南スーダン、難民帰還で首都が膨張=橋建設や環状道路計画も−期待高い自衛隊PKO 南スーダン、難民帰還で首都が膨張=橋建設や環状道路計画も−期待高い自衛隊PKO 【ジュバ時事】長年の内戦で荒廃したアフリカ54番目の新国家、南スーダンの首都ジュバは、周辺から難民らが大量帰還し、約40万人とされる都市は膨張を続けている。だが、道路網は整備が追い付いていない。国連平和維持活動(PKO)に参加し、道路建設などインフラ整備に当たる自衛隊への期待は高い。 内戦やスーダン中央政府との対立で開発から取り残されてきたジュバには四輪駆動車が多い。市内は未舗装路が少なくなく、雨期には普通車では通行困難な場所があるためだ。隣国と結ぶ物流の大動脈は、ナイル川に架かる唯一の橋に頼っており、経済活動の活発化とともに渋滞が拡大しつつある。 日本の国際協力機構(JICA)は独立前の2008年、当局に第2の橋の建設を含む環