かつて日本からの輸入商品が米国市場に現れた時、米国人は当初は「安かろう、悪かろう」という眼でこういう商品を見ていた。しばらくして日本から来る商品の品質が意外によく、欧米製を凌駕するものも多いことが分かると、一部の人達は率直にそれを評価し、「品質にこだわるのは日本人の美点で、品質では日本製がベストかもしれない」と考えるに至ったが、それでも多くの人達は、自らのプライドにこだわり、「所詮は人真似に過ぎない」「不公正なやり方で政府(MITI)が日本企業を保護している故の競争力だ」等と言っていた。 東芝の子会社が単純な不注意から「高性能の音の出ないスクリュー」をソ連に輸出した時には、これがソ連海軍の原子力潜水艦に利用されて探知が難しくなることを懸念した米国の一部の議員達は、「日本は金儲けの為なら自由陣営の安全保障のことも考えない」として、キャピトルヒルの前で東芝製のカセットデッキをハンマーで叩き潰す
![日本人は「過去の栄光」を忘れて中韓から学べ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5ca3e12d98a36e5b182766185b63cd33c26a509a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fagora-web.jp%2Fcms%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F07%2Fagora-twitter.jpg)