族のつくった文字という意味である。漢字と中国語(音読)が入って来た事により、ヤマトコトバは日本語になったと言えるだろう。 中国語が入って来て日本語もずいぶん便利になった。例えば「十一」を「とおあまりひとつ」と言っていたのが「ジュウイチ」と、以前の半分の音節で言えるようになったのである。 古墳時代に日本に入って来た漢字は、500年ほどの時間を経て仮名を生み出していった。漢字がその意味を無視して、その音(おん)だけを使う仮名的用法に使われだしたのは万葉仮名からである。「星」を「保思」、「草」を「久佐」と書いたりするのがその例である。漢字は真名(まな)と呼ばれていた。仮名はそれに対するものである。 仮名には平仮名と片仮名がある。平仮名
佐藤和美 「カ氏」というのはファーレンハイトによって始められた温度体系である。「カ氏」とは「ファーレンハイト氏」ということだが、ではなぜ「ファーレンハイト氏」が「カ氏」になってしまったのだろうか。以下で資料の中を旅して、その経過を追ってみたい。 まずは、「広辞苑第四版」(岩波書店)の「カ氏」の項を見てみよう。 「カ氏 (創始者のドイツの物理学者ファーレンハイト(Gabriel Daniel Fahrenheit)の名に中国で華倫海の字を当てたことから)カ氏温度の略。華氏。」 これで「ファーレンハイト」に中国語の発音で「華倫海」の字を当てたことがわかる。 それでは中国語の「華」はなんと発音するのだろうか。 「中日辞典」(小学館)を引いてみると、「華」の発音は「hua」であることがわかる。つまり「ファーレンハイト」の「ファー」に「華」(hua)の字を当てたのである。 漢字と音読みは千年以上前に
日本語の歴史をつらぬく基本法則に唇音退化の法則がある。つまりくちびるを使って発音する音が退化していったということなのだが、「は」行音はそのよい見本なのである。 参考資料 小松秀雄『日本語の音韻』中央公論社 (1987・7・7) (注1) 「p」:両唇破裂音 「φ」:両唇摩擦音 「h」:声門摩擦音 「f」:唇歯摩擦音 (注2) 「フ」は「φu」のままで「hu」に変わらなかった。現在ヘボン式ローマ字で「フ」を[fu」と表記するのはその名残である。「ヒ」は[hi]からさらに発音が変わった。現在の「ヒ」は発音記号では「hi」ではない。(JISコードにない) (注3) 「言葉・思いつくままに」より。 「「母(はは)」の発音」(2006/09/18) 「母(はは)」の発音については「は行音について」で書いたことがありますが、実はこれではふれていないことがあります。 小学館『日本国語大辞典』からです。
佐藤和美 HTMLでは「<」、「>」などはタグの記号なので、文字として表示する場合はそのまま使えない。「<」は「<」、「>」は「>」としなければならない。それではこの「lt」、「gt」にはどういう意味があるのだろうか。 日本でも俗に、「>」を「大(だい)なり」、「<」を「小(しょう)なり」という。「>」の「gt」は「greater than」の、「<」の「lt」は「less than」の略なのである。日本語と対応しているのがわかるだろう。 「GT」、「LT」は歴史が古く、1956年から始まったFortranですでに比較演算子として使用されている。40年余の歴史があるのである。コンピュータの世界で40年と言ったら、十分歴史があると言っていいだろう。 (1998・5・12)
color 佐藤和美 (98/05/23 20:30) きのうの続きです。 きのうはスペルが同じで発音が違う単語の話でしたが、今日は発音が同じでスペルが違う場合があるという話です。 中学校で習う「color」ですが、これが実はアメリカでのスペルです。イギリスでは「colour」になります。テレビとかディスプレイでも「色」が英語で書いてあったら「color」のほうでしょうね。 もうひとつ、「プログラム」のスペルですが、アメリカでは「program」、イギリスでは「programme」と書くことが多いそうです。 x[ks] 佐藤和美 (98/06/22 21:00) 英語での「x」の発音記号は[ks]です。「next」は「ネクスト」ですが、「text」はなんで「テキスト」なんでしょうか。やっぱり「テクスト」ですよね。この「キス」となまるのは、日本語特有のようです。 インターネットをやってる人な
佐藤和美 Windowsで「コントロールパネル」の「日付と時刻」を開き、「タイムゾーン」を選択すると、日本に設定してあるなら(GMT+09:00)という文字が目にとまるだろう。 時差は360゚で24時間、15゚で1時間である。日本の時差を考えるとき、東経120゚では8時間、135゚では9時間、150゚では10時間だから、地図を見れば一目でわかるが、日本の時差は9時間とするのが妥当だろう。東経120゚は台湾のあたりだし、東経150゚は択捉島の東である。(明石とは全然関係ない) GMT(Greenwich Mean Time)とはグリニッジ標準時のことだが、実は私達の使っている時刻はグリニッジ標準時をもとにしてはいない。私達の使っている時刻はUTC(Coordinated Universal Time:協定世界時)をもとにしているのである。この表示は本来(UTC+09:00)とすべきなのである
佐藤和美 コンピュータのディスプレイでの色の指定は光の三原色R(Red)、G(Green)、B(Blue)の加法混色によって行われている。 色の指定はそれぞれの色を1バイト(8ビット)を使った256(=28)段階で行う。3色の混色により指定できる合計色数は3バイト(24ビット(=8×3))を使った約1600万(=224)色になる。この色数をフルカラー(またはトゥルーカラー)という。これ以上細かく色指定しても人間の目には色の違いを識別できないので、これより細かい指定をしても意味はない。 ちなみに、絵の具でR、G、Bを混ぜても白にはならない。(理論的には、R、G、Bに不純物がないならば、黒になる。)絵の具の色を混ぜるのは減法混色だからである。 1バイト(8ビット)は10進法では0~255、16進法では0~ffである。 一つの色は16進法では00~ffで表わせるので、三色は000000~ffff
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北海道には本州以南とはちょっと感じの違う地名がならんでいます。この地名の多くは実はアイヌ語に由来しています。私は以前からこのアイヌ語の地名に興味がありましたので、いろいろ調べてみました。そしてその結果をまとめてみました。北海道の中でも比較的有名な地域を選んでいますので、北海道以外にお住まいのかたも旅行などで行ったことがあるなら、聞いたことのある地名がでてくるでしょう。私も北海道に旅行して、アイヌ語地名に興味を持つようになりました。少しずつでも内容を充実していきたいと思っています。 日本語の中のアイヌ語 :ラッコもトナカイもアイヌ語です。それ以外にはなにがあるかな? 地名の中のアイヌ語 :アイヌ語地名の中にはどのようなアイヌ語が隠れているのでしょうか。アイヌ語地名によく出てくるアイヌ語について考察したものです。 知床地名行 :知床半島のアイヌ語地名を考察したものです。 網走地名行 :網走付近
佐藤和美 誤読 佐藤和美 (1998/06/20 11:00) 「凡例」をなんと読むでしょうか。これはわりと有名なまちがえやすい字です。答えは「はんれい」です。 私は高校時代に「五十歩百歩」を「ごじゅっぽひゃっぽ」で辞書をひいて、出てこなかった経験があります。出てくるわけないですね。正しくは「ごじっぽひゃっぽ」ですから。 「早急」はなんと読むでしょうか。答えは「さっきゅう」です。「そうきゅう」という読み方は本来はまちがいですが、「そうきゅう」と読む人がだんだん増えて、それでとおるようになってしまいました。こういうのを慣用読みといいます。 「発足」の読み方 GAUCHA (2001/08/30 12:30) 組織などが設立されて活動を始めるという意味の「発足」を、私は「ほっそく」と読んできましたが、辞書は「はっそく」も見出し語として載せています。三省堂の新明解国語辞典には「ほっそく」の新しい
日本語の中のアイヌ語 佐藤和美 日本語 アイヌ語 意味 備考 ラッコ ラッコ(rakko) rakko(ラッコ) トナカイ トゥナッカイ(tunakkay) tunakkay(トナカイ) シシャモ シュシャム(susam) susu(柳)+ham(葉) エトピリカ エトゥピリカ(etupirka) etu(くちばし)+pirka(美しい) 鳥の名 ルイベ ルイペ(ruype) ru(とける)+ipe(食料) 鮭を凍らせた食べ物 アイヌ アイヌ(aynu) aynu(人間) コタン コタン(kotan) kotan(集落) ニシパ ニシパ(nispa) nispa(裕福な人、~さん) ピリカ ピリカ(pirka) pirka(良い、美しい) カムイ カムイ(kamuy) kamuy(神) ユーカラ ユーカラ(yukar) yukar(ユーカラ) アイヌ叙事詩 コロポックル コロポックル(ko
SINCE:1997/10/08 LAST UPDATE:2011/05/03 このホームページでは言葉に関するいろいろなことを考えていきたいと思っています。中国語と日本語の関係(漢字の音読のルーツは中国語)、本土方言と沖縄方言の関係(本土方言eは沖縄方言ではiになる。雨は本土方言であめ(ame)、沖縄方言であみ(ami))、北海道のアイヌ語地名、英語の語源、等いろいろ考察していきたいと思います。 言葉・思いつくままに:言葉に関して思いつくことなどを書いていくつもりです。 伝言板:伝言板の過去ログです。 日本語とその周辺 :日本語を中心に言葉に関するいろいろなことを考察します。中国語がどのように日本語に入って音読になったのか。本土方言と沖縄方言はどのように対応するのか等。 北海道のアイヌ語地名:北海道には本州以南とはちょっと感じの違う地名がならんでいます。この地名の多くは実はアイヌ語に由来
このホームページでは言葉に関するいろいろなことを、日本語を中心に考えていきたいと思っています。中国語がどのように日本語に入って音読になったのか、本土方言と沖縄方言はどのように対応するのか、等いろいろ考察していきたいと思います。 ご意見・ご感想などありましたら、伝言板・メールへお願いします。 語源・思いつくままに(日本語編):伝言板から日本語の語源等に関する話題をピックアップしました。 酒飲みを「左党」というのはなぜ? お茶の色は茶色? 等 語源・思いつくままに(日本語編)PART2:伝言板から日本語の語源等に関する話題をピックアップしました。 「鯖を読む」の語源 「べそをかく」の「べそ」って? 「らりる」の語源 等 語源・思いつくままに(日本語編)PART3:伝言板から日本語の語源等に関する話題をピックアップしました。 「おとうと」、「しろうと」の「うと」って? 「ぐっすり」の語源は「go
「ア」+「イ」=「エ」 佐藤和美 (98/06/18 20:00) 「入る」(はいる)を「へーる」と発音することがあります。これはなぜなんでしょうか。 「ア」、「エ」、「イ」と発音してみてください。口がだんだん閉じてきますね。ところで「ア」、「イ」という時、口を移動させるのがめんどうですね。そういうときはどうしたらいいでしょうか。そういうときは「ア」と「イ」の中間の音「エ」で間に合わせればいいのです。「ア」+「イ」=「エ」というわけです。これで「はいる」が「へーる」になりますね。 「あ、か、さ、た、な」の順番 佐藤和美 (98/06/24 12/58) 最初の書き込みは50音図で驚いたというのを書きましょう。 50音図の「あ、か、さ、た、な」の順番ですが、実はあれには規則性があるのです。 「あ、か、さ、た、な」と発音してみてください。調音点(発音のために舌、上あごなどが接触する点)が口の奥
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