電通は12月28日、東京労働局から労働基準法違反の容疑で書類送検されたことを受け、「事態を厳粛に受け止めている」としてお詫びのコメントと共に、現状の認識と今後の労働環境改革、社内処分について発表しました。 2015年4月に同社に入社し、同年12月25日に亡くなった高橋まつりさんについては、内部調査に加えて法律事務所による調査を実施し事実関係を検証。その結果、「2015年10月から急激に業務量が増大し、12月にかけて長時間労働の状態」で、かつ「仕事への責任感や職場での人間関係等が高橋さんにとって強い心理的ストレス」となり、それらが自殺の原因となった可能性は否定できないとの報告を受けたことを明らかにしています。 2016年9月30日に労働基準監督署が労災認定をしています 同社は新入社員だった高橋さんに対し、「パワハラとの指摘も否定できない」「行き過ぎた指導があった」ことを認識。法的には不法行為