コモンズ:スコラ、シリーズ第11巻のテーマは、『アフリカの伝統音楽(Traditional Music in Africa)』。 サハラ以南の広大なアフリカ地域を覆う伝統的な音文化の特色と魅力について、坂本龍一と民族音楽学者の塚田健一氏が独自の観点から解説します。 従来の「アフリカ音楽」から想起されるステレオタイプのイメージを「音」で解体し、新たに構築するschola第11巻『アフリカの伝統音楽』をぜひお楽しみください。 ■制作者クレジット 総合監修・選曲・執筆: 坂本龍一 監修・選曲・執筆・資料提供: 塚田健一 選曲補・執筆: 小沼純一 選曲補・執筆・資料提供: 分藤大翼/川瀬慈 編集:後藤繁雄/門松宏明 アート・ディレクション:中島英樹 説話「卵を嫁にした男」/ ルヴァレ族(ザンビア) 鳥の聞きなし/ ファンティ族(ガーナ) 笛言葉 / カビエ族(トーゴ) ムヴレレ合奏/ バンダ族(中
世界人口が100億人に達すると予測されるなか、21世紀後半まで人口が伸び続けるのはアフリカだ。 「紛争が多い」、「貧困層が多い」と、日本人は思いがちだが、現実は違う。 いま、アフリカに欧米、中国企業が相次ぎ進出しているが、現地の人々を幸福にできていない。 文化や習慣、言語などの違いといった「多様性」への理解が足りないからだ。 それができるのは、日本人。来るべき「アフリカの時代」を見据え、今こそ行動の時だ。 途上国が世界を 牽引する時代へ 2011年10月31日、世界の人口は70億人を突破した。国連人口基金が発表した「世界人口白書」によれば、50年までに世界の人口は90億人を突破し、今世紀中に100億人に達するという。 これだけでも衝撃的だが、今世紀中にもっと大きな変化が起きる。それは、「途上国が世界を牽引する時代」を迎えるということである。国連人口部の人口推移予測グラフを読み解くと、50年
2011/11/2911:1 AMP MUSIC、アフリカのインディーズ音楽を世界で販売するという挑戦 梅本優香里 ■ アフリカから、世界へ。 「これはフェアな方法だ。だって自分たちの音楽であろうとマイケル・ジャクソンであろうと、同じように並ぶんだろう?」 今年2月、わたしたちはAMP MUSIC(アンプミュージック)という音楽レーベルを立ち上げた。アフリカのインディーズミュージシャンの音楽を、インターネットを通じて、世界中の音楽ファンに届けようというものだ。 彼らのつくる音楽は、人びとがアフリカと聞いて思い浮かべる伝統音楽とは違い、ローカルのいまどきの若者たちが生活のなかで楽しんでいるポップスやヒップホップだ。ナイロビは、周辺の東アフリカ諸国からミュージシャンたちが夢をもって上京してくる音楽集積地で、クラブも音楽スタジオもたくさんあり、新しいアフリカ音楽が生まれる土地である。伝統音楽をベ
フランコフォンのアフリカの国々は、独立50周年にあたる2010年を祝っている。この50周年を踏まえて、アフリカ−フランス・サミットがフランスのニースで開催され、再びフランスとその旧植民地アフリカ諸国の騒動絶えない関係が注目を浴びることになった。アフリカの人々の多くは、独立しても大して発展していない自国の現状に、何が祝えることのなのかと疑問に感じている。怒りを抱いている多くの人々が嘆いていることは、アフリカ大陸は確かに天然資源に富んでいるが、依然としてこの資源によって呪われていることで、多くは海外の関心はこの呪いを持続させることにあると信じている。経済的な視点から見ると、アフリカはここ十年間品物の増加で便利になったが、期待していた程ではなかった。「何がアフリカを成長させるか」というMckinsey Quarterlyの報告では、著者がこう述べている。 石油は1999年の1バレル20ドルから、
6月30日twitterでも紹介しましたが、コンゴとルワンダ関係者の間で現在問題になっている国連報告書のannexです。 http://www.fdu-rwanda.com/wp-content/uploads/2012/06/Read-the-UN-Official-Report-Annex-here......pdf その内容を簡潔に書くと、 コンゴ東部に新しく設立された武装勢力M23に、ルワンダ政府が武器や新兵を提供していること ルワンダ政府は、ルワンダ人の若者(子供兵も含む)、武装した元兵士、そしてコンゴ難民を、ルワンダ国内でM23用にリクルートしていること M23は直接的、そして間接的に、FDLR(ルワンダ反政府勢力:1994年の虐殺の首謀者を中心に築かれた)と同盟関係にあること コンゴからルワンダに帰還した元FDLRを、M23は動員と後援していること これを読んで、?と疑問に思
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