このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。 掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。 © 2012 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
関連トピックス原子力発電所東京電力【動画】あんぽ柿今年も自粛柿をもぎ取って集める岡崎靖さん。「がっかりです。今年のは例年より小粒でしたが、甘かったはずですよ」=13日午前、福島県伊達市梁川町、浅野哲司撮影 【笠井哲也】福島県伊達市で、特産の干し柿「あんぽ柿」用の柿が収穫時期を迎えた。だが、東京電力福島第一原発事故の影響で、昨年に続き生産を自粛。とった柿は捨てるしかない。 岡崎勝衛さん(76)の柿畑では13日、赤茶に色づき、たわわになった実をもぎ取る作業が始まった。長男の靖さん(50)がとった柿があっという間に小さな山になった。 「がっかりしますよ」と靖さん。それでも収穫しておかなければ、東電から損害賠償を受け取れない。実をつけたままにしておくと、養分を吸われて木が弱ってしまう。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料
市場に流通しない自家栽培の野菜を食べた福島県の70代男性2人が、比較的高い1万ベクレル超の放射性物質を取り込む内部被ばくをしていたことが、東京大医科学研究所の調査で分かった。うち1人は約2万ベクレルに達したが、これによる被ばく線量は年0.85ミリシーベルトで、国が設けた食品からの被ばく限度(年1ミリシーベルト)は下回った。調べた坪倉正治医師は「健康被害が出るレベルではないが、自家栽培の野菜などを食べる場合は検査してほしい」と話す。 2人の男性は、同県川俣町と二本松市在住。今年7〜8月、内部被ばく量を測定する装置「ホールボディーカウンター」を使い、体内の放射性セシウム(134と137)の量を調べた。その結果、川俣町の男性からは1万9507ベクレル、その妻からは7724ベクレルが検出された。二本松市の男性の内部被ばく量は1万1191ベクレル、妻は6771ベクレルだった。いずれも東京電力福島第1
千葉県内のJAや酪農協など44団体が原発事故対策のため設置した協議会は24日、農産物などが受けた損害計21億3800万円を東京電力に請求することを決めた。第9次の請求となる。 主に昨年8月~今年3月に、放射性物質の汚染に対する懸念から生じた風評被害による値下がりと、放射性物質の検出による出荷制限で生じた損害で、農産物は19億9100万円、牧草や肉牛など畜産関連が1億4700万円。延べ9128人による請求としている。 また、東電がこの日までに協議会からの1~6次請求分45億円について満額支払うことを認め、両者で和解が成立する見通しとなった。すでに41億円を支払い済みで残りも5月中に支払う。出荷制限などは続いており、協議会は引き続き賠償を請求していく方針。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く