文部科学省は7日、「ライトノベル(ラノベ)」と呼ばれる若者向け小説に、教育上不適切な表現が多く含まれているとして、一部のタイトルに限り18歳未満の購入を制限する「成人指定」区分を導入する方針であることを明らかにした。これに対し、ラノベ作家でつくる日本ライトノベル協会は同日「憲法で保障された表現の自由にかかわる」として、抗議声明を発表した。 文科省が昨年行った「青少年における読書の実態調査」では、中高生の約7割が「ラノベを読んだことがある」と回答。「ラノベが及ぼす若者世代への影響は強い」と結論づけた。 この調査結果を受け、文科省ではラノベに該当する小説300作品を精査。その結果、全体の6割に相当する177作品に過激な暴力表現が、また約8割に当たる242作品に露骨な性的表現が見られることが分かった。 何を出しても売れない出版不況と言われる昨今だが、ラノベ市場だけは年10%ペースで成長を続けてお
ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ 「東京編」ロンドン・東京そしてNYといつの間にかいろんなところを転々とそしてまた東京に。海外なんて全く興味なかったし今もないという予想外の人生でした。今は東京に戻りしばらくお休みしていましたが少しずつ再開してみようかと思ってます。よろしくお願いします Tweet 草食系男子が増えすぎて・・・。女性は恋人もできないし結婚もできなくて大変だ・・・・。なんてよく言われる。あるいは、若者全般が草食化して・・・。お酒や車が売れませんなんていう愚痴も聞かれる。本当だろうか? まあ、若者全般の話はおいておいて、男性の話を考えてみよう。 男性は本当に草食化しているのだろうか? 単純な(数字の根拠がない)推論として、いくつか考えてみたい。 ①結婚のメリットの喪失 結婚のメリットとは何か?男性が外で働き稼ぐことに特化し、女性が家事に特化する。お互いがより得意な分野に
「台湾沖航空戦誤報」堀電も 大本営に届きながら抹殺された可能性が高まった小野寺信武官のヤルタ密約電報。書簡で「着信」を証言した大本営参謀の堀栄三氏自身がヤルタ会談4カ月前、台湾沖航空戦の戦果を訂正する電報を打ちながら、参謀本部作戦課を中心とする「奥の院」で握り潰されるなど、極秘情報は生かされなかった。ソ連に和平仲介を託す愚策によって終戦工作がもたつくうちに、原爆を投下され、ソ連の侵攻で多くの命を失い、北方領土を占領されただけに、機密情報を抹殺した代償はあまりにも大きい。(岡部伸)覆された定説 大戦末期の昭和20年2月4日から11日、米英ソ首脳がクリミア半島のヤルタに集まり、南樺太返還、千島列島引き渡しなどを条件にドイツ降伏3カ月後に対日参戦することが決まった。ヤルタ協定は密約だったため、「日本側は全く知らず、なおソ連に希望的観測をつないでいた」(防衛研究所戦史室『戦史叢書(そうしょ)』)と
インド大停電 安定成長が懸念される事態だ(8月8日付・読売社説) インド北部を中心に7月末、世界最大規模の大停電が発生し、国土のほぼ北半分に当たる広い地域で送電が止まった。 地下鉄や鉄道の運休、給水設備や炭鉱の作業用エレベーターの停止などで、人口の半数の約6億人が影響を受けたとされる。新興国を代表するインドの経済基盤の脆弱(ぜいじゃく)さを浮き彫りにしたと言えよう。 大停電の直接の原因は今なお、はっきりしていない。インド政府は調査委員会を設置した。徹底的に原因を究明し、再発防止に努めてもらいたい。 高度経済成長に伴って電力需要が急増し、発電所や送電網などの整備が追いついていない。それがインドの現状である。 総発電能力の半分以上を占める石炭火力発電の場合、いくら設備を増設しても、肝心の燃料である石炭は、国内産の増産が間に合わず、外国産は高価で輸入が難しい、という事情もある。 送電網の老朽化に
ロンドン・オリンピックを観るために夜更かしや早起きが重なり、生活のリズムが乱れた。一旦観始めると、瞬く間に時が過ぎ、気が付くと日付が変わっている。自分の「愛国者」ぶりにわれながら驚いた。 ≪勝と榎本の出処進退批判した福沢≫ オリンピック競技で日本選手を応援する気持ちが沸々と湧いてくるのはいかんともしがたい不思議な現象だ。同じ選手が、国内試合で競技していても、同じ気持ちに襲われることはない。言うまでもないが、二、三の選手を除くと、スターに抱くような憧れを日頃から持っているわけではない。 この気持ちは、自分が外国に出たときに、日本が批判されると弁護し、日本を軽侮するような発言に腹を立てるのと同根だと気付くようになった。いい意味でも、悪い意味でも、これがいわゆる愛国の精神なのだと。 オリンピックのメダルへの国民の興奮、そしてしばらくすると巡り来る終戦記念日のことを考え合わせると、「愛国」とは何か
今年もエンジュの花が炎天下の歩道に薄黄色のジュウタンを敷いている。樹上にあるときは緑の葉に隠れ目立たない。落花して初めてその可憐(かれん)さに気付かせる控えめな花である。そのエンジュの季節に、石井恭一さんというカトリックの修道士の訃報を聞いた。 ▼石井さんは昭和20年8月9日、長崎の高射砲部隊にいて原爆に遭遇した。21歳のときだ。命は助かったものの、その惨状とキノコ雲を見て「残りの生涯は神に捧(ささ)げよう」と決意する。戦後まもなくラ・サール会という修道会に入り、修道院での生活を始めた。 ▼修道会が経営する学校で教壇に立ったこともあるが、大半は仙台市郊外の児童養護施設に勤めた。昭和23年、戦災孤児を救うためにラ・サール会が建設した施設である。作家の故井上ひさしさんも、ここで少年時代の何年かを過ごしたことがある。 ▼当初、戦災孤児たちが成長すれば、役目も終わりだと考えていたという。しかしその
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