前回児童ポルノ改正法案の表現の影響について書きましたが、それの続編というか、少しまた違う角度から社会倫理と表現規制の問題について考えてみます。 前回の記事はこちら。 児童ポルノ改正法案問題とクールジャパン問題と残酷なグローバリズム via Hays Code | Publish with Glogster! 倫理観・道徳と表現の規制で僕が思い出すのはやはり30年代から30年間ハリウッドを規制し続けたヘイズコードです。これはぶっちゃけ児童ポルノ規制も霞むくらいの厳しい規制でした。 ヘイズコードとはアメリカ映画製作配給社連盟が規定した自主規定。この自主規定が生まれた背景には政治的な圧力がもちろんあり、法によって規制される前に自ら規範を示すことで、介入をとどめようとしたのが狙いが言われています。当時のアメリカ映画製作配給社連盟の代表を務めていたのが共和党の政治家ウィル・ヘイズであったことからヘイ
先の投稿では、ソーシャルゲーム規制論の本質は「賭博罪にはない」というお話をしました。本日は「じゃぁ、本質はどこにあんのよ?」というお話をしようと思います。 争点1. ソーシャルゲームは何処を目指しているのか? 我が国において射幸性に関連するゲームは、その度合いの高低によって幾つかの分類が存在しており、それを大雑把に纏めたのが以下のプロット図となります。 当然、最も射幸性が高いとされるのは、刑法第185条で禁じられている「賭博」にあたるもので、我が国では公営賭博のみが特別法によって合法的に営むことが出来るものとして規定されています。一方、最も射幸性が低いと考えられているのが景品や懸賞と呼ばれるもの。これらは、あくまで主たる商行為に付随する「オマケ」として提供されるものであり、ゲームの参加自体にお金を払うものでは有りません。よって、一般的な商行為の一環として特に許認可等の取得の必要とされてない
一連のB-CAS関連の動きは、ソフトCASの登場で一つの区切りを迎えました。が、今後はより焦臭い方面に動きがあるようなのです。 今国会に著作権法の改定案が提出されているのはご存知の通りです。いまだ審議中で成立するかどうなるか全く分かりませんが、中身は主にアクセスコントロールの違法化にあるため、我々の生活への影響は少ないものです。後付けでいわゆる「違法ダウンロード厳罰化」が盛り込まれるのも一度は避けられた、というものになっていました。ところが、再び「修正案」という名目で、これに潜り込ませる形で、我々に情報が開示されない法律を成立させようという動きがあるのです。 <違法ダウンロード罰則案>国会提出へ ワンクリックで犯罪? 自民・公明両党が法案を提出するとまた一からやり直しになるため、修正案として提案する、という形を取るという者です。現在出されている著作権法改定案はネット経由のダウンロードには触
児童ポルノ嗜好の人達、ご苦労様です。 こそこそやってればお咎めなしなのに、おおっぴらにやるからアウトになっちゃうんだよ。もっとこそこそやれよ。ネットで議論が進めば進むほど、適当なところだけ切り取られて、「うわーやっぱ児童ポルノはいかんよ」となるのだよ。 お前らはやり過ぎたんだよ。日の当たらない端っこ歩けよ。堂々と歩くから刺されるんだよ。 あと、そういうコンテンツで利益を上げている連中は商売を守りたければ、自主規制団体でも作って天下りを受け入れるなり、ロビー活動するなりやっとけよ。それがこの国のやり方なんだからさあ。規制はヤダ、稼ぎは全部自分。そうはいかないんだよ。お上にちゃんと許可取れよ。 本当は、そういう事に関してどっかでは打診があったんだろ?それ無視しちゃったんじゃない? ニコニコ動画みたいにヤバくなる前にちゃんと動かないからダメなんだよ。 ルールを守らないから、叩かれてる事に気が付か
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